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足裏の角質の取り方について

更新日:2017/11/30 公開日:2017/05/04

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足裏は、角質が厚く積み重なってしまいやすい部分であり、適切な処理の方法を知りたいという人も多くみられます。なぜ足裏は角質が厚くなるのか、原因やセルフケアの方法について見てみましょう。

足裏の角質が厚くなる原因

皮膚は真皮と表皮に分かれていますが、外側にある表皮の中でも一番外側に位置するのが角質層となります。角質層を含む表皮はほとんどが角化細胞で作られており、表皮の内側で分裂した角化細胞が成長とともに徐々に外側へ移り、最終的に10層前後からなる角質層を形成します。この角質層の組織が角質であり、一般的に角質は表面に現れてから一定期間が経過すると垢としてはがれ脱落します。

角化細胞は、分裂してから角質として脱落するまで、次々にくりかえされており、表皮の組織が一周して一変するサイクルをターンオーバーと呼んでいます。通常、ターンオーバー期間は45日程度とされており、新しい角質の形成とともに古い角質がはがれ落ちることで厚みを増すことはありませんが、なんらかの理由でターンオーバーがうまくいかない場合は、表面の角質がはがれずに新しい角質が内側から形成されることで徐々に厚くなっていきます。大きな理由としては以下の2つがあげられます。

角質の乾燥と水分の不足

角質は、乾燥状態の影響を強く受けます。

  • 皮膚に何かしらの病変がある場合
  • 外気が極端に乾燥している場合
  • 加齢によって皮脂分泌が低下した場合

などは角化細胞が乾燥し、水分が不足することで角質のバリア機能が衰えカサカサとした手触りの硬い角質に変質していきます。単純な水分の不足だけではなく保水する能力が低下している場合が多く、ターンオーバーを正常に戻し保水力を高めるケアが必要となります。

体重による外部刺激の影響

足裏は、歩行する際には体重がかかり、たえず強い刺激を受けている部分ともいえます。角質は、外部刺激を受け続けることによっても硬くなり、サンダルの素足履きやクッションが十分でない履物などで長時間の刺激があると肌の内部を守る反応として角質が厚く硬化します。乾燥による水分の不足と、外部刺激は相互に関係し、特に足裏は角質層が厚くなってしまう環境であるといえます。

足裏の角質の取り方

厚く硬くなってしまった角質は、セルフケアで除去することも可能です。気になる方は定期的に実践してみるとよいでしょう。

  1. まず、入浴やフットバスなどで足を温め、足裏の角質をやわらかくします。
  2. 足裏やかかと用のやすりを用意し、やわらかくなった角質の上で力を入れずに少しずつ動かし、角質を除去します。

かかとの荒れが重度の場合は、やすりの粗い目を使用し、仕上げには細かい目を使用して整えます。

角質そのものは外部からの刺激に対してのバリア効果をもち、体にとって不可欠なもののため、不要な角質だけを取り除くことを意識して過剰な除去を行わないように十分な注意をもってケアを行いましょう。また、使用する道具についてですが、足裏やかかと用のもので、持ちやすく使いやすいものであれば安価なものでも十分なケアができます。軽石や垢すりの道具などは、力の加減が難しい部分もあり、過剰な除去となる可能性もあります。なるべく足裏用のものを使用することをおすすめします。

取った後のケアについて

角質を除去した後は、表面を整え、タオルで足を拭きます。ケア後は、乾燥対策として化粧水などを使用して水分を補給し、尿素が配合されているハンドクリームなどで保湿を行います。

新しい足裏の角質への保湿効果を高めるために、足裏、かかとをラップで覆って靴下を履き、一晩そのままにすることで化粧水とハンドクリームの保湿効果を高める効果が期待できます。

ケア後の足裏が再びカサカサにならないように、その日だけでなく小まめな保湿ケアも重要です。角質ケア自体は頻繁に行うと過剰になってしまいますが、ターンオーバー周期を意識して定期的に行うと効果的となります。

角質の硬化の予防法

足裏の角質の硬化を予防するために注意する点について解説します。

靴やインソールを変えて負担を軽減する

足裏に刺激となりやすい履物や、足に合っていない履物で歩いていると角質が硬くなる原因となります。足に合った履物足裏への刺激を減らすインソールを使用することで、クッション性を高めることや刺激の分散など角質の硬化の原因を取り除くことも可能になります。

また、歩き方にくせがあり、特定の部分に負担がかかっていることもあります。よい姿勢で歩けるように意識することも角質のケアとして有効でしょう。

足裏の乾燥に注意する

特に、体が冷えている場合など、体が血行不良の状態に陥ると角質は乾燥しがちになり、乾燥するとターンオーバーのサイクルが乱れて角質が厚くなる原因となります。体を温めて、血行をよくするように意識するとよいでしょう。また、日々のケアとして保湿ケアはしっかりと行いましょう。水分をしっかりと補い、保湿ケアをワンセットで定期的に行うことをおすすめします。

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