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スペースが足りなくて歯並びが崩れる乱杭歯(らんぐいば)とは

更新日:2017/11/06 公開日:2017/04/17

歯並びについて

歯が重なり合ったりねじれたりしている乱杭歯(らんぐいば)について、ドクター監修の記事でお伝えします。歯が窮屈そうに生えてくる原因は、あごの大きさとのバランスにあります。矯正治療のポイントも理解しておきましょう。

歯が重なり合って生えていたりデコボコしたりしている状態を乱杭歯(らんぐいば)、もしくは叢生(そうせい)と言います。かわいらしさの象徴といわれることのある八重歯も、実はこの乱杭歯です。

乱杭歯はどうして起こる?

歯の大きさに対してあごの成長が不十分だと、すべての歯が正常に生えるスペースが確保できません。そのため、重なったりねじれたりして生えてくるので歯並びがふぞろいになってしまいます。

昔に比べて、日本人のあごの大きさは小さくなっているといわれています。その影響で、乱杭歯が増えてきているとの指摘もあります。

乱杭歯を放置しておくと生じる不具合

乱杭歯の場合、歯が重なりあった部分などに食べかすやプラークが溜まりやすいうえに、歯ブラシでうまく磨くことができません。そのために、虫歯や歯周病になりやすいのが問題とされています。また、噛み合わせが悪いので食べ物をうまく噛めないほか、顎関節症になりやすかったり、頭や首周りの筋肉の緊張が肩こり、頭痛につながるという報告もあります。

さらに、ガタガタとした歯並びが目立つため、人目が気になるという精神的ダメージも大きいでしょう。

乱杭歯を矯正する方法

矯正装置によって歯を移動させるほかにも、歯を細くしたり歯を抜いたりすることがあります。乱杭歯のように歯とあごの大きさがアンバランスな場合には、抜歯して歯の数を減らしてから矯正装具を装着して歯を移動する方法がとられる場合もあります。

矯正器具には、ワイヤー(針金)とブラケット(金具)を使うもののほかに、取り外し式の装置を使うものなどさまざまですが、乱杭歯の場合には目立ちにくい透明のプラスチックでできているマウスピースを使用する矯正も可能です。ただし、乱杭歯の状態は人によって違いが大きいので、すべての人に対してマウスピース矯正が適しているとは言えません。

また、乱杭歯を矯正するとき、永久歯が生えそろう前のタイミングで行えば、永久歯を抜歯しなくても済む可能性があります。あごの成長を促す治療を行っていき、歯のデコボコをきれいにそろえる治療も並行して行っていきます。

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