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低用量ピルで生理周期をずらせる?ピルと生理の関係性

更新日:2016/12/12 公開日:2016/12/06

避妊の基礎知識

ピルは、もっとも確実な避妊方法のひとつですが、同時に、ピルを服用することで、月経周期をコントロールすることができます。ここでは、ピルと生理との関係性について、ドクター監修の記事で、詳しく解説します。

ピルを服用することで、月経周期のコントロールができます。ピルと生理との関係性について見ていきましょう。

ピルを服用することによる生理への影響

ピルは21日間毎日服用し、7日間休薬しますが、7日間の休薬期間中に生理のような出血があります。ピル服用期間中の生理は消退出血と呼ばれますが、通常の生理と違いピルによって排卵を止めているため排卵がありません。生理は、子宮内膜がはがれる際に起こる出血ですが、ピル服用中の生理も、子宮内膜がはがれて出血するという点においては通常の生理と同じです。しかし、排卵がないピルの服用中は、子宮内膜が通常のように厚くならないため、出血量が少ない、軽めの生理になります。ピルの服用をやめると、おおむね3か月ほどで通常の生理が復活するといわれていますが個人差はあります。生理が長期間戻らなかったり、体調不良に悩まされたりする場合には、すみやかに専門の医療機関で医師の診察を受けてください。

ピルを飲むことで生理周期がずらせる?

結婚式や温泉旅行など、大切なスケジュールと生理が重ならないようにするために、ピルを服用して生理のタイミングをずらすことができます。その方法には、生理を早める方法と生理を遅らせる方法があります。

生理を早める方法

遅らせたい生理周期の前周期の生理5日目からピルを服用します。2週間程度ピルを飲み続けたのち、服用をやめると2~3日後に生理がきます。本来の生理予定日の1週間ほど前に生理が始まることになりますので、本来の予定日頃には生理を終わらせることができます。

生理を遅らせる方法

生理予定日5日前からピルの服用を始め、生理が来てほしくない期間が終わったら服用をやめます。服用をやめると2~3日後に生理がきます。生理を遅らせる方法の方が、より確実といわれていますが、生理を遅らせたい期間中もピルを飲み続けなければならないため、ピル服用による副作用で、体調が悪くなることがあります。また、遅れ来た生理は生理痛がひどく、出血が多い、重い生理になる傾向があります。

ピルは身体に好影響を及ぼす?

ピルの服用によって、生理不順や重い生理症状の改善、月経前症候群(PMS)を軽減する効果、ニキビ・肌荒れや多毛症の改善効果、更年期症状や骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の予防、女性特有のがんや子宮内膜症になりにくくする効果などが得られます。その反面、主に服用をはじめて1~2か月頃の初期に、吐き気、嘔吐、乳房の張りや痛み、不正出血、頭痛といった症状が現れることがあります。また、ピルは、血栓症のリスクを高めることがわかっています。

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