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「しもやけ」の原因・症状・治し方・治療法

更新日:2018/02/07 公開日:2014/04/30

物理・化学的皮膚障害

しもやけは寒いときに手足などに起きる身近な症状です。意外とかゆみが長く続くことがあるかもしれません。ここではしもやけの原因や症状、予防法、治療法について、ドクター監修の記事で詳しく解説します。

しもやけの原因

しもやけは寒さや冷えによって血流が悪くなることで起こります。冬になると1日の気温の変化が激しくなり、昼と夜の温度差が大きくなるので、この時期に症状が現れます。専門用語では「凍瘡(とうそう)」と呼び、皮膚が凍結してダメージを受け重症化する「凍傷(とうしょう)」とは異なります。このほか、しもやけ(霜焼け)、しもばれ(霜腫れ)とも呼ばれます。なお、英語では、「Chilblain」と言い、Chillは、冷たい、寒い、blainは「水ぶくれ」を意味します。

しもやけの発症には、体質や遺伝も関係していると考えられています。近親にしもやけの起きやすい方がいる場合には注意が必要です。このほか糖尿病や喫煙、脂質異常症で肌の表面の血流が悪くなる病気で起こりやすくなります。体重が低かったり、栄養を十分取れていなかったりする人も起こりやすいので要注意です。日本では以前に、しもやけが広くみられていました。その後、経済発展とともに、たんぱく質や脂質摂取が増加し、国民の栄養状態が良くなり、冬季の生活環境もよくなり、近年は減ってきています。

しもやけの症状

しもやけは、寒さで肌が赤く腫れて、数時間でかゆみが出てきます。その後、7日間から14日以上の期間をかけて治まっていきます。

しもやけの起こりやすい場所は、手の指先や足先、爪先、脚、太もも、赤ちゃんの手首、体のコブ、耳たぶや鼻です。

しもやけの予防

しもやけができると痛みやかゆみでとても辛いため、予防するに越したことはありません。しもやけの予防は、長時間身体を冷やさないことが最も大切です。

冷えは血流を悪くさせてしまいます。寒さが厳しくなる季節には、厚手のソックスや手袋、マスクなどで冷えから身体を守りましょう。特に末端部分は露出しないように心がけましょう。たばこは血管を収縮させるのでよくありません。カフェインも同様です。手を温かいお湯で温めるのも効果的です。

しもやけの治療

しもやけの治療にはさまざまな民間療法がありますが、それでもなかなか治らない場合は専門のクリニックを受診し、ドクターに診てもらうことが重要です。医療機関ではかゆみや腫れを取るためにステロイドを塗ったり、感染が起きているときには抗菌薬を使ったりします。

参考文献

  1. [1]DermNet NZ. "Erythema multiforme" New Zealand Dermatological Society.
    https://www.dermnetnz.org/topics/erythema-multiforme/ (参照2017-10-25)

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