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脳ドックとは

更新日:2018/05/24 公開日:2017/03/31

人間ドックの基礎知識

健康状態を維持するために健康診断は重要だといわれています。ですが、一般的に脳についてはしっかり検査できていないという人も多いです。脳ドックを受けて脳の検査を行いましょう。脳ドックについてドクター監修の記事で解説します。

脳は、一度損傷を受けてしまうと再生することができず後遺症が残ってしまう場合もある重要な臓器の一つです。そのため、脳ドックで検査をしっかりと行うことは、将来の脳の病気になるリスクを少しでも減らすことができます。

脳ドックとは

脳ドックとはどのようなものなのかを詳しく解説します。

長寿国日本

日本は、世界的に見ても長寿です。長寿の秘訣は健康食である日本食や定期的な運動習慣が重要ですが、定期的な健康診断で自分の健康状態をチェックすることも重要です。日本においては、さまざまな健康診断が定期的に行われており、自治体や会社が主体となって行っているものもあれば、自費で行うドックまでさまざまあります。

早期発見が解決のカギ

病気というのは早期発見早期治療が基本で、自覚症状が出てからでは遅い場合もあります。病気を早期発見できれば、体に負担をかけずに回復しやすいので、定期的に身体の点検をすることはとても重要です。

脳ドックとは

脳ドックというのは、脳疾患を見つけるための人間ドックです。脳の病気は、非常に治療が難しい場合もあるので、専用の検査でしっかりと病気の早期発見を行う必要があるといわれています。

脳ドックの目的

脳ドックを行う目的について詳しく解説します。

人間ドックでは検査メニューに入っていない場合がある

健康診断に加えて、よりさまざまな身体の異常を見つけるために自費で行う人間ドックを受けているという人も多いかと思います。人間ドックには医療機関によってメニューは様々で、利用料金も様々です。多くの人間でドックでは、脳検査は含まれていないことが多く、オプション検査で依頼するか、脳ドックを別に受けないとならないことが多いのです。

脳の病気は重篤になりやすい

脳の病気というのは、病状の進行がわかりづらく、突然重篤な状態に陥ってしまう場合があります。さらに、脳というのは一度異常をきたしてしまうと、完治することができない場合があります。そのため、脳ドックでMRIなどを主体とした検査を行うことにより、脳の異常を早期にチェックして、それ以上の進行や万が一の発症を予防するための措置を行う必要のある病気を見つけ出すのが目的です。

脳ドックで行う検査

脳ドックでは、主に次のような症状を検査によって発見することが可能なようです。

・脳梗塞

・脳動脈瘤〔くも膜下出血〕、脳動静脈奇形

・脳出血

・脳動脈狭窄症、閉塞症

・脳腫瘍

・認知症

一般的な検査方法

脳ドックというのは、主に次のような検査を行うことが多いです。

・頭部MRI検査 脳梗塞や脳腫瘍をチェック

・頭部MRA検査 脳動脈瘤などの脳血管異常をチェック

・頸部MRA検査 頚動脈のチェック

その他、一般的な人間ドックで行う

・血液検査

・血圧脈波検査

などが追加される場合もあります。

追加で検査できる項目

多くの場合、通常の脳ドックの料金に追加料金を支払うことで検査を行うことができる場合があります。受診する医療機関にお問い合わせ下さい。

・認知症診断テスト

・早期アルツハイマー型認知症検査

脳ドックの料金

脳ドックというのは、病院によって検査金額が変わってきます。自分が受けようとしているのが、いくらくらいになるのかは、事前に病院へ確認しておくようにしましょう。

脳ドックを受ける必要がある人

脳ドックはどのような人が積極的に受診する必要があるのかを解説します。

3人に1人

脳ドックを受けた人のおよそ3人に1人がなんらかの脳の疾患があったといわれています。自覚症状がないので、検査をして初めてわかったという人が多いようです。次のような症状に悩まされている場合は、受けたほうがよいといわれています。

・高血圧

・糖尿病

・高脂血症

・不整脈

注意すべき症状

また、気をつけるべきと思われる症状について記載します。

・喫煙習慣

・肥満

・家族に脳卒中や高血圧の人がいる

・食生活の乱れ

・運動不足

・ストレス状況下

・生活習慣の乱れ

とくに、血のつながった両親で脳の疾患を発症させたことがある場合は、より一層、注意したほうがいいかもしれません。

脳ドックはどれくらいの頻度で受ける?

異常がなかったりした場合は、毎年脳ドックを受ける必要がないといわれています。

脳に異常がある場合

脳に異常があるけれども、経過観察をするということは少なくありません。そのような場合は半年から1年に1回脳ドックを受けたほうがよいといわれています。脳に異常所見がある場合の精密検査は、保険適用される場合がありますので担当医に確認をしてみてください。

生活習慣病の場合

脳に異常が確認できない場合であっても、生活習慣病を患っている場合は、毎年脳ドックを受診したほうがよいといわれています。もし片方の手足にしびれや動きにくさ、呂律不良などを感じた場合は、1年といわず早めに受診することを心がけましょう。

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