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副鼻腔炎の治療とは

更新日:2017/11/28 公開日:2017/03/22

副鼻腔炎(蓄膿症)の症状と治療法

副鼻腔炎は、鼻水や鼻づまりだけでなく頭痛などの症状も引き起こす場合があります。さらに、慢性化することもあるため、早急に治療することが大切です。ドクター監修の記事で検査や治療を紹介します。

副鼻腔炎(ふくびくうえん)の症状が疑われた場合、どのような検査や治療を行うかについて、解説していきます。

副鼻腔炎とは

副鼻腔炎は発症期間で急性と慢性に分かれています。4週間以内であれば急性、それを超えると慢性と考えられます。慢性の場合は蓄膿症とも言います。

副鼻腔炎は、感染によって起こる場合と感染以外によって起こる場合があります。ウイルスによる上気道感染などの何らかの原因によって、ウイルス感染が鼻腔から副鼻腔に広がっていきます。この場合に、ウイルス性副鼻腔炎となります。さらに、炎症した副鼻腔の粘膜で細菌感染が起きると、膿が混ざった鼻水(膿性鼻汁:のうせいびじゅう)の症状が見られるようになります。感染以外の場合には、刺激性物質や腫瘍などが原因になります[1][2]。

急性副鼻腔炎の治療

急性副鼻腔炎の治療には、洗浄、ネブライザー、ステロイド点鼻薬などが用いられます。細菌感染がある場合には、抗菌薬を使う場合もあります。

慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の治療

慢性副鼻腔炎の場合も、洗浄、ネブライザー、ステロイド点鼻薬などが用いられます。マクロライド系の抗生物質を少量内服する治療法が行われることもあります。薬物療法が効果を示さない場合には、内視鏡を使った「内視鏡下副鼻腔手術」などの手術療法が選択されます。[2][3]。

副鼻腔炎の療養のポイント

副鼻腔炎は多くの場合、セルフケアと医療機関での治療によって治癒します。それでも治りにくい場合には、ポリープやアレルギーなどの原因を考えるようにします。

セルフケアとしては、感染に注意して、手洗い、うがい、マスクを着用するなどの生活習慣の改善が効果的です。また、普段から風邪をひいたときには、鼻の内部に傷を付けないよう、鼻をつよくかみすぎないようにしましょう。

参考文献

  1. [1]MedlinePlus. "Sinusitis" NIH. https://medlineplus.gov/ency/article/000647.htm (参照2017-11-18)
  2. [2]デニス・L・カスパーほか編. ハリソン内科学 第5版. メディカル・サイエンス・インターナショナル. 2016; 232.
  3. [3]"内視鏡下鼻内副鼻腔手術を受ける患者さんへ" 東邦大学医療センター大森病院. 2016. http://www.lab.toho-u.ac.jp/med/omori/ent/patient/files/ent_clinicalpath_03.pdf (参照2017-11-18)
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