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骨盤矯正ベルトの使い方と選び方

更新日:2017/03/29 公開日:2017/03/29

マッサージ・生活

位置がずれてしまったりゆがみや開きが生じてしまったりした骨盤を、骨盤矯正ベルトという器具を使って矯正することができる場合があります。骨盤矯正ベルトの使い方や選び方などのポイントについて、ドクター監修の記事でお伝えします。

骨盤矯正ベルトを使い、骨盤のゆがみやずれ、開きを矯正する方法もあります。骨盤ベルトとは何か、効果やベルトの使い方などについて解説します。

骨盤矯正ベルトとは

骨盤矯正ベルトとは、位置がずれてしまったり開いてしまったりした骨盤を、パワーネットなどの力で支えて締めなおしてくれるベルトのことを指します。ガードルの中に骨盤矯正ベルトが組み込まれているものもあり、骨盤矯正ガードルと呼ばれる場合もあります。骨盤矯正ガードルは骨盤矯正ベルトよりも服に響きにくく、使いやすいと感じる人も多いようです。

骨盤矯正ベルトの効果

骨盤矯正ベルトを装着すると、位置がずれたりゆるんでしまったりした骨盤をベルトの力で締め、安定させることができるといわれています。整体院などで骨盤ベルトの装着を進められる場合もあるでしょう。骨盤のゆがみによって出る症状にはさまざまなものがありますが、骨盤ベルトを締めることによって効果が出やすい症状とそうでないものがあります。ここでは、骨盤矯正ベルトの装着によって得られやすい効果について解説します。

姿勢の改善

骨盤ベルトで骨盤を支え、しっかりと立たせることで姿勢が改善されます。コルセットを着けると筋肉ごと腰を支えてしまうので筋肉の衰えが心配されますが、骨盤ベルトは骨盤だけを支えるため、筋肉が弱ってしまう心配もないと考えられています。

肩こり・腰痛の改善

骨盤ベルトで骨盤を安定させると、骨盤が左右に傾くのを防ぎ、腰への負担を緩和してくれます。腰痛の症状が軽減される他、肩こりや首のこり、頭痛などの改善も期待できます。

産後の骨盤のサポート

出産後の女性の骨盤は、しばらく開いたままの状態になっていることが多いです。骨盤が開いている状態はとても不安定で、そのまま放置すると骨盤のゆがみやずれの原因になってしまう場合もあります。骨盤ベルトで産後の骨盤を支えることで、骨盤のゆがみやずれによる腰痛などの症状が出ることを防ぎます。

骨盤矯正ベルトの使い方

骨盤矯正ベルトは腰に巻いて使う道具ですが、巻き方・巻く場所にポイントがあります。

骨盤矯正ベルトを巻く場所

骨盤矯正ベルトを巻く際によくあるのは、巻く場所が高すぎるという間違いです。「骨盤を締める」と聞くと一番骨が出っ張っていて骨盤の横幅が広い「腸骨陵」という部分に巻いてしまいがちです。しかし、骨盤が一番横に長い部分に骨盤ベルトを巻いてしまうと、開いた骨盤が上手に締まりません。

骨盤ベルトを巻くときは、「腸骨稜」ではなく「大転子」と呼ばれる部分に巻きましょう。大転子は、足の付け根の骨にありますので、比較的見つけやすいです。大転子は足の付け根の骨ですので、体を動かすとすぐにベルトがずれてしまう場合もあるでしょう。そうした場合は、腸骨稜と大転子の間の、動く骨にかかりにくい場所に巻くのがおすすめです。

骨盤ベルトを巻くときのポイント

骨盤ベルトを巻くとき、しっかりと骨盤を締めたいという思いからか、強めにギューギューとベルトを締めてしまう方も少なくありません。しかし、ベルトをきつく締めすぎると腰回りの血行が悪くなり、血栓ができてしまうおそれがあります。骨盤ベルトを力いっぱい巻くのは避けましょう。

また、骨盤を支える必要があるからといって骨盤ベルトを無理に巻き続ける必要はありません。骨盤ベルトを巻くことで体調が悪くなったり、痛む場所が変化したりといった場合は、すぐに使用を中止し、ドクターに相談しましょう。

骨盤矯正ベルトの選び方

骨盤を支えるベルト類にはいくつか種類があります。骨盤ベルトはシンプルに骨盤を支える機能のみがあるベルトで、骨盤ガードルには体の補正機能がついているものもあります。合わないものを選択してしまうとむくみや痛みの原因になってしまうこともありますので、自分に合ったベルト・ガードルを選びましょう。

レギュラータイプの骨盤ガードル

レギュラータイプの骨盤ガードルはウエストくらいまで丈があるタイプで、ハイウエストタイプのガードルよりは窮屈さも少なく、長時間の着用にも向いているといわれています。

ハイウエストタイプの骨盤ガードル

ハイウエストタイプの骨盤ガードルはおなか回りまで覆う長さがあるので、ウエストの引き締めなどを同時に行いたい方向けです。しかし、その分締め付け感も強いので、長時間の着用には不向きとされています。

骨盤矯正ベルトや骨盤矯正ガードルを選ぶ際には、できるだけ試着を行い、全体のフィット感や食い込み・苦しさがないかをしっかりと確かめましょう。

着用のタイミングと着用時間

妊娠すると妊娠中や出産後は「リラキシン」というホルモンが靭帯や筋肉をゆるめるため、骨盤がゆがみやすくなります。こうした理由で不安定になった部位へ骨盤矯正ベルトを巻き、骨盤を支える場合があります。ベルトを装着するタイミングに迷う方も多いでしょうが、妊娠したらすぐにベルトを着けても問題ないといわれています。産後は、出産から2週間~2か月の時期に使用する場合が多いです。

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