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お尻の汚いぶつぶつの治し方ときれいに保つ方法

更新日:2017.10.11
公開日:2017.02.25
ドクター画像
この記事の監修者
スキンクリニック藤枝 小野 健太郎

黒ずみやぶつぶつ、ニキビ跡など、汚いお尻に悩んでいる人は少なくないのでは?ここでは、ドクター監修の記事で、お尻の気になる肌荒れの原因やその解消法、お尻の肌荒れの予防ポイントなどをご紹介します。

お尻は黒ずみやぶつぶつ、ニキビの跡などが意外と気になる場所です。お尻のさまざまな肌荒れを解消するための方法について見てみましょう。

お尻の汚いぶつぶつの治し方

お尻の汚さが目立つ肌荒れには、黒ずみやぶつぶつ、ニキビの跡などさまざまな症状があります。それらが起こる原因と改善方法をご紹介します。

お尻にニキビ跡ができる原因と治し方

お尻は、ニキビができやすい場所ですが、顔と比べて角質層が厚いため、市販のニキビケア商品では、成分が奥まで浸透しにくく、治りにくいという特徴もあります。そのため、放置したニキビが炎症を起こして赤みが残ったり、色素沈着してシミになったり、肌の表面がデコボコになったりする可能性もあります。

赤みの残るニキビ跡やシミのようになってしまったニキビ跡は、ビタミンC誘導体入りのコスメや顔用の美白コスメでセルフケアするとともに、生活習慣を見直して肌のターンオーバーを正常化することで、少しずつ改善されていきます。

しかし、クレーター化したり、しこりのように残ってしまったニキビ跡は、セルフケアでの改善は難しいものです。気になるようであれば、医師に相談することをおすすめします。美容外科では、さまざまなレーザーでニキビ跡の凹凸を改善したり、ケミカルピーリングなどで古くなった角質を溶かし、肌のターンオーバーを整えたりする治療などが用いられます。

お尻に黒ずみができる原因と治し方

お尻が黒ずむ原因の多くは、摩擦刺激によるものです。お尻は座った時に体重がかかりやすい場所であり、さらに下着や衣類で締め付けられるなど、常に物理的な圧力にさらされています。

肌は強い摩擦力で刺激を受けると、防御反応からメラニンを生成します。また、入浴時に黒ずみを解消しようとゴシゴシ力を入れて洗うとさらに色素沈着を起こし、黒ずみを悪化させてしまうこともあります。

お尻の黒ずみを改善するには、摩擦刺激を軽減することが大切です。オフィスワークなど長時間座って仕事をされている方は、締め付けの強くない下着を選ぶ、椅子にクッションを敷くなど、刺激となっているものをできる限り取り除きましょう。また、普段からお尻の保湿を心がけ、乾燥によるゴワつきや黒ずみを防ぐようにしましょう。

お尻にぶつぶつができる原因と治し方

お尻のぶつぶつの主な原因となるものに、皮脂の過剰分泌から起こるニキビがあります。座り仕事が多い人はお尻に汗をかきやすく、その汗がたまることでアクネ菌が繁殖しニキビになります。また、座ることにより刺激が加わるため肌が過角化しやすく、角質が厚くなると毛穴が塞がってしまい、さらにアクネ菌が増えていきます。

お尻のぶつぶつを改善するには、普段から清潔な状態を保つこと、お尻への刺激をなるべく避けることが大切です。入浴の際はやさしく洗い、しっかりとすすぐようにしましょう。また、規則正しい生活を心がけ、油っこいものや刺激の強い飲食物を避ける、睡眠をしっかりとるなどして、肌のターンオーバーを促すことも大切です。

お尻をきれいに保つ方法

お尻の肌荒れを予防するには、顔のスキンケア同様、普段からのお手入れや、生活習慣の見直しを行うことが大切です。

お尻の保湿ケアを心掛ける

ニキビを作らないためにも、普段からお尻を清潔に保つことを心がけましょう。お風呂では、石けんを泡立ててやさしく丁寧に洗うことも大切です。また、入浴後は肌が乾燥しやすい状態にあり、肌のバリア機能を低下させ、ニキビや黒ずみ、肌のゴワゴワを進めてしまうことがあります。セラミドやコラーゲンなど保湿成分が含まれているクリームや、余分な角質を取る外用薬などでケアしましょう。

お尻のぶつぶつや黒ずみは刺激しない

気になるからといって、お尻のぶつぶつに頻繁に触ったり、黒ずみ部分をゴシゴシ洗うのは控えましょう。下着や衣類は締め付けの弱いもの、通気性がよく肌に刺激の少ない天然繊維のものを選びましょう。また、普段仕事などで長時間座っている方は、クッション性のある座布団を敷くなどしてお尻への圧迫刺激をできるだけ軽減しましょう。

肌荒れを予防してお尻をつるつるに保つ

肌トラブルは、生活習慣の乱れからも引き起こされます。日頃から栄養バランスのよい食事を朝・昼・晩ときちんと摂り、甘いものや脂の多いものは避けましょう。また、成長ホルモンの分泌が盛んな午後10時から午前2時に睡眠をとる、肌の新陳代謝を促すためにランニングやウォーキングなど有酸素運動をとり入れるなどもよいでしょう。

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