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ブヨに刺されないための対策

更新日:2017/10/16 公開日:2017/03/31

虫による皮膚疾患

ブヨに刺されないためには、長ズボンや靴下、靴で皮膚を守る、虫除けスプレーを使うなどが有効とされています。詳しい予防対策や刺されたときの対処についてドクター監修の記事で解説します。

ブヨ(ブユ)に刺されると炎症がおこり、強いかゆみに長時間悩まされることがあります。予防方法や刺されたときの対処について知っておきましょう[1]。

ブヨによるトラブルの予防

ブヨは、主に渓流沿いの山中やキャンプ場などで、夏によく見られる虫です。活動時間は朝や夕方で、すねの付近を刺されることが多いと知られています。そうした点を踏まえて、野外活動をするときは、ブヨに刺されないように、対策をとりましょう[2]。

衣服による予防

肌の露出を控えることが、ブヨによるトラブル予防のために重要とされています。長袖や長ズボンで腕やすねを保護し、素足にサンダルは避けて、靴と靴下を着用することで、足の甲や足首も守りましょう。

虫除け剤による予防

また、虫除けスプレーや携帯用蚊取りなどの虫除け剤(忌避剤)は、効果は大きくないといわれますが、ある程度の予防効果を示すと考えられます。ディートと呼ばれる成分を含む虫除け剤も、一般的に使われています。ただし、子供に使うときには顔に使わないようにします。年齢による使用制限もあり、生後6カ月未満の乳児には使ってはいけません。さらに、2歳未満では1日1回、2歳以上12歳未満では1日1~3回にとどめます[2]。

ブヨに刺された場合の対処

ブヨは人の皮膚を「刺す」のではなく「咬みちぎって」吸血するため、蚊などの虫に刺された場合に比べて症状が長引きやすいといわれています。

かいてしまって悪化すると、強いかゆみを伴う炎症が特徴で治りにくい「結節性痒疹(けっせつせいようしん)」を引き起こすおそれがあります。かゆみが続き、しかも皮膚の盛り上がりが残るようであれば、医療機関を受診し、治療することが大切です。

ブヨに刺されたとき、特に結節性痒疹になった場合、ステロイド外用薬や抗ヒスタミン薬が、皮膚のしこりやかゆみに対して使われます[3]。

参考文献

  1. [1]デニス・L・カスパーほか編. ハリソン内科学 第5版. メディカル・サイエンス・インターナショナル 2016; 2173-2175, 2808-2810
  2. [2]日本皮膚科学会. "虫刺され" 皮膚Q&A. https://www.dermatol.or.jp/qa/qa16/q06.html (参照2017-10-10)
  3. [3]PATIENT INFORMATION LEAFLET. "NODULAR PRURIGO" BRITISH ASSOCIATION OF DERMATOLOGISTS. _http://www.bad.org.uk/shared/get-file.ashx?id=110&itemtype=document_ (参照2017-10-10)

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