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レバー状の鼻血の塊が出るのはなぜ?

更新日:2018/05/30 公開日:2016/11/21

鼻血の基礎知識

鼻血と一緒に出ることがあるレバー状の塊は「血餅」と呼ばれるものです。見慣れないものなので心配になるかもしれません。鼻血と一緒に血餅が出る原因などについて、ドクター監修のもと解説します。

鼻血と一緒に血の塊が出てくると驚かれることでしょう。このような鼻血の塊は血液が固まったもので、血餅けっぺいと呼ばれるものです。なぜ血餅が出てくるのか、原因について解説します。

鼻血はなぜ出るのか

そもそも、なぜ鼻血は出るのでしょうか。鼻血の多くは、鼻の入り口近くにあるキーゼルバッハ部位と呼ばれる場所から出ます。その部分には血管が集中しており、その部位がなんらかの刺激で傷つくことにより出血してしまうのです。

鼻血の塊が出るのはなぜか

鼻血と一緒にレバー状の血の塊が出てくることがあります。これは血餅と呼ばれ、血液の凝固作用によって鼻血が固まったものです。血餅には、赤血球、白血球、血小板などが含まれており、傷口をふさいで止血、傷口の保護、傷の修復といった働きがあります。

レバー状の血の塊や赤黒い塊が出てくると驚くものですが、前述したように、それ自体は傷口を治すためのかさぶたのようなものです。鼻血の塊が出たからといって過度に心配する必要はありません。

ただし、鼻血が頻繁に出る・止まらないとった症状があるようなら、高血圧症や肝機能障害、白血病、特発性血小板減少性紫斑病などの病気が潜んでいる可能性もあるので、注意が必要です。

鼻血と病気の関係について詳しくは『鼻血が出る病気について』をご覧ください。

鼻の中にかさぶたができやすい病気

では、鼻の中にかさぶたができやすい病気にはどのようなものがあるのでしょうか。

ドライノーズ

乾燥で鼻の粘膜が弱くなってしまう病気で、乾燥性鼻炎ともいわれています。鼻がムズムズしたり、鼻の奥が痛くなったりします。鼻の粘膜が弱くなるため出血しやすくなり、かさぶたができやすくなります。

ドライノーズについて詳しくは『鼻の中が乾燥するドライノーズとは』をご覧ください。

萎縮性鼻炎

萎縮性鼻炎いしゅくせいは、鼻の粘膜が薄くなって鼻腔が広がり、乾燥します。そのために鼻の粘膜が弱くなり、痂疲かひという臭いかさぶたのような塊ができます。

萎縮性鼻炎について詳しくは『萎縮性鼻炎の原因と症状、治療法』をご覧ください。

鼻前庭炎

鼻前庭炎びぜんていえんでは、鼻の入り口近くに炎症や湿疹が生じます。鼻をいじることにより、細菌に感染してさらに炎症が広がり、かさぶたができることの多い病気です。

鼻前庭炎について詳しくは『鼻前庭炎・鼻前庭湿疹の原因と症状、治療法』をご覧ください。

鼻血が出たときの対処法

鼻血が出たときは、まず静かに座って頭を少し下に向けましょう。そして、指で鼻の両側をつまんで圧迫します。そのまま5~10分ほど安静にしていれば、鼻血は治まるでしょう。脱脂綿などを詰めて圧迫する場合は、鼻の粘膜を傷つけないように少し湿らせてから使用するとよいでしょう。もし鼻血がいつまでも止まらないようなら、耳鼻咽喉科や救急外来を受診してください。

鼻血の塊が出ること自体を過度に心配する必要はありませんが、鼻血をくり返す・止まらないといった症状があるようなら、病気が潜んでいる可能性があります。その場合は、まずは耳鼻咽喉科で鼻に異常があるかどうかを調べてもらいましょう。もし鼻以外に原因がありそうなら、必要に応じて適切な診療科を紹介してくれるはずです。

鼻血の対処法についてより詳しく知りたい方は『鼻血の止め方、止めるときの注意点について』をご覧ください。

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