30代女性の日常は、目まぐるしく忙しいもの。
仕事を続けている女性は経験、実力とも磨きがかかり、責任ある仕事を任せられるシーンも増えてくる頃。また結婚した女性は、パートナーを通じて人間関係が広がり親戚、仕事先の方などお付き合いの機会も増えます。さらに出産をした女性は、小さい子供の世話に時間の大半を費やします。
このように、あらゆる顔を使い分けなければならないのが30代の女性。さらにエイジングのサインが気になる30代半ば以降は、肌の質感作りが重要になってきます。そうしたことから、ずばり30代メイクのポイントはシーンに応じた使い分けです。
30代メイクのポイントをこの2つに分けて説明します。
TPOに応じたメイクとは
多忙を極める仕事中は化粧直しに満足な時間もとれないことが多いので、いかに崩れないように仕上げるかがコツ。例え崩れても「化粧してます」感が損なわれないよう、アイメイクなどのポイントメイクを作りこんでおくのがオススメです。
またコンサートや夜のパーティ、食事会など、人が多く集まる場所に行く時は華やかに したいものです。ベースメイクに艶感を出したり、アイシャドーやルージュにパール感のあるものをプラスすると良いでしょう。
反対にオフの日には、素肌感あるナチュラルメイクがオススメです。オンの日のメリハリメイクから、ひとつ、ふたつ引き算してバランスを調整すると良いでしょう。
子供がいる方は、ママ友との集まりや子連れでの外出時などにもふさわしいですね。どのような時も仕事と同様の戦闘メイクだと、周囲から浮いてしまうかもしれません。
このようなメイクの振り幅であったりバリエーションを出せたりすることが、年齢を重ねてきた30代ならではの知性を感じさせることにも繋がります。
30代ならではの肌の質感づくりとは
30代はじめであれば、まだシワやたるみといった肌悩みはそんなに気にならないかもしれません。とすれば、20代のお肌と比較して失われたものと言えば透明感とツヤ感です。
お肌の透明感を表現するには、目の下のクマや素肌のくすみを隠し、色むらをなくすことです。
クマは、オレンジ系やイエロー系のコントロールカラーを使うと目立たなくなります。大まかに言うと青っぽいクマにはオレンジ系、茶色っぽいクマにはイエロー系が良いとされています。しかし、そのコントロールカラーがその人自身の肌色に合わない場合や、肌質に合わない場合はコンシーラーでも構いません。
また、くすみを目立たせないためにはファンデーションの色選びを慎重に行いましょう。顔の色というよりは、首の色に合わせて決めるとより自然な仕上がりに近づきます。可能であればサンプルなどで、一度顔にきちんと塗ってから決めるのがベストです。
ツヤ感を出すには自分のお肌に合う色のファンデーションにプラスして、Tゾーンと目の下にハイライトを足すと効果的。パールの入ったルーセントパウダーなどでもいいでしょう。
オススメのメイク法
TPOに応じた自分に合ったメイクを見つけるためには、まず初めに最大限のばっちりメイクをしてから、バランスを見ながら少しずつ減らしていくやり方がオススメ。
例えば、アイブローペンシルとパウダーを使ってしっかり眉を描いていたのなら、パウダーだけにしてみる。ボリュームマスカラを使っていたのなら、控えめの仕上がりのものに変える。ルージュにグロスを重ねていたのならグロスだけにしてみる、などです。
また、肌の質感づくりに関しても同様です。コントロールカラーやコンシーラーを使った後に、ファンデーションを均一に塗り重ねてハイライトを入れていたのがMAXだとすれば、コンシーラー類を塗ったところにはファンデーションはあまり塗らない。またはハイライトの幅を少し細くしてみるなど、最大限の状態から少しずつ引き算していくと、求めているものが見つけられるでしょう。
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