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おたふく風邪のウイルスと潜伏期間

更新日:2017/04/01 公開日:2017/04/01

おたふく風邪(流行性耳下腺炎)の基礎知識

風邪のような症状をともない、次第に耳のあたりが腫れてくるおたふく風邪(流行性耳下腺炎)は、強い感染力を持つウイルスが原因で発症します。主な症状や原因となるウイルス、潜伏期間などについて、ドクター監修の記事で解説します。

耳の下あたりがパンパンに腫れるおたふく風邪(流行性耳下腺炎)は感染力が強く、初期症状では判断しにくいのも特徴です。ここでは、おたふく風邪の具体的な症状や、原因と潜伏期間について詳しく解説します。

おたふく風邪とは

おたふく風邪はウイルスが原因で発症する感染症で、医学的な正式名称を流行性耳下腺炎といいます。主な症状として、初期の段階では両耳、もしくは片耳のいずれかに違和感が生じ、徐々に耳の下からほお、あごなどの広い部分に腫れが広がっていきます。また、痛みをともなうため、食事や会話がしにくくなり、高熱、頭痛、腹痛などの症状も引き起こします。また、幼児や子供の場合、ほお周りの腫れの他に、食欲不振、嘔吐、頭痛などを発症している場合は、おたふく風邪に感染している可能性が考えられます。

おたふく風邪の原因

おたふく風邪の主な原因は、ムンプスウイルスに感染することによって起こります。ムンプスウイルスに感染すると、耳下腺、顎下腺、舌下腺の部分に炎症を起こし、それが原因で耳の下、あごにかけての部分や、あごの下などが腫れ、痛みを発症します。

おたふく風邪の感染について

おたふく風邪の原因とされているムンプスウイルスの自然宿主、つまり、自然界で寄生体と共生している宿主は、ヒトのみであることがわかっています。また、季節性のインフルエンザなどに比べ、潜伏期間が長いという特徴があります。

感染から発症までの潜伏期間

ムンプスウイルスウイルスが体内に侵入した後、おたふく風邪の症状を発症するまでの潜伏期間には個人差があるものの、感染してから約2~3週間程度で発症します。また、もっとも感染力があるのは、発症の約7日前から約9日後までで特に感染力の強いケースの場合は耳下腺腫張の症状が1日から2日あるいは5日間みられます。

感染経路について

主な感染経路は、ヒトからヒトへの飛沫感染や接触感染です。くしゃみや咳、あるいは、会話をしているときなどに口から出る唾などから飛沫感染します。このムンプスウイルスは感染力が強いことから、確実に感染を予防することは難しいとされています。特に、幼児が多く集まる保育園や幼稚園などで感染するケースも少なくありません。

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