美容・健康の悩みを少しでも解消し、前向きな毎日を提供する

更新日以降、情報の更新が停止しております。
内容が最新ではない可能性がございますので予めご了承ください。

ニキビ肌に効果のある美容液についてのまとめ

更新日:2017.08.09
公開日:2014.05.15
ドクター画像
この記事の監修者
広尾プライム皮膚科 医師 谷口由紀

美容液はニキビ肌の保湿にとって欠かせないアイテムです。潤いを持続させ、より保湿効果を高める美容液を選んで肌のお手入れをしましょう。ここではドクター監修の記事により、美容液の選び方について解説します。

美容液

ニキビケアにおける美容液の役割

スキンケアというと「化粧水、乳液、クリーム」が基本アイテムで、美容液はプラスアルファのものと思っていませんか。実はニキビ肌の保湿ケアにおいて、美容液も重要な役割を果たします。

洗顔後の肌には、化粧水で潤いを補います。しかし、化粧水の主な成分は水分なので、時間が経つと蒸発して肌が乾燥してしまいます。美容液の役割は、化粧水で補った潤いを高濃度の保湿成分によって持続させることです。肌から潤いが逃げないように「フタ」をするというイメージです。つまり化粧水は即効性、美容液は持続性にすぐれているのです。

潤いを保つという意味では、化粧水の後には乳液やクリームでもよいと思われるかもしれません。しかし、一般的な乳液やクリームには油分が含まれていて「フタをする」というよりも「膜を張る」役割を担います。化粧水と美容液の働きを、さらに包み込んで守るのが乳液や美容液です。

※ニキビ肌における保湿の重要性については、『ニキビの治し方(3)保湿』をご覧ください。

ニキビ肌に効果のある美容液の成分

美容液は、さまざまな有効成分が高濃度で配合されています。保湿、美白、エイジングケアなど目的別に特化されているものが多いのが特徴といえるでしょう。ニキビ肌の場合、基本的には保湿効果を重視して選んでください。

成分として保湿とバリア効果が高いセラミド、抗酸化作用のあるビタミンC誘導体がおすすめです。また、ホホバオイル、ドクダミエキス、オウゴンエキスなどの植物性成分が配合されている美容液もよいでしょう。

ニキビケアに欠かせない潤いをもたらすセラミド

セラミドは、角質層に存在する成分であり、美容液で補うことで肌の潤いとバリア機能を高めます。

ニキビに効果的なビタミンC誘導体

皮脂の分泌をコントロールすると共に、皮脂の酸化を防ぎます。また、炎症を抑え、炎症後色素沈着を改善させる効果もあります。

ニキビ肌ケアに大切な保湿効果があるホホバオイル

天然の植物オイルで、保湿効果や皮脂分泌を抑える作用があります。

ニキビの炎症を鎮めるドクダミエキス

ドクダミの葉や茎から抽出したエキスで、殺菌作用や炎症を鎮める効果があります。

ニキビができる原因の皮脂分泌を抑えるオウゴンエキス

コガネバナの根を原料とした植物エキスで、炎症を鎮める作用や皮脂分泌を抑える作用があります。

スキンケア美容液の価格と効果

一般的な美容液は、高濃度の有効成分でできているため、他のスキンケア製品と比べると価格は高めです。その分、肌への効果も期待できますが、必ずしも価格が高ければよいというわけではありません。スキンケアの心理として、高価な美容液をつけることで満足して他のお手入れを怠ってしまう人、あるいは高価だからもったいないと少量しかつけない人がいます。

結果的に、せっかく高機能の美容液を持っていても、きちんと使用しなければ肌の状態はよくなりません。自分の肌のためにも、美容液の成分を見ながら合ったものを選びましょう。

オススメ記事

  • 関連するオススメ記事がありません。

スキンケア基礎講座