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ノロウイルスの予防法について

更新日:2017/01/31 公開日:2017/01/31

ノロウイルスの基礎知識

ノロウイルスには、ウイルスがなんらかの理由で口に入ることで感染します。感染を防ぐには、感染の経路を断つことが大切です。予防や対策としてはどのようなものがあるのか、適切な処置などについてドクター監修の記事で解説します。

ノロウイルス感染症に対する治療薬はありませんが、事前に対策を立てれば感染を防ぐことができます。ノロウイルス感染症を予防するには、どのようなポイントに気をつけるべきなのでしょうか。

ノロウイルス感染症の予防・対策

ノロウイルスの感染を予防するには、しっかりと加熱処理を行うこと、二次感染を防ぐために消毒などの対策を行うことが大切です。なお、ノロウイルスを直接撃退する訳ではありませんが、石けんを使った手洗いも有効です。石けんを使うことによって、手に付着したウイルスがはがれやすくなり、ウイルスを減少させることができるためです。こうした予防策を組み合わせて、ノロウイルスの対策を行うようにしましょう。

感染予防のための生活習慣

ノロウイルス感染症は全ての年齢で発症する可能性がありますが、特に抵抗力の弱い乳幼児や高齢者に多く見られる病気です。ノロウイルスを持った牡蠣を含む二枚貝を食べることによって感染するおそれもあります。二枚貝を食べる際は、生では食さずに、85度以上でしっかりと加熱してから口にするようにしましょう。また、使用した調理器具にもウイルスが付着している可能性があるため、1分以上熱湯で消毒することをおすすめします。

なお、手洗いによってウイルスの付着を減らすことができるので、料理前やトイレ後、帰宅後など、普段からこまめに手洗いをする習慣を身につけておきましょう。

感染予防に適した消毒液について

感染を予防するには、次亜塩素酸ナトリウムを含んだ消毒液での消毒が有効です。トイレの便座や洗面台の蛇口、各部屋のドアノブ、または床などウイルスとの接触の可能性がある場所を、消毒液を使用して消毒しましょう。なお、次亜塩素酸ナトリウムは手指など肌を直接消毒することはできないので、取り扱いには注意が大切です。

ノロウイルス感染症を発症した場合は

症状緩和のために吐き気止めや整腸剤が処方されることもありますが、ノロウイルスを直接死滅させるような薬はありません。もし、ノロウイルス感染症になってしまったら、早期に回復できるように対策をとることが大切です。まずは、水分の補給、そして栄養をしっかりと摂ることを心がけましょう。

詳しくは『ノロウイルスの予防薬や治療薬について』で解説しています。

二次感染しないためには

ノロウイルスは、感染者のわずかな嘔吐物や便などを介して二次感染するおそれがあります。処理をする際は、マスクや手袋などを身につけ、消毒を行うなどして適切に処理することが大切です。床などに付着した際は、次亜塩素酸ナトリウムを使ってしっかりと消毒を行いましょう。

なお、排泄物だけでなく、知らず知らずのうちに手に付着したウイルスを介して二次感染が起こる可能性もあります。調理など食べ物を扱う際は、手洗いや調理器具の消毒を行うなどの対策を徹底することが大切です。