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インフルエンザでの熱の症状と対処、合併症について

更新日:2017/04/11 公開日:2016/11/30

インフルエンザの症状

熱がでてすぐはインフルエンザによる熱か、ただの風邪かの判断は難しいものです。ですが、インフルエンザによる発熱の場合、対処方法が変わります。ドクター監修のもと、インフルエンザによる発熱だった場合の対処方法を説明します。

インフルエンザに感染した場合、だいたいが38℃以上の熱がでるのが特徴です。潜伏期間1日~3日を経て、発熱の他に、関節痛や頭痛、咳、鼻水、筋肉痛や全身の痛み、倦怠感などの症状がでます。これらはインフルエンザを発症すると免疫機能によっておきる症状です。

インフルエンザの熱の特徴

風邪であれば、38℃前後の発熱ですが、インフルエンザを発症すると潜伏期間後、急激に症状が進むため、悪寒や頭痛などの症状と一緒に38℃以上の高熱となります。インフルエンザの熱は3日~4日ほど続きます。ですが、免疫機能の低下している高齢者の方は高熱が10日以上続いたり、乳幼児は一度熱が下がったあとに、また熱が上がったりすることもあります。

高熱が出たらすぐ病院にいくべきか

38℃以上の熱が出たからといって、医療機関を受診してインフルエンザの検査を行っても、インフルエンザかどうかの正しい検査結果が出ない場合もあります。正確な検査結果がでるまでには、インフルエンザの症状が出始めてから12時間以上かかります。これはインフルエンザウイルスが一定量以上、増殖しないと検査を行っても陰性反応が出てしまう可能性があるからです。そのため、病院の受診は、インフルエンザの症状が出始めてから、12時間以上たってからがいいでしょう。病院を受診するまでは水分をしっかりとって、安静にしてください。

急に悪化することも

感染後、インフルエンザウイルスはだいたい48時間~72時間後にピークになります。この時期に、呼吸困難や息切れ、胸の痛みなどがある場合や熱が3日以上続いている場合は、すぐに病院の診察を受けてください。また、高熱が続くと脱水症状が出てくるので、こまめに水分を補給するようにしてください。

インフルエンザによる発熱の対処法

インフルエンザは、できるだけ早い治療が大切です。周囲にインフルエンザを発症した人がいたり、症状がインフルエンザの症状だったりする場合は、発熱後、12時間たってから必ず病院の診察を受けてください。

抗インフルエンザ薬を服用する

病院で処方される抗インフルエンザ薬は、ウイルスの増殖を抑える抑える働きがあり、身体への負担を軽くするためのものです。インフルエンザの発症後、48時間以内に飲むと、飲まなかった場合に比べて、発熱の期間が1日~2日ほど短くなります。

また、市販薬の中には、インフルエンザのときには使用できないものもあります。熱が下がらないからと、自己判断で市販の解熱剤は飲まないようにしてください。この場合も、病院で診察を受けるようにしてください。

熱が下がっても安易に外出しない

インフルエンザは熱などの症状がなくなっても、他の人に感染する可能性があります。どの位の期間、他の人に感染する危険があるかどうかは、個人によって差があるため、一概には言えませんが、だいたい発熱の翌日から1週間は外出しないようにしてください。熱が下がった後も、2日程度は外出せずに自宅にいるようにしましょう。

また、インフルエンザが流行しているときは、手洗いやうがい、マスクを着用するなど、予防をしっかりしてから外出するようにしてください。

インフルエンザによる合併症

インフルエンザには、大きくA型、B型、C型があります。中でも毎年冬に多く流行するのはA型とB型です。特にA型は、色々な派生形や突然変異があるため、以前インフルエンザA型に感染したことがあっても、免疫機能が働かず、大流行に繋がります。逆にB型は派生形や突然変異が少ないため免疫の抗体が維持されるので、A型のような大流行になることはあまりありません。

インフルエンザA型の合併症

A型は、全身に強い症状があらわれ、自覚症状としてもとてもきついと感じるものです。このA型は免疫機能の低い、高齢者や乳幼児、その他基礎疾患のある人は症状が長引くだけではなく、肺炎などの合併症が起こりやすくなります。また、子供だと意識障害や異常行動などの症状が出る「インフルエンザ脳症」などが起こり、重症化してしまう可能性もあります。

インフルエンザ脳症について

特に1歳~5歳の乳幼児に多く発症が見られます。インフルエンザによる合併症の中でも特に重く、気をつけた方がいい疾患です。「インフルエンザ脳症」は、インフルエンザウイルスが直接、脳内に入るわけではありませんが、免疫機能が正常には働かなくなります。

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