スキンケア大学 ヘルスケア大学 メンズスキンケア大学

危険な頭痛に注意!頭痛の症状と原因からみる分類

更新日:2018/05/11 公開日:2017/03/22

頭痛の種類と症状

生活の中で頭痛に悩まされる方もいるでしょう。はじめは気にしていても、次第に「いつものこと」と頭痛を放っておくと、重大な病気を見落とす可能性があります。そこで、今回はドクター監修の記事で頭痛について解説します。

日常生活の中でふいにやってくる頭痛に悩まされる方が多くいます。頭痛も「慣れ」から、放っておいてしまうことも多いのですが、症状によっては生死に関わるものがあるといわれています。今回は、頭痛が起こるメカニズムとともに、危険な頭痛についてご紹介します。

頭痛はどうして起こる?

頭痛はありふれたよくある症状で、風邪(かぜ)や発熱が原因で起こるものがあれば、精神的なストレスが原因で起こるものまで、その原因はさまざまです。ときには、脳内にできた腫瘍が原因だったり、クモ膜下出血に代表されるような命に危険を及ぼす頭痛もあります。

頭痛を引き起こす病気にはたくさんの種類がありますが、その中には命に危険を及ぼす頭痛とそうでないものがあります。しかし、病院やクリニックを受診せずに、自分で勝手に「頭痛持ち」と判断し、市販の薬を漫然と飲む人がいます。頭痛は身体の変調を伝えるメッセージですから、自分で勝手に判断して放置しておくと、あとで取り返しがつかない場合もあるのです。

頭痛は放っておくと治りづらくなる

頭痛は放置しておくと危険な場合がありますので、自分の判断だけで治そうとするのは辞めましょう。市販の薬で頭痛を抑えることはできますが、それは対応策の1つでしかありません。きちんと原因を突き止めたうえで治療をすることが重要です。漫然と鎮痛薬を使いすぎると、かえって頭痛が悪化することがあります。このような頭痛を薬物乱用頭痛といいます。

危険な頭痛を知っておく

頭痛にも風邪によるものや二日酔いなど、原因にはさまざまなものがあります。そのため、一口に頭痛といっても、すべての頭痛が危険とは言えませんが、生活に支障をきたすこともあります。生活習慣や体質的に発生する頭痛は一次性頭痛と呼ばれており頭痛の患者の約9割を占めます。頭蓋内の病気が原因で命の危険につながる事が多い頭痛を二次性頭痛と言います。

以下のような症状がある場合、この二次性頭痛の危険性が潜んでいます。

・今までに経験したことのない痛みである

・何の前触れもなく頭痛が起こる

・トイレ中や興奮しているときに起きる

・だんだんと痛みが増していく

・頭痛とともにめまいや吐き気をともなう

・早起きや起床時に頭痛が起きる

・頭痛とともにしびれや麻痺をともなう

・頭をケガした後に頭痛が出てきた

・50歳を超えてからはじめて経験する痛み

頭痛の原因と症状から種類を判断する

頭痛は、一次性頭痛と二次性頭痛の2つに分けることができます。この2つの頭痛には、どのような特徴があるのかチェックしておきましょう。

一次性頭痛

一次性頭痛とは、特に原因もわかりませんが定期的に発生してしまう頭痛のことを指します。代表的な一次性頭痛は以下の3つがあります。

・緊張性頭痛…肩こりなど体が緊張状態のときに発生する頭痛です。重くて締め付けられるような痛みで、パソコンを多く使う人や運転手の人に多いといわれています。こちらは姿勢が悪い人は要注意で、吐き気やめまいなどを伴うことも。

・片頭痛…ズキンズキンと痛み、若い女性に多い頭痛です。頭の片方だけに出るのが特徴的ですが両側の場合もあります。突然頭が痛み出し、吐き気などをともなう場合があります。頭痛発作時には、匂いや光に過敏になり、静かなところで休んで寝たくなるほどのつらさを自覚する人もいます。

・群発頭痛…男性に多い頭痛といわれており、決まった期間、決まった季節にだけ集中して発生することが多いです。片目の奥が何かで刺されているような痛みがあり、目が充血することもあります。

二次性頭痛

二次性頭痛とは、一次性頭痛と違って命の危険性があることもあり、医療機関での診察が必要です。二次性頭痛を引き起こす病気には下記のようなものがあります。

・脳出血…頭の中に出血が起こる病気で、高血圧に伴うことが多いです。殆どの方は頭痛だけではなく、手足が動かしにくくなったり呂律が回りにくくなったり、手足がしびれたりする症状が伴います。

・くも膜下出血…脳出血の一つで、主に脳動脈瘤という血管の瘤が破れて発症する病気です。突然バットで殴られるような激しい頭痛が特徴です。

・脳腫瘍…脳腫瘍の頭痛の特徴として、頭の中の圧力が上がる朝にだけ頭痛がすることが多いと言われています。また、おう吐や進行性の片麻痺が起こることもあります。

・髄膜炎…ウイルスや細菌が髄膜内に入ることで発生する頭痛です。高熱が出る場合がほとんどで、うなじが硬直し、けいれんなどが出てくることもあります。

・慢性硬膜下血腫…頭部に強い衝撃やケガをした後、1~2ヶ月くらい経過してから起こる病気です。若年者は頭痛を訴え、高齢者になると片麻痺や物忘れ症状などが出る事が多いです。

頭痛の治療をするためには

二次性頭痛の可能性がある場合は、早めに病院で、適切な診察と適切な検査を受けることが重要です。二次性頭痛の中にはクモ膜下出血など危険な病気の前兆のものがありますので、早めに受診しましょう。

頭痛の予防について

現在、頭痛の治療も進んでおり、専用の予防薬などを使うことで症状を和らげたり、発生回数を減らしたりすることができます。まずは医療機関を受診し、頭痛の診断を受けることが第一歩です。自分の頭痛の診断がわかると、それに対して専門的な治療ができるので、頭痛に悩まされている場合は、ドクターに相談してみましょう。

この病気・症状の初診に向いている科 内科

ヘルスケア本