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ひどいニキビを皮膚科で治療する方法

更新日:2017/08/07 公開日:2017/03/29

ニキビはセルフケアによって改善させることができますが、なかには炎症がひどく、なかなか治らないものもあります。そのようなニキビは、早めに皮膚科での治療を受けることをおすすめします。ここでは、皮膚科で行われる問診や使用される薬、施術などについて、詳しくご紹介します。

皮膚科でのニキビ治療は問診から

皮膚科を受診した場合、まず行われるものが問診です。問診は口頭でも行われますが、まずは問診票に症状などを記入するかたちとなります。問診票で主に尋ねられることとしては、以下のようなものがあります。

ニキビの症状について

ニキビがいつからどの部位にできているのか、すでに治療は受けているのかといったことが聞かれます。ニキビの治療を進めている場合は、その治療内容を詳しく記入しましょう。

体質について

アレルギー体質やケロイド体質か、麻酔によって吐き気などの症状が出たことはないかといったことが聞かれます。また、妊娠や最終月経についても尋ねられます。

ニキビケアの方法について

普段、どのような化粧品を使っているのか、サプリメントは服用しているのかといったことが聞かれます。病院での治療はもちろん、自宅でのセルフケアについても詳しく記入しましょう。

皮膚科で処方される塗り薬と飲み薬

ニキビ治療に使われる薬には、外用薬と内服薬があります。主に外用薬を中心に使われることが多く、抗生物質とそれ以外の外用薬があります。

ニキビの原因となっているアクネ菌を殺菌するための成分が含まれた外用薬が抗生物質です。ニューキノロン系物質には「アクアチムクリーム(薬剤名)」や「アクアチムローション(薬剤名)」のほか、リンコマイシン系抗生物質として「ダラシンTゲル(薬剤名)」「ダラシンローション(薬剤名)」などがあります。そして毛穴のつまりを改善するための外用薬としては、「ディフェリンゲル(薬剤名)」や「トレチノイン(薬剤名)」があり、「トレチノイン」は保険適用外となります。

一方、内服薬には次のようなものがあります。ニキビの炎症を抑えるための飲み薬として、抗生物質があります。マクロライド系抗生物質の「ルリッド(薬剤名)」や「クラリス(薬剤名」、テトラサイクリン系抗生物質の「ミノマイシン(薬剤名)」が主に処方されます。また、ストレスなどの影響で分泌量が減ってしまった女性ホルモンを補うために、低用量ピルや抗男性ホルモン薬が使用されることがあります。さらに、皮脂の分泌量を整えるため、ビタミン剤が処方される場合もあります。

ニキビがひどい場合の専門的な治療法

病院にて行われるニキビ治療には、以下のような治療法があります。こちらも処方薬と同じく、保険適用のものと保険適用外のものがあります。

面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)

毛穴に詰まってしまった古い角質や皮脂を専用の器具を使用して除去する治療法です。このような処置を行うことで、ニキビがより短期間で治るとされています。ただ、この「面皰圧出」は保険適用の治療であり、1度にたくさんのニキビを治療することはできません。同じような治療内容で保険適用外ものとしては「ケミカルピーリング」があります。

抗生物質などの注射

ニキビが重度の炎症を起こしている場合などに、ニキビができているところに直接、抗生物質またはステロイド剤を注射する治療が行われることもあります。また、ビタミンなどを配合した導入剤を肌に塗って微弱の電流を流すという保険適用外の「イオン導入」や、ニキビの原因となるアクネ菌の殺菌などをも目的に行う保険適用外の「レーザー治療」があります。

ニキビは皮膚科で治療すると早く治る

市販薬はドラッグストアなどで気軽に購入ができるというメリットがある反面、皮膚科で処方される薬よりも有効成分が少ない場合があり、効き目が思うように得られないこともあります。また、自分の判断で薬を選ぶため、症状に対して適切なものが選択できていないという場合も少なくありません。

その点、皮膚科での治療を受ければ、正しいニキビの診断を受けることができ、そのうえでニキビの症状に合った薬が処方されるため、早くニキビを改善させることができると考えられます。また、治療は保険適用になるものもあり、その場合は市販品の薬よりも費用が安く済む場合があります。したがって、ニキビは皮膚科での治療がおすすめだと言えます。

自分ではニキビだと思い込んでいたものが、実は別の肌の疾患であるという場合もあります。なかなかニキビが改善しないと感じたら、皮膚科の受診を検討するようにしましょう。ニキビを完治させるには、医師の正確な診断を受け、早めに適切な治療を受けることがとても大切です。

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