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赤ちゃんのアトピーが現れる時期と対処法

更新日:2017/09/19 公開日:2017/09/19

赤ちゃんが発症するアトピーは、乳児アトピー性皮膚炎と呼ばれています。海外を含めた皮膚科の統計によると、生後6か月の頃までに発症したアトピー性皮膚炎は、2歳を迎えるあたりでいったんは症状が治まるといわれています。しかし、自然治癒するものと病院に行かずに放っておくと、症状が悪化して時には重症化する場合もあります。ここでは、赤ちゃんのアトピーについて対処法を見てみましょう。

赤ちゃんのアトピーの原因

赤ちゃんがアトピー性皮膚炎を引き起こす主な原因には、以下のようなものが考えられます。

  • 母乳に含まれる食物アレルゲン
  • ダニ・ハウスダストなどのアレルゲン
  • 入浴時の石けんやボディソープなどに含まれる成分
  • 皮膚にもともと付着している細菌
  • 空腹やおむつ交換などストレスの影響
  • 乾燥肌
  • 汗による皮膚の炎症
  • 有害化学物質(環境基準に定めれたもの)

赤ちゃんのアトピーと乳児湿疹の違いとは

赤ちゃんの肌トラブルは、乳児湿疹と呼ばれています。乳幼児の肌は、外気などからの有害物質を寄せつけないバリア機能の働きがまだ未熟であると考えられています。このバリア機能が弱いことで、さまざまな肌トラブルを発症します。機能の未熟さが原因だとされています。

生後すぐの赤ちゃんの肌は、しっとりとした肌質ですが、徐々に乾燥していきます。おむつかぶれや、あせもなども乳児湿疹に含まれます。そして、そのような症状が長引くことでひどい湿疹になり、アレルギー検査などを行った結果、アトピー性皮膚炎と診断されることがあります。

アトピーが現れる時期について

アトピー性皮膚炎は、症状が現れやすい時期があります。赤ちゃんや子供の年齢により皮脂の分泌量が異なり、症状にも違いがみられます。赤ちゃんの時期ですと、生後2~3か月頃からアトピー性皮膚炎の症状が確認できます。

症状があらわれやすい部位

  • 頭部や顔など赤ちゃんの手が触れる範囲
  • 耳の付根の部分。ただれてしまうと「耳切れ」と呼ばれる症状になる。
  • 足首、ひじなど関節部分

季節も関係している

アトピー性皮膚炎は、季節が影響するといわれています。日本の夏は、ジメジメと蒸し暑いのが特徴です。そのような環境では、汗っかきな赤ちゃんにとっては、とても不快な状況といえるでしょう。化膿している患部に汗や蚊にさされるなどの刺激を受けることで、ますます分泌量も増えてジクジクとなり症状が悪化しやすくなります。また、冬場では、空気が乾燥することで、肌も乾燥してカサカサの状態になりやすく、症状が悪化しやすいといわれています。

赤ちゃんのアトピーの対処法

赤ちゃんに必要なケアを見てみましょう。

自宅でできるケアが大切

アトピー性皮膚炎の症状が見られる場合には、早めに小児科などを受診しましょう。小児科は、トータルで子供のケアを担当しており、必ずしも皮膚科である必要はありません。

病院では、まずは血液検査を行い、食物アレルギーなのか、アレルギー性の炎症なのかを判断します。食物アレルギーが原因であれば、食べ物などの食事制限で、アレルゲンを除去することが必要です。肌も清潔にすることが大切です。汗をかいたらこまめに濡れたタオルなどで拭き取ります。赤ちゃん用のベビーソープなどは安全面でも有効だとされています。大人と同じボディソープや石けんでは、香辛料などが含まれていることが多いため控えましょう

また、身体を洗うときには、柔らかいガーゼや手のひらでやさしく洗ってあげることと、石けんが残らないようにしっかり洗い流すことが大切です。

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