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青汁の素材と成分(2)大麦若葉の栄養素と特徴

更新日:2016/12/09 公開日:2014/07/01

青汁の基礎知識

クセがなく、抹茶のような風味でとても飲みやすいのが大麦若葉の青汁です。食物繊維、鉄分、SOD酵素など栄養価も十分。ここではそんな大麦若葉の特徴と栄養素、その効果について、ドクター監修のもとお伝えします。

青汁の素材と成分(2)大麦若葉の栄養素と特徴

青汁は、栄養価は高いけれど苦くて飲みづらいというイメージが強いですよね。その代表格となるのがケールの青汁です。しかし、大麦若葉が原材料の青汁は抹茶のような味で飲みやすく、子供も含めて幅広い年齢層に人気があります。

大麦若葉とは?

大麦は生命力が強いイネ科の植物で、世界で最も古くから栽培されている作物のひとつです。その歴史はおよそ1万年前までにさかのぼり、現在のイラクあたり、メソポタミア地域で栽培が始まったと言われています。中国や朝鮮などを経て、1800年ほど前に日本に伝わりました。その後、奈良時代に栽培が盛んに行われるようになったと言います。長い間、穂だけが食用として使われてきましたが、近年になって穂になる前の若葉にも栄養があることが知られるようになり、現在は青汁の原材料として注目が集まっています。

旬の季節

大麦若葉は冬野菜で、1年を通してもっとも寒くなる2月頃が旬となります。秋頃に種まきが行われ、新芽が出てくると「麦ふみ」をします。麦ふみは、新芽を踏みつけることにより成分濃度を上げ、寒さに強い大麦へと成長させる重要な作業です。こうして寒さを耐え、実りに備えて強くなった若葉を収穫します。

大麦若葉に含まれる栄養素

さまざまな種類の青汁がありますが、大麦若葉の青汁もほかの例にもれずビタミン、食物繊維、ミネラルが豊富に含まれています。特に注目すべき栄養素は、以下のとおりです。

食物繊維

食物繊維は体内に消化吸収されません。よって、便の水分やボリュームを増やし、善玉菌のエサとなり腸内環境を良くしてお腹の調子を整える働きをします。近年、研究により、大麦若葉の食物繊維には潰瘍性大腸炎による腸内の炎症を抑える効果があることがわかりました。

鉄分

鉄分はミネラルの一つで、体内の各器官に酸素を運ぶ働きをします。月経などで血液を失いやすい女性と急激な成長で鉄不足になりやすい子供は、積極的に摂取したい栄養素です。さまざまな青汁の主原料の中でも、大麦若葉には特に鉄分が豊富に含まれています。野菜や植物に含まれる鉄分はビタミンCと一緒に取ることで吸収が良くなるので、ビタミンCも豊富な大麦若葉は、鉄分を補うのにもってこいの野菜です。

葉緑素(クロロフィル)

葉緑素(クロロフィル)を取ると、血液中で鉄とくっついてヘモグロビンなどの色素に変わります。この色素には造血を助ける働きがあるため、鉄分と同じような効果が期待できます。

カテキン

ビタミン類と同じように、活性酸素の働きを抑制し身体を酸化から守ります。また、血中の糖やコレステロールを低下させる働きもあります。

SOD酵素

活性酸素は、体内にできた毒素を排出したり菌を殺す働きをするため、身体には必要不可欠なものです。しかし、増えすぎると癌や老化の原因になるなど、健康維持に悪影響を及ぼしてしまいます。紫外線、大気汚染、喫煙や加工食品の添加物、またパソコンやスマホからの電磁波など、現代はこの活性酸素を増やしてしまう原因があらゆるところに存在しています。

活性酸素を除去する働きをするのがSOD酵素です。SODとは、スーパーオキシドディスムターゼ(super oxide dismutase)の略で、直訳すると「活性酸素を除去する酵素」という意味です。酵素の中でも特にその効果が高いと言われていますが、大麦若葉にはこのSOD酵素が豊富に含まれています。

飲みやすいうえに栄養も豊富な大麦若葉の青汁は、家族全員で飲むのに最も適したものではないでしょうか?ぜひ、一度お試しください。