クレンジングとは、肌のメイクを落とすことです。正しいスキンケアのためには、正しいクレンジングによって肌をクリアな状態にすることが大切になります。特に、飲み会が増えて帰宅が遅くなる冬には、手軽にできるふきとりクレンジングがおすすめです。しかし、肌が乾燥しやすい冬のクレンジングは、肌に余計な負担を与えてしまうこともあります。ふきとりクレンジングをする場合は、正しい方法で行って、肌の悩みを改善しましょう。
手軽にできる、ふきとりクレンジングの特徴
ふきとりクレンジングとは、クレンジング剤をコットンにしみこませて使うクレンジング方法です。あらかじめシートにクレンジング剤をしみこませた状態で販売されているものもあります。クレンジング剤には主にローションタイプを使用することが多いですが、クリームやミルクタイプのクレンジング剤を使用することもあります。最近では、保湿性の高いクレンジング剤も多くみられるため、冬の乾燥肌対策に効果が期待できます。
ローションタイプ
水、洗浄剤、保湿剤からなる液状のローションを使用します。水場がなくてもクレンジング力と保湿力があるふきとりクレンジングでメイクオフができるため、手軽で便利なのが特徴です。一方、こすることによる摩擦で肌を傷つけやすいというデメリットもあります。また、エタノールなど刺激の強いアルコール成分を含んだもの、オイルインのものもあるため、敏感肌やアレルギー体質の方は注意が必要です。
クリーム、ミルクタイプ
肌にやさしい成分のため、脂性肌や乾燥肌など肌タイプに関係なく幅広く使用できるのが特徴です。クレンジング剤そのものの刺激は少ないですが、洗浄力が低いといったデメリットもあります。メイクが濃い部分を落とす際に何度もこすることで肌を傷めてしまうこともあるため、薄いメイクの時のクレンジングにおすすめです。
スキンケアではクレンジングが重要
化粧品には油分が多く含まれているため、メイクした状態では化粧品成分が地肌と密着して、水だけの洗顔では落としきることができません。この油分を落とすために必要なのがクレンジングです。クレンジングをしないままだと、肌に残った油分が酸化してしまいます。酸化した油分で皮膚の新陳代謝が下がると、シミやシワなど肌トラブルが起きやすくなります。そのため、スキンケアするうえで、まずはしっかりとクレンジングをする必要があります。
ふきとりクレンジングの正しい方法
間違ったクレンジングは肌の負担に
クレンジングには、肌に残ったメイクと一緒に皮脂も落としてしまうというデメリットがあります。皮脂には肌に水分バリアを張る役割があるのですが、クレンジングで肌の皮脂が不足してしまうと、乾燥しやすく抵抗力を失った状態になります。肌のハリが失われると、シミやシワができやすくなったり、毛穴が広がったりするなど、さまざまな肌トラブルを引き起こす原因になることもあります。
特に、ふきとりクレンジングでは、使用するクレンジング剤にエタノールなど刺激の強いものが含まれているものが多くあります。力を入れて何度もゴシゴシすることで、肌の炎症や色素沈着でクスミや黒ずみができてしまうこともあるため、正しい方法でクレンジングする必要があります。
クレンジング方法の使い分けが大切
メイクの落とし方を使い分けることも重要になってきます。日によってメイクの濃さが異なる場合もあるため、同じメイクでもリップとアイライナーなど部分ごとに落としやすさが異なります。薄いメイクにもかかわらず濃いメイクの日と同じ方法でクレンジングしてしまうと、肌に負担をかけてしまいます。メイクの濃い日はふきとりクレンジングでしっかりとメイクを落とし、薄い日はジェルやミルククレンジングを使うなど、クレンジング剤から見直すことも重要です。また、敏感肌やアレルギー体質の方は、アルコールやオイル成分の少ない肌にやさしいクレンジング剤を選ぶことで、肌への負担を抑えることができます。
たっぷりのクレンジング剤でやさしくなでる
クレンジングを行う際は肌に刺激を与えないよう、手で強くこすらないことがポイントになります。この時、クレンジング剤をたっぷりと使用しましょう。特にふき取りクレンジングでは、摩擦の刺激によって肌が傷つきやすくなります。少量のクレンジング剤だと、肌をこする回数が増えて余計に肌を傷つけることになるだけでなく、十分にクレンジングできなければ、残った化粧品が酸化して、肌トラブルにも繋がります。たっぷりのクレンジング剤で、優しく撫でるようにメイクを落としましょう。
顔のパーツごとにクレンジング
クレンジングは、落ちにくいアイメイクから始めるのがおすすめです。クレンジング剤を含ませたコットンで目の周りを優しく押さえます。マスカラやアイライナーが溶けたら軽く水で流しましょう。そして、アイメイクのクレンジングが終わったら、皮膚の強いTゾーン、Uゾーンの順でクレンジングしていきましょう。
また、皮膚の弱い部分のファンデーションには、ふき取りクレンジングでこするのではなく、オイルクレンジングを使用することで肌を傷つけないようにします。クレンジング剤をなじませたら、余分な皮脂を吸い取ってしまう前に素早く洗い流すようにしましょう。
乾燥しやすい冬こそしっかりと保湿を
クレンジング時の肌は皮脂が失われて乾燥しやすく傷つきやすい状態です。肌本来の水分量を保つためにも、クレンジング後には必ず化粧水と乳液による保湿ケアを忘れないようにしましょう。乾燥肌に悩まされる冬には、保湿性の高いクレンジング剤を選び、クレンジングの後に肌が乾燥しやすいというデメリットをカバーすることも大切です。
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