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生理前に起きやすい肌荒れの改善方法

更新日:2016.06.28
公開日:2013.11.12
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この記事の監修者
スキンケア大学参画ドクター

心身共に不調になりがちな生理前。吹き出物やニキビができたりと、お肌もトラブルが起こりがち。そんな生理前の肌トラブルへの対処法・改善法を、ドクター監修の基、解説していきます。

生理前になると発生しやすいニキビや吹き出物などの肌トラブル。どうしたら、生理前の不快な肌トラブルを改善することができるのでしょうか?

※生理前の肌トラブルが発生する原因やメカニズムについては、『生理前に肌荒れが起きやすいのはなぜ?』をご覧ください。

生理前に発生しやすいトラブル

お肌についていうと、生理前の黄体後期は以下のようなトラブルが発生しがちです。

  • お肌が脂っぽくなり、にきびや吹き出物ができやすくなる
  • お肌のバリア機能が低下し、敏感になる
  • 紫外線の影響を受けやすくなる
  • PMS(月経前症候群)やストレスからお肌の調子が悪くなる
  • むくんで血行が悪くなり、お肌がくすむ

このような生理前の肌荒れやお肌の不調には、どのように対処すればいいのでしょうか。以下に生理前のケア方法について説明します。

生理前のオイリー肌、ニキビの改善方法

バリア機能が弱っている時期なので、過剰な洗顔はNG。洗顔は朝晩の2回で十分です。ただし、毛穴汚れを落とすように、やさしく丁寧に洗顔するように意識しましょう。

そして、洗顔後には保湿ケアをしっかり行うことも大切です。

もし、生理前のニキビや吹き出物が気になるのであれば、まずは食生活を見直してみましょう。野菜中心で油分が控えめの食事を心がけるだけでも、肌トラブルを軽減できるかもしれません。

しかし、ニキビなどが悪化してしまった場合は、専門医の診察を受けることをおすすめします。生理前のニキビには、黄体ホルモンの分泌量を調整するために、低容量ピルや漢方薬などを用いることがあります。

生理前の肌荒れ・敏感肌の改善方法

顔はもちろん、身体についても、シェービングやスクラブなどの刺激の強いケアを行うのは避けましょう。新しい化粧品を使い始めるのも、この時期は外すのがおすすめです。エステやクリニックでの治療も、なるべく時期をずらすようにしてください。

また、紫外線の影響を受けやすくなっているので、紫外線対策はしっかりとしましょう。

普段使用している化粧品や日焼け止めで刺激を感じるなどの場合は、より低刺激なものに切り替えてください

生理前のむくみ、お肌のくすみ、イライラ

生理前は、黄体ホルモンの影響で体内に水分を溜めこもうとします。そのため、この時期はむくみやすくなります。また、お肌の新陳代謝も不活発で、お肌がくすみがち。

水分をたっぷり摂り、軽めの有酸素運動で汗を流したり、半身浴などで身体を温めながらマッサージをして、全身の血行を促進すると効果的です。

また、質の高い睡眠をとることも大切。22時から2時は成長ホルモンの分泌が最も多くなり、この時間帯にお肌が修復されるため、早寝早起きを心掛けるようにしましょう。

生理が終わりに近づけば、お肌の状態は徐々に安定してきますので、肌荒れはこの時期だけのことと考え、明るい気持ちで過ごすこともポイントとなります。

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