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シックハウス症候群とは?

更新日:2017/03/24 公開日:2017/02/28

シックハウス症候群の基礎知識

シックハウス症候群とは、住宅の建材や家具に使われた揮発性の化学物質を吸い込こむことが原因で、目の痛みや頭痛など、さまざまな症状が現れる健康障害です。ここでは、シックハウス症候群の症状や原因、対策について、ドクター監修の記事で解説します。

シックハウス症候群とは、住宅の新築や増改築などをきっかけに引き起こされる健康障害のことで、住宅の高気密化により、化学物質の室内濃度が高くなったために発生します。これらの原因や症状、対策について解説します。

シックハウス症候群とは

シックハウス症候群とは、住宅や建材から発生する化学物質、カビ、ダニなどの室内汚染環境が原因で起こす症状のことで、医学的な病気ではなく、住居などの環境に由来する健康障害の総称です。

シックハウス症候群の原因

シックハウス症候群の原因には、建材や暖房器具などの化学物質によるものと、カビやダニなどのアレルギーによるものがあります。

化学物質

合板や接着剤に使われるホルムアルデヒド、トルエン、キシレンなどの有害物質が蒸発し、揮発性有機化合物として室内に拡散します。これらを吸い込むことで症状が発生します。

防虫剤・殺虫剤

これらも接着剤同様、有効成分が化学物質でできています。そのため、室内で拡散することが原因です。

暖房器具

石油ファンヒーターやストーブを使用すると、燃焼時に揮発性有機化合物や一酸化炭素などが発生します。これらが拡散することが原因です。

ダニ・カビ

高温多湿な環境や、ホコリなどからダニやカビが発生し、胞子やフン、死骸などが室内に舞い上がることが原因です。

室内での喫煙

タバコが燃えるときは、250種類以上の有害物質が発生します。これらが室内に拡散することが原因です。

シックハウス症候群の症状

シックハウス症候群とアレルギーとの判別は、医師でないと非常に困難です。したがって、下記のような症状が出ている場合は、医療機関に受診することをおすすめします。目安として参考にしてください。また、医療機関受診の際に転居や新規家具の購入歴などがあれば、医師に申し出てください。

目の刺激

揮発性有機化合物などの影響で、目が痛い、チカチカするなどの症状が現れます。

のどの渇き・乾燥

異常なのどの渇きや乾燥などの自覚症状が現れます。

頭痛・めまい

接着剤からの揮発性有機化合物特有の症状です。室内濃度が高いことが考えられます。

鼻づまり

ダニやカビなどのアレルギー性症状が現れます。

吐き気・食欲不振

揮発性有機化合物による影響で、発生することがあります。

シックハウス症候群の対策方法

シックハウス症候群の予防や対策について詳しく見ていきましょう。

換気

高気密化している住宅が多くなっていますが、強制換気システムだけではなく、部屋の中の換気はこまめに行いましょう。石油暖房器具などを使用しているときは、特に注意が必要です。換気はカビ発生予防にも効果があります。

日照・部屋の湿度を一定に保つ

太陽光は殺菌、乾燥に効果的です。畳、カーペット、寝具などを太陽光に当てて干すだけで、防カビ効果も向上します。

新築・リフォーム時には自分の目で確かめる

新築やリフォームは業者任せにするのではなく、シックハウス症候群対策の建材や接着剤を施した材料を使っているのかなど、事前の打ち合わせで確認しましょう。

法的取り組みおよび遵守の確認

近年では、建築業界や建築基準法などでシックハウス対策が施されています。施工業者がこの基準をきちんと遵守しているか、確認する必要があります。

家具などの選び方にも注意する

建材だけではなく、購入する家具についても、シックハウス症候群対策をしているのか購入時に確認しましょう。特に塗料や接着剤には注意が必要です。

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