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離乳食中期の献立とは

更新日:2017/03/29 公開日:2017/03/29

離乳食

離乳食中期は「もぐもぐ期」と呼ばれる、離乳食に少し慣れてきた時期です。この頃から調理法や食材にバリエーションを持たせることができます。今回は、離乳食を与える際の注意点も合わせて、ドクター監修の記事でお届けします。

生後7か月~8か月頃になると、離乳食初期の「ごっくん期」が終わり、中期の「もぐもぐ期」がスタートします。離乳食が初めての経験だった赤ちゃんも少し慣れた頃で、食べさせてもよい食材が増えます。離乳食中期に、1日どれくらいの量を増やすのか、そのほか注意点などもまとめてみました。

離乳食中期の調理法

離乳食中期は生後7か月~8か月頃の赤ちゃんの時期を指し、「もぐもぐ期」とも呼ばれています。この頃になると舌やあごが上下に動くようになり、離乳食を舌とあごで潰すような動作が見られます。また、潰した食材を口の中でひとまとめにするのも覚える時期です。

食材の硬さや調理の仕方

離乳食初期と同じく基本的に食材はすべてみじん切りにすることです。食材をすりおろしてしまうとエグミが出て赤ちゃんも大人も美味しく感じられません。半分はみじん切り、半分は潰しなどで食感を工夫しましょう。一品みじん切りにしたら大量の熱湯で湯通しをして、さらに赤ちゃん専用の小さなお鍋に入れて、弱火でじっくりコトコト煮込みます。

離乳食中期では少し慣れていることもあり、食材の硬さを豆腐(前半や絹ごし、後半は木綿)のような食感くらいにしても大丈夫です。ただし、食べにくそうなものは最初のように液体のようなとろとろの状態にして、のど越しをよくしてあげてください。

食材の味付け

味付けも薄味が基本で、調味料は昆布出汁、カツオ出汁、昆布とカツオの合わせ出汁などシンプルな味付けで整えてください。

離乳食中期におすすめの食材

離乳食中期は初期と同じ食材も使用できますが、少しバリエーションを増やすことも可能です。

おもゆ

おもゆは(お米1:水10)で炊いた10倍粥を滑らかになるくらいに潰し、慣れてきたら粒の潰し方を徐々に荒くして食感を変化させます。

野菜スープ

離乳食初期に引き続き大根、人参、かぼちゃなどの根菜を加えていきます。しかし、かぼちゃは味が濃いので頻繁に食べさせるのは避けたほうが無難です。ジャガイモやさつまいもを食べさせてもいい時期になります。葉野菜のほうれん草も試してみましょう。

魚類

カレイ、ヒラメ、タイなどの白身魚も加えます。1匹丸ごと購入せずにお刺身を使うと便利です。刺身1切れを熱湯で湯通ししてアクを取り、野菜スープに加えじっくり煮込みます。8か月頃になればシャケなどをはじめカツオ、ブリ、マグロなど背中が青い魚に挑戦してみましょう。脂肪分がなく油っぽくない赤身魚なら使用してもよいと考えられています。

大豆製品

醤油、味噌、豆腐などの大豆製品も8か月頃からスタートさせます。野菜スープに醤油を1滴加えて味を調えます。赤ちゃんに異変がないようなら次は味噌を少量溶いて1匙すくって食べさせましょう。味噌汁がOKなら豆腐を加えた味噌汁を作ります。味噌は出汁が入っていないものを選んでください。

なお、この時期にすべての大豆製品を食べさせてもよいというわけではなく、納豆、厚揚げ、薄揚げなどは使用を控えたほうがよいとされています。

1日に何回与えればいい?

離乳食中期では離乳食の量を1日2回に増やします。しかし、初めて口にする食材を使っているときは、今まで食べ慣れた食材に1品1匙を目安に加えましょう。赤ちゃんが喜んで食べても初めての場合は3~4匙や3~4品など量を増やすのは避け、必ず1匙から様子を見てください。

離乳食のあと、母乳や育児用ミルクを与えます。育児用ミルクは150mlの量が目安ですが、赤ちゃんが飲むのを嫌がるようなら無理に与える必要はないでしょう。

離乳食を与えるときの注意点

離乳食中期の場合のポイントや注意点を知っておきましょう。

ベビーチェアに座らせる

お座りできようになる時期なので、お母さんと対面できるようなベビーチェアやベビーラックに座らせて離乳食を食べさせます。

「もぐもぐ」と声をかける

あごの上下運動などコントロールができるようになる時期ですが、赤ちゃんは慣れてくるとそのまま飲み込んでしまうおそれがあるので、「もぐもぐ」と声をかけながら赤ちゃんのペースで食べさせます。

異変に気をつけながら新しい食材を試す

アレルギーなど気をつけなければなりませんが、新しい食材にチャレンジして離乳食を進めましょう。

味や硬さに変化をつける

この時期は離乳食を食べないような仕草をすることもあります。味付けや食材の硬さに変化をつけて工夫するようにしましょう。食べない場合、舌とあごで潰しながら食べるというこの時期の赤ちゃんの食べ方に対して調理法が合っていない可能性もあるので、市販のベビーフードを参考にしてもよいでしょう。

食べなくても焦らない

赤ちゃんのために作った離乳食ですが、食べないことが続く時期です。しかし、トータルの量を見るときちんと増えていることもあるので、身長、体重が順調に伸びているようなら、気にしすぎないようにしましょう。