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頭痛持ちの頭痛の特徴と治療法とは

更新日:2018/05/14 公開日:2017/03/23

頭痛の種類と症状

慢性的な頭痛持ちで悩む人は少なくないといわれます。頭痛にはいくつかの種類があり、原因を知ることが頭痛の改善につながります。ここでは、長引く頭痛の特徴や治療法について、ドクター監修の記事で解説します。

頭痛が長引く状態を頭痛持ちと呼びます。しかし、ある意識調査では月に一回以上の頭痛を経験する人は、自分の事を頭痛持ちだと思うようです。頭痛にはさまざまな原因が隠されており、頭痛の種類によっては命の危険につながることもあるため、注意が必要です。長期に渡って続く頭痛の特徴や、日常生活での留意点をご紹介いたします。

頭痛持ちの場合の頭痛の特徴

頭痛の種類を大きく分けると、原因のはっきりしない頭痛が続く一次性頭痛と、くも膜下出血や脳腫瘍など病気が原因で起こる二次性頭痛の2つに分類されます。そして、長期に渡って続く頭痛は、一次性頭痛の可能性が高いと考えられます。一次性頭痛には、主に3つの頭痛のタイプがあります。

緊張型頭痛

緊張性頭痛とは、頭の両側から締め付けられるような痛みが続く症状が特徴の頭痛です。緊張型頭痛の発症は、デスクワークなどで肩や首が長時間にわたり緊張状態が続いたことや、精神的なストレスなどが主な原因とされます。緊張型頭痛が1か月に2週間以上続く場合は、慢性の緊張型頭痛が疑われます。また、緊張型頭痛は、性別を問わずあらゆる年代に発症する可能性があるとされ、慢性頭痛の多くがあてはまるといわれています。

片頭痛

片頭痛とは、頭の片側もしくは両側に脈を打つような痛みが生じる頭痛です。片頭痛は、20~30代の女性で発症が多く見られるといわれ、頭痛の頻度は1週間に2~3回起こる場合や、年に1~2回のみなど個人差があります。片頭痛は吐き気や嘔吐をともなうこともあり、痛みが起こる前兆に目にチカチカとした光が見え視界が遮られる場合があります。片頭痛の原因は、何らかの原因で三叉神経を刺激し、炎症が起こって、血管を拡張させたり痛みの信号を送ったりしてしまうことで発症すると考えられていますが、まだ明確な原因はわかっていません。また、片頭痛の多くが遺伝であるともいわれています。

群発頭痛

群発頭痛とは、1年~数年に数回の頻度で、片方の目の奥や目の周囲に突き刺す痛みや、目をえぐられるような痛みを感じる頭痛です。群発頭痛は20~30代男性に多く発症することが特徴であり、激しい痛みは必ず決まった片側に生じ、30分~数時間続き、痛みと同側のみの涙、目の充血、鼻水・鼻づまりをともなうこともあります。群発頭痛の原因は、脳の視床下部や三叉神経節の働きが関係していると考えられていますが、まだ明確な原因は見つかっていません。ただし、アルコールや喫煙など生活習慣の影響があるといわれています。

頭痛持ちの頭痛の治療

頭痛持ちの治療は、頭痛専門医や神経内科医、脳神経外科医を受診して適切な治療を受ける必要があります。慢性的に続く頭痛で病院を受診した場合は、問診を行った後に、必要に応じてMRI検査やCT検査などの画像診断で脳の状態を調べたり、血液検査、尿検査などをしたりします。長期に渡って続く頭痛の多くは、はっきりした原因が見つからず命の危険につながらない一次性頭痛だといわれています。しかし、なんらかの病気が原因で頭痛が発症することもあり、脳卒中などの脳血管障害や、その他の病気を確認することも大切です。検査の結果から頭痛の原因が病気ではないことがわかれば、一次性頭痛の治療として薬物療法を中心とした治療が行われます。

頭痛持ちの場合の療養のポイント

長期に渡って頭痛が続くときは、日常生活の中に頭痛を引き起こす要素が隠されていることもあるため、誘発因子を知り対応策を考えることは、頭痛の悪化予防につながります。

緊張型頭痛の注意点

緊張型頭痛はデスクワークや車の運転、ストレスなどで筋肉が硬くなっているために発症するとされます。日常生活の中では、長時間同じ姿勢で過ごしたときは、時々、筋肉の緊張をほぐすためにストレッチをしてみたり、運動の習慣を取り入れたりすることが大切です。また、日頃からストレスを溜めないように、リフレッシュできる時間を持つことが頭痛の改善と予防につながります。

片頭痛の注意点

片頭痛は、台風や雨など気圧の変化に脳の血管が反応して、頭痛がひどくなることもあります。さらに、睡眠不足や寝過ぎ、飲酒などの生活習慣や月経が影響して、片頭痛を招くこともあるため注意が必要です。頭痛を発症したときに、思いあたるきっかけを記録して、頭痛を回避したり、タイミングよく薬を服用したりできれば、頭痛の悪化を予防することにつながります。また、片頭痛の症状が出ているときの入浴は、お湯に浸かって体が温まると血管が拡張して症状を悪化させかねませんので、シャワーで済ませることをおすすめします。

群発頭痛の注意点

激しい痛みをともなう群発頭痛は、生活習慣が大きく影響しており、アルコールやタバコの習慣が頭痛を誘発するとされます。そのため、痛みの症状があるときはアルコールとタバコを控えることが大切です。また、気圧の変化の影響で症状が悪化する可能性もありますので、飛行機の利用や登山に出かけるときは、事前にドクターへ相談をするようにしましょう。

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