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高血圧になると頭痛が生じるのはなぜ?

更新日:2017/04/13 公開日:2017/04/13

高血圧の原因

高血圧は、自覚症状がないケースが多いといわれていますが、中には頭痛の症状が現れる人もいるようです。ここでは、なぜ高血圧が頭痛につながるのか、その理由をドクターの監修の記事にて解説します。

高血圧は多くの場合、これといった自覚症状がないといわれていますが、主な症状として頭痛が起こるケースもあるようです。

高血圧とは

血圧とは、心臓から送り出された血液が、血管を流れる際に血管壁に与える圧力のことです。血圧を測ると、上と下という2つの数値が測定されますが、上というのは心臓が収縮して血液を一気に押し出すときの血圧で、正確には収縮期血圧(最大血圧)と呼ばれています。一方、下というのは心臓が拡張して血液の流れが緩やかになるときの血圧で、拡張期血圧(最小血圧)と呼ばれています。

一般的に、病院などの診察室で血圧を測定したときに、収縮期血圧が140mmHg以上、もしくは拡張期血圧が90mmHg以上だと高血圧と診断されます。また、家庭で血圧を測定した場合は、気持ちがリラックスしていて診察室で測定するよりも血圧が低くなりやすいので、収縮期血圧が135mmHg以上、もしくは拡張期血圧が85mmHg以上を高血圧とします。

血圧が高い状態が続くと、血管に負担がかかり続け、血管が硬くもろくなったり、血管の内腔が狭くなったりする動脈硬化が進行します。動脈硬化が進むと、心臓や脳、腎臓などに重篤な合併症を引き起こす危険性があります。

高血圧の原因

高血圧は大きく分けると、なんらかの病気が原因で起こる二次性高血圧と、原因をはっきり特定できない本態性高血圧の2タイプがあり、日本人の高血圧患者の約9割は本態性高血圧だといわれています。本態性高血圧は、高血圧になりやすい遺伝的な体質、加齢、塩分やアルコールの過剰摂取、肥満、喫煙、運動不足、過剰なストレスなど、さまざまな要因が重なることで生じると考えられています。

高血圧で起こる頭痛について

高血圧になっても、これといった自覚症状は現れませんが、中には頭痛がする人もいるようです。血圧と頭痛の関係は少々複雑です。

血圧が上がることで頭痛がすることもありますが、ストレスが原因で頭痛がしたり血圧が上がることもあります。前者は血圧が上がることが原因で、頭痛は結果です。それに対し、後者はストレスが共通の原因で、頭痛や血圧の上昇となるケースです。

中には頭痛がストレスとなって血圧が上がることもあります。頭痛イコール血圧のせい、と決めつけてしまわず、頭痛そのものの性質に注目することが必要です。

一番心配なのは「今まで経験したことのない、最悪の頭痛」が「突然」おそってきたときで血圧が高い場合。「最悪の頭痛」と「突然」がポイントです。

この場合には脳の血管が破裂しておこるくも膜下出血かもしれません。

高血圧の怖いところは症状が出にくいことです。多少の高血圧では症状があまりでませんが、高血圧脳症という病気では、異常な高血圧(上の血圧が200mmHgを超えるなど)とともに頭痛や意識障害などの症状が出ます。

そのほか、症状が出ない高血圧を放置することによって起こる動脈硬化も怖い病気です。

長年高血圧を放置していると動脈硬化が起こり、脳梗塞や脳出血などの原因になります。

普段から血圧を測る習慣をつけて、症状が出ないうちから高血圧を治療することをおすすめします。

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