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血圧の正常値ってどれぐらい?

更新日:2017/02/01 公開日:2017/01/31

高血圧の予防・改善方法

血圧は、高すぎれば高血圧、低すぎると低血圧になりますが、正常値はどのくらいなのでしょうか。ここでは、高血圧や低血圧の数値、正常範囲の血圧の数値などについて、ドクターの監修のもと解説します。

血圧が高すぎることを高血圧といいますが、血圧がどのくらいなら正常値になるのでしょうか。ここでは、高血圧や低血圧の基準、理想的な血圧の数値などについて解説します。

血圧とは

心臓は、ポンプのように収縮と拡張をくり返すことで、血管に血液を送り出しています。血圧とは、こうして心臓から送り出された血液が、血管を通るときに血管壁を押す力のことです。血圧の値は、心臓が収縮して血液を一気に押し出すときにもっとも高くなり、このときの血圧を収縮期血圧(上の血圧)といいます。反対に、心臓が拡張するときは血液の流れが緩やかになるため、血圧の値がもっとも低くなり、このときの血圧を拡張期血圧(下の血圧)といいます。

血圧の値について

一般的に血圧は、年齢とともに高くなる傾向があります。国が2010年に行った調査(NIPPON DATA 2010)によると、年代別で見た血圧の平均値は以下のようになっています。

年代別で見た収縮期血圧の平均値

  • 男性…30代が122.4mmHg、40代が127.4mmHg、50代が137.2mmHg、60代が140.8mmHg、70代が144.1mmHg。
  • 女性…30代が112.0mmHg、40代が121.0mmHg、50代が129.7mmHg、60代が138.2mmHg、70代が140.2mmHg。

年代別で見た拡張期血圧の平均値

  • 男性…30代が78.1mmHg、40代が80.9mmHg、50代が83.4mmHg、60代が84.3mmHg、70代が86.8mmHg。
  • 女性…30代が70.3mmHg、40代が78.4mmHg、50代が76.8mmHg、60代が80.3mmHg、70代が81.4mmHg。

高血圧の定義について

高血圧とは、血圧が慢性的に高い状態のことを指しますが、具体的にはどのくらいの数値になれば、高血圧と診断されるのでしょうか。

血圧の基準値は、日本では、日本高血圧学会の「高血圧治療ガイドライン2014」によって定められており、これによれば、診察室で測定した血圧が収縮期で140mmHg以上、または拡張期で90mmHg以上の場合を高血圧としています。

また、家庭で血圧を測定した場合は、リラックスして測れるため、医療機関で測るよりも血圧が低くなりやすい傾向があります。そのため、家庭血圧の基準値は別に定められており、収縮期で135mmHg以上、または拡張期で85mmHg以上を高血圧とされています。

低血圧の定義

血圧の異常には、血圧が慢性的に低すぎる低血圧もあります。日本では低血圧の明確な基準が存在しませんが、WHO(世界保健機関)が定めた世界共通の基準では、収縮期血圧100mmHg以下、拡張期血圧60mmHg以下を低血圧としています。

血圧が正常値でも油断は禁物

「高血圧治療ガイドライン2014」では、正常範囲の血圧も、至適血圧、正常血圧、正常高値血圧の3つに分類しています。

  • 至適血圧…収縮期血圧が120mmHg未満かつ拡張期血圧が80mmHg未満。
  • 正常血圧…収縮期血圧が120~129mmHg未満かつ(または)拡張期血圧が80~84mmHg未満。
  • 正常高値血圧…収縮期血圧が130~139mmHg未満かつ(または)拡張期血圧が85~89mmHg未満。

正常範囲の中でも、脳卒中や心筋梗塞を起こす可能性が特に低く、理想的とされるのは至適血圧です。正常高値血圧は、ぎりぎり正常範囲に入っているものの、血圧が高めで高血圧予備軍ともいえる状態なので、血圧を測ってみて正常高値血圧だった人は、血圧を下げられるように、日々の生活習慣を見直すようにしましょう。

血圧を下げる方法は、『血圧を下げる方法について』の記事でご紹介しています。

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