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高血圧の症状と改善策について

更新日:2017/11/14 公開日:2017/01/30

高血圧の症状

高血圧はサイレントキラーと呼ばれるように、特有の症状がないことで知られていますが、かなり進行すると自覚症状が現れることもあるようです。ここでは、高血圧の症状や改善法などについて、ドクターの監修のもと解説します。

高血圧は、そのまま放置していると命にかかわることもある危険な病気です。具体的にはどのような病気でどのような症状が現れるのか、また、自分でもできる改善方法などについて解説します。

高血圧とは

血圧とは、心臓から送り出された血液が血管壁を押す力のことです。血圧は、心臓が収縮して血液を押し出すときにもっとも高くなり、このときの血圧を収縮期血圧(上の血圧)といいます。反対に、心臓が拡張したときは血圧がもっとも低くなり、このときの血圧を拡張期血圧(下の血圧)といいます。

高血圧とはこの血圧が高すぎる状態のことで、日本高血圧学会では、医療施設で測定した血圧の収縮期が140mmHg以上、もしくは拡張期が90mmHg以上の場合を高血圧としています。また、家庭で血圧を測定した場合は、リラックスしていて血圧が低くなりやすいため、収縮期が135mmHg以上、拡張期が85mmHg以上を高血圧としています。

高血圧になっても、これといった自覚症状が現れることはあまりありませんが、放っておくと血管に負担がかかり続け、血管が硬くなったり、もろくなったりする動脈硬化が進行していきます。動脈硬化になっても、やはり自覚症状はあまりありませんが、心臓の血管に動脈硬化が起これば狭心症や心筋梗塞が、脳の血管に動脈硬化が起これば脳梗塞や脳出血が起こり、命にかかわることがあります。こうしたことから、高血圧はサイレントキラー(沈黙の殺人者)とも呼ばれています。

高血圧の原因

高血圧には、原因が特定できない本態性高血圧と、他の病気によって引き起こされる二次性高血圧の2タイプあり、日本人に圧倒的に多いのは本態性高血圧です。本態性高血圧は、遺伝的な体質や塩分の多い食生活、肥満、アルコールの摂り過ぎ、タバコの吸い過ぎ、運動不足、蓄積したストレスなど、さまざまな要因が複雑に絡み合って発生すると考えられています。

高血圧の症状

高血圧そのものには、自覚症状があまりありません。しかし、血圧が高い状態が長期間続き、血管や臓器に負担がかかると、頭痛(後頭部から肩にかけての痛み)、肩こり、めまい、耳鳴り、手足のしびれ、吐き気、動悸、胸の痛み、むくみなどの症状が現れることがあります。こういった症状が続くときは、合併症を発症している可能性があるので、必ず医療機関を受診しましょう。

高血圧の改善について

高血圧を改善するためには、日頃の生活で次のことを心がけましょう。

食事は塩分を控えめにする

高血圧学会では、1日の塩分摂取量を6g未満に抑えることを推奨しています。この量は、日本人の平均的な塩分摂取量の約半分程度なので、急にこの数値を目指すとかえってストレスになってしまうかもしれません。麺類のスープや汁を全部飲まないようにしたり、塩やしょう油、ソースのかけ過ぎに注意したりするなど、少しずつ薄味に慣れるようにしましょう。

規則正しい食生活・腹八分目を心がける

不規則な食生活や暴飲暴食は、肥満の原因になります。食事は、1日3回を規則正しく食べ、腹八分目を心がけるようにしましょう。

適度な運動

適度な運動は肥満を改善するとともに、心肺機能を高めて血流をよくし、血圧を下げる効果があります。ウォーキングや水泳、サイクリングなどの有酸素運動を、軽く汗ばむくらいの程度で毎日30分以上行うとよいでしょう。ただし、高血圧の人が急に激しい運動をすると、身体に負担をかけてしまうおそれがあるため、まずは自分に合った運動量について、医師に相談することをおすすめします。

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