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肌トラブルも原因にも! 「血行不良」は万病のもと

更新日:2016.12.09
公開日:2013.04.30
ドクター画像
この記事の監修者
ララクリニック 川端愛子

きちんとスキンケアをしているのに、なかなか効果が現われない…ということはありませんか?それは血行不良が原因かもしれません。ここではドクター監修の記事で、血行不良が与えるお肌への影響について解説します。

きちんとスキンケアをしているのに、なかなか肌トラブルが落ち着かない…それは、血行不良が原因かもしれません。冷え、生理痛、むくみ、肩コリ、頭痛、腰痛などにも悩まされている場合、その可能性が高いと言えます。今はちょっとした不調でも、放っておくと大変なことになりかねない血行不良。一体どのような状態なのか、原因は何か、お肌にどんな影響を及ぼすのかを解説します。

血行不良とは。

血液が流れる血管は大動脈のような太いものもあれば、毛細血管と呼ばれるとても細いものまで様々。これらが全身に張り巡らされ、休むことなく栄養を運んでいます。血管自体が硬くなることなく適度なやわらかさを保っていることが理想的な状態。そこを流れる血液に含まれる成分や血圧が正常であることがベストです。

体を機能させる働きを担う自律神経がこれらの働きをコントロールしていますが、なんらかの原因によって阻害されると血管が収縮し、血行不良になってしまうのです。栄養が必要なところに十分届かなくなるため、様々な不調を引き起こします。

血行不良の原因とは

血行不良が起こる原因はひとつではありませんが、第一に運動不足が考えられます。適度な筋力がないということは、全身に血液を送り出す力が不足しているということ。特にデスクワークで長時間同じ姿勢でいると、めぐりが悪くなりがちです。さらに汗をかかない生活は水分補給を怠るようになるので、血液がドロドロになりやすく、その結果、血液の流れが滞るのです。

他に考えられるのは、不規則で偏っている食生活。脂質の摂りすぎは血液をドロドロにさせるため、血行不良が起こりやすくなります。それ以外にも、炭水化物やコレステロールの摂りすぎにも注意が必要です。また、自律神経を乱れさせるストレスも、原因のひとつと考えられています。「心臓を動かそう」「汗をかこう」と思わなくても、心臓が動いたり汗をかいたりできるのは自律神経のおかげ。この自律神経の働きがストレスによって乱れると、血のめぐりも悪くなってしまうのです。

血行不良による肌の老化

血行が悪いと栄養が必要なところへ十分に行き渡らないだけではなく、老廃物が流れていかなくなってしまうのです。これが「新陳代謝が悪い」状態で、肌のターンオーバーが上手くいなくなり、シミ、シワ、くすみ、吹き出物といった肌トラブルが現われやすくなります。この状態でいくら高い基礎化粧品を使っても、きちんと浸透することができないため効果が出にくいのです。この悪循環は食い止めなければどんどんと進行してしまいます。肌の老化を食い止めるためには、血行を改善することが第一と言えます。

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