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鼻の中が乾燥するドライノーズとは

更新日:2017/04/19 公開日:2017/01/30

ドライノーズの基礎知識

鼻の中が痛かったり、ムズムズすることはありませんか?そのような症状がある方は、もしかすると鼻の中の粘膜が乾燥してドライノーズ(乾燥鼻炎)になっているのかもしれません。ドクター監修の記事で解説します。

鼻の中の粘膜が乾燥し、痛みやムズムズとした不快感、鼻血などの症状がみられる状態をドライノーズ(乾燥鼻炎)といいます。ドライノーズのつらい症状でお悩みの方のために、ドライノーズの主な症状や、原因、対策などを解説します。

ドライノーズ(乾燥鼻炎)とは

ドライノーズ(乾燥鼻炎)とは、空気が乾燥することによって鼻の中の粘膜が乾燥し、ヒリヒリとした痛みや乾燥感、ムズムズとした不快感、鼻閉感などの症状が現れるものをいいます。症状がひどくなると、鼻水が硬くかさぶたのようになって、鼻出血や粘膜の炎症などを引き起こします。近年では冷暖房の普及によって、ドライノーズになる人が増えています。

夏でも冬でもなる!ドライノーズの症状とは

乾燥感

鼻の粘膜が乾燥すると、乾燥感を自覚するようになります。具体的には鼻の中にヒリヒリとした痛みを生じたり、かゆみを生じたり、鼻の中がカサカサとして頻繁に鼻くそが溜まったりするなどの症状があらわれます。

ムズムズ感

鼻の中がムズムズするといった不快な症状が現れます。すっきりさせたくて鼻をかんでも、鼻水は出ないといったこともしばしば起こります。

鼻血(鼻の中のかさぶた)

粘膜が乾燥すると出血をきたしやすくなります。鼻水や鼻血が乾燥によって硬く固まってかさぶた状になるため、粘膜を傷つけたり、頻回に鼻をかむことによって鼻出血を誘発したりします。

ドライノーズの原因とは

空気の乾燥

ドライノーズの主な原因は、空気の乾燥です。特に冬場は空気が乾燥しやすく、発症率も高くなります。エアコンなどの空調設備によって湿度は著しく低下するため、冷暖房完備の環境下ではよりリスクが高まります。近年ではこうした環境下で長時間過ごす機会が多くなったため、注意が必要です。

アレルギー薬の使用

アレルギーの治療に用いられるスプレータイプの薬を使用することによって、ドライノーズが引き起こされることがあります。

水分不足

水分不足も原因となります。体内の水分量が減少することにより、粘膜が乾燥しやすくなるためです。

加齢

加齢によって体内の水分量が減少していくため、高齢者はよりドライノーズを引き起こしやすいといえます。

ドライノーズの対策について

ドライノーズの対策としては、薬物治療と日常生活における環境の工夫が中心となります。

日常ではどのようなことに気をつけるべき?

・鼻の粘膜の乾燥を防ぐ

鼻の粘膜を乾燥させないようにすることがもっとも重要です。そのためには室内を加湿器などで加湿し、適度な湿度を保つようにしましょう。濡らしたガーゼをあてがったマスクを着用するのも効果的です。また、乾燥した鼻腔に生理食塩水を直接スプレーすると症状が和らぎます。

・水分不足にならないようにする

体の水分が不足した状態にあると、粘膜は乾燥しやすくなります。そのため十分に水分を摂取しておくことが大切です。

薬物治療にはどのようなものがあるの?

鼻に噴霧するスプレータイプの薬や、粘膜を保護する軟膏などが市販されています。鼻の乾燥感やムズムズ感があらわれたときに使用しましょう。病院で行なわれる治療では、セファランチンやビタミンK製剤などの薬が有効であることが報告されています。市販品を使用しても症状が軽快しない場合は、早めに病院で診てもらうようにしましょう。(粘膜保護の意味でもビタミンAの摂取もすすめられます。)

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