お肌の乾燥が気になる方は、入浴の際に、どのような入浴剤を使っていますか?「入浴剤ってどれも同じではないの?」とお思いの方も多いことでしょう。実は、乾燥肌の方にとって良いものと良くないものがあるのです。そこで、乾燥肌の方向けに、入浴剤の選び方をご紹介します。
乾燥肌の方には、保湿成分入りの入浴剤がおすすめ
乾燥肌対策として、欠かせないのが入浴後の保湿ケア。実は、お風呂上がりが一番乾燥しやすいといわれているのです。そこで、入浴後の乾燥を極力防ぐことのできる、保湿成分の入った入浴剤を使用することをおすすめします。
入浴剤は、その配合成分によってさまざまな種類に分けられます。まず、大きく分けて、スキンケアタイプと発汗タイプに分かれます。スキンケアタイプは主に美肌系と保湿系に分かれ、美肌系は薬用植物や酵素などを使用したもの、保湿系は保湿成分を含むものです。この保湿系の入浴剤が、乾燥肌の方に良いといわれている入浴剤です。肌に保湿成分を吸着させることで、湯上り後も水分を蒸発させにくくさせることができるのです。また、発汗タイプの入浴剤には、無機塩系・炭酸ガス系・温泉系があります。こちらは新陳代謝を促すのが主な目的です。
以下に、保湿系入浴剤の主な成分を列挙します。
保湿系入浴剤の主な成分
セラミド、コレステロールエステル、米胚芽油、エステル油、スクワラン、ホホバ油、ミネラルオイル、米発酵エキス、液状ラノリン、グリセリン、カゼイン、ステアリルアルコール、オリーブ油、大豆油、流動パラフィン、白色ワセリン、プロピレングリコール、脱脂粉乳、海藻エキス、ハチミツ、ポリエチレングリコール、コメ胚芽油など
乾燥肌の入浴剤選び ここに気を付けて!
乾燥肌の方が入浴剤を選ぶ際には、保湿成分入りという観点からだけでなく、天然成分のものや、合成界面活性剤不使用、無着色・無香料のなど、できるだけお肌にやさしいものを選ぶのもポイントです。特に、硫黄の入った入浴剤は、お肌の乾燥を促す作用があるので避けるようにしましょう。
保湿系入浴剤入りのお風呂に浸かった後は、シャワーなどで流さずそのままあがるとよいでしょう。もちろん、保湿成分が肌に残っているからといって安心はできません。保湿クリームなどで保湿ケアをする必要があります。
また、乾燥肌の方は、長風呂は避けた方がいいでしょう。お湯に浸かるとお肌の皮脂が奪われ、保湿力が低下してしまいます。保湿系入浴剤を使用する場合でも、早めに上がるようにしましょう。
乾燥肌の化粧品選び 関連記事
-
乾燥肌の化粧品選び(3)化粧水
#乾燥肌 #化粧品 #化粧水
-
乾燥肌の化粧品選び(1)クレンジング剤
#乾燥肌 #クレンジング剤 #化粧落とし
-
乾燥肌の化粧品選び
#化粧品 #敏感 #乾燥肌
-
乾燥肌の化粧品選び(2)洗顔料
#乾燥 #洗顔料
-
乾燥肌の化粧品選び(5)乳液
#乾燥肌 #化粧品 #乳液
-
乾燥肌の化粧品選び(6)クリーム・オイル
#乾燥肌 #クリーム #オイル
-
乾燥肌の化粧品選び(7)日焼け止め
#乾燥肌 #日焼け止め #サンスクリーン
-
乾燥肌の化粧品選び(8)シャンプー
#乾燥肌 #化粧品 #シャンプー
-
かんたんチェック
どうしたらいいの?あなたの「イライラ度」チェック
-
かんたんチェック
10年後のキレイのセルフチェック
振り返りやまとめ読みに便利。クリップで記事を保存!
クリップ機能を使用するには、会員登録(無料)が必要になります。