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結婚前、子供を産むための検査!ブライダルチェックとは

更新日:2018/06/20 公開日:2017/01/19

ブライダルチェックの基礎知識

結婚前に、自分自身の健康チェックをするための検査として、ブライダルチェックが一般に知られるようになってきました。自分自身のためだけでなく、パートナーや、生まれてくる子供のためにもなるブライダルチェックについて、ドクター監修の記事で解説します。

ブライダルチェックは、結婚前のエチケットとして認知度が高まりつつある検査です。実際に受診するときにはどこへ行けばいいのか、また、何を検査してくれるのかなど、ブライダルチェックの基礎知識を説明します。

将来の家族計画の前にブライダルチェック

自分の結婚が決まったとき、パートナーへの配慮から、ブライダルチェックを受ける人が増えています。ブライダルチェックでは、現在の自分の身体が健康な状態にあり、不安なく赤ちゃんをつくれる状態にあるのかを確かめることができます。また、将来の妊娠・出産に備えて、不妊や流産のリスクをともなう感染症、母子感染する疾患などの感染状況を確認することもできます。

現在では、ブライダルチェックの基本コースを開設している産婦人科や婦人科クリニックなどが増えてきています。場所によってさまざまですが、通常の検査を組み合わせた場合よりも、割安なセット料金で受診できる場合が多いようです。ブライダルチェックを実施している場所を事前に詳しく調べてから、検査に向かいましょう。

一般的に、ブライダルチェックは女性向けと見られがちですが、男性が検査を受けることもできます。男性の場合、近年の晩婚化と食生活の変化などのさまざまな要因から、精子の数や質の低下が問題になっています。そこで、ブライダルチェックを通じて感染症の有無や精子の状態を確認することで、医学的見地から、適切なアドバイスを受けることができます。

ブライダルチェックの内容は?

ブライダルチェックの検査は、オプションまで含めると、幅広い内容が準備されています。

検査内容

基本的には、不妊の原因になる病気や、感染すると胎児の健康を損なうおそれがある病気を中心に検査を行います。対象となる主な病気は、梅毒、淋病、HIV感染症、クラミジア、性器ヘルペスなどの性感染症や、風疹、B型肝炎、C型肝炎などです。クリニックによって細かい項目に違いがあるので、詳しい検査内容は事前に問い合わせておくとよいでしょう。子宮頸がんや子宮内膜症など、女性特有の病気に対する検査が含まれたコースもあるので、1度の受診で将来的に役立つことも考えられます。

一度の検査の流れ

検査は一般的に、まず問診から始まり、月経周期や既往症などの基本的な健康状態の他、アレルギーや過去の感染症についても確認します。次に、外陰部や膣内の状態を視診により確認してから、子宮や卵巣の状態を触診でチェックします。もっとも重要な感染症についての検査は、主に血液検査、尿検査、膣内分泌物検査により行われます。男性の場合は、精子、精液の検査などを行う場合があります。

感染症は、HIVのようにパートナーの健康を脅かすものや、風疹のように流産や、胎児の先天的異常を引き起こすものがあります。現在、妊娠に影響をおよぼすもっとも多い感染症は、STDの1つであるクラミジア感染症です。そのため、結婚を視野に入れた時期における事前検査が望まれます。

ブライダルチェックの相場はどのくらい?

ブライダルチェックは、基本的に簡単な外来検査だけで済みます。しかし、健康保険は適用されず全額自己負担となり、約2~5万円が一般的な料金となっています。また、結果についても、すぐにわかるものや、1週間前後かかるものもあるので、治療期間を考えた上で、スケジュールに余裕を持って受診することが推奨されます。