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へバーデン結節にはテーピングが効く?その方法とは

更新日:2018/06/20 公開日:2016/11/17

ヘバーデン結節の治療

手指の第一関節の痛みが、ヘバーデン結節の初期症状であり、多くの患者が悩まされる症状です。痛みを軽減する方法の1つに、テーピングがあります。テーピングにはどのような効果があるのかドクター監修の記事で解説します。

ヘバーデン結節の症状の1つに、手指の第一関節の痛みがあげられます。この痛みを和らげる方法として、テーピングがあります。テーピングは、根本的な治療になることはありませんが、対症療法としての効果が期待できます。ここでは、へバーデン結節に対するテーピングの効果やリスクについて詳しく解説します。

へバーデン結節の症状

ヘバーデン結節は、手指の第一関節が赤く腫れたり、痛みが現れる病気です。特に、指を動かした際に第一関節だけが痛む点が特徴で、第二関節が痛む場合はブシャール結節や関節リウマチが疑われます。また、腫れや痛みのほか、第一関節の近くに透明な水ぶくれのようなもの(ミューカスシスト、粘液嚢腫)ができることもあり、手を握る動作がしにくくなります。

テーピングによる効果について

ヘバーデン結節の治療には、保存的治療と手術的治療の2つがあります。割合としては、保存的治療を行うケースがほとんどで、局所を安静にする、固定装具を使う、ステロイド注射を打つ、消炎鎮痛剤(外用薬、内服薬)を使う、局所を温めるといった処置をほどこします。この保存的治療の一環として、多くの患者がテーピングを取り入れています。

テーピングの効果として、以下のような点があげられます。

  • 関節を固定することで局所の安定が保てる
  • 早い段階で手指を固定することで症状の進行を防ぎ、著しい変形を防ぐ
  • 痛みの出現を抑え、指先の動作をしやすくする
  • 指先が痛むのに手を使わなければならないとき、その痛みを軽減する

テーピング用テープの選び方

テーピングに使うテープにはさまざまな種類がありますが、ヘバーデン結節の場合、伸縮性のないテープを選ぶことをおすすめします。伸縮性のないテープを使うことで、固定性を高めることができます。一般に、ホワイトテープやサージカルテープ(医療用テープで、包帯やガーゼを止めたりするもの)を使うことが多いです。水仕事をする場合に役立つ、防水性のあるテープも販売されています。

テーピングの巻き方

巻き方は、基本的には痛む関節を覆うように指にテープを巻き付けるだけですが、医師の指導に従い正しい方法で巻くことが重要です。自己流の誤ったやり方で巻くと、逆効果となる場合があります。たとえば他の指の関節にダメージを与えてしまったり、強く巻きすぎることで血流が悪くなり、痛みがとれにくくなったりすることもあります。テーピングによる痛みの軽減は、あくまで対症療法にすぎません。テーピングとあわせて、食生活の改善や、手指の使い方の見直しなど、多方面から症状改善を目指すことが重要です。

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