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その症状は歯周病?進行度別の歯周病の症状

更新日:2017/11/08 公開日:2017/04/14

歯周病(歯槽膿漏・歯肉炎)の原因と症状

歯周病は、歯周病菌によって引き起こされる感染症です。歯茎の腫れや出血をともないますが、進行すると歯を支える歯槽骨の吸収が起こり、歯が抜けてしまうこともあります。ここでは、歯周病の症状を進行度別に、ドクター監修の記事で解説します。

歯周病は、歯周病菌によって起きた炎症により歯の周囲にある歯肉や歯根膜、歯槽骨などが破壊されていく病気です。歯茎の腫れや出血、歯のぐらつきや脱落、口臭などさまざまな症状を引き起こします。

歯周病は進行した後に症状が現れる

歯周病は、歯周病菌という細菌と歯周組織の抵抗力のバランスが崩れ、歯の周囲の組織が破壊される病気です。初期の間はほとんど自覚症状が現れないため、歯科医院での定期検診で、はじめて歯周病と指摘されることも少なくありません。また、症状を感じた時には、歯周病がかなり進行していることも多くあります。進行した際に起きる歯槽骨の吸収は、一度起こると元の状態に戻すことは難しいため、歯周病はできるだけ早期に発見し、対処することが必要です。

歯周病の進行度別の症状

歯周病の症状としては、歯茎の腫れや出血などの自覚症状が感じられた場合には、ある程度歯周病が進行してしまっていることになります。歯周病で現れる主な症状を、進行度別にご説明します。

歯肉炎

歯肉の溝にプラークが溜まると、歯肉炎を起こします。この段階では、ポケットは形成されますが歯槽骨の破壊は起こりません。症状も歯茎が赤くなって腫れたり、歯磨きのときに出血したりという程度の軽いものです。プラークを取り除くことによって短期間で元の状態に回復させることができます。

歯周炎(軽度~中等度)

歯周ポケットの中にプラークが溜まったままになると、歯石を形成して歯周病菌の増殖を促し、さらに歯周ポケットが深くなります。歯周ポケットの中は酸素が少ないため、酸素を嫌う歯周病菌の活動は活発になり、毒素を発生します。なにもしなくても血や膿が出ることがあり、歯周病菌の出すガスによる口臭も強くなります。進行すると、歯根膜が破壊され、歯を支えている歯槽骨が溶け始めます。そのため歯が浮いた感じや、歯のぐらつきが感じられるようになります。また、歯茎が下がるため、歯が長くなったようにも見えます。

歯周炎(重度~末期)

重度の歯周病になると、歯槽骨の大部分が吸収されて減少するため、歯を支えきれなくなります。歯のぐらつきがひどくなり痛みがでるため、正常に嚙むことは難しくなるでしょう。歯根が露出することにより、知覚過敏が現れます。さらに症状が進行すると、歯が抜けてしまいます。

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