「クーパー靭帯」というものをご存じでしょうか。聞き慣れない言葉ですが、クーパー靭帯は、女性が気になるバストの形に大きく関わっているのです。
クーパー靭帯とは
クーパー靭帯とは、バストの乳腺や脂肪をまとめるように支えているコラーゲン腺維の束のこと。乳腺を皮膚や筋肉に繋ぎとめバストの形を保つ、バストにとって大切な存在です。通常、靭帯(じんたい)は筋と異なり、伸びたり縮んだりしないものですが、クーパー靭帯は伸びることがあり、場合によっては切れてしまうこともあります。クーパー靭帯が伸びたり、切れてしまうと再生することができず、バストが垂れるなど形が大きく崩れてしまいます。
クーパー靭帯にダメージを与える原因
では、クーパー靭帯はどのような原因で伸びてしまうのでしょうか。ひとつは、バスト自体の重みによって起こる重力の負担、身体が動く際の揺れなどです。こういった外部刺激が長時間続くと、クーパー靭帯が伸びてしまうことがあります。
そして大きく関係しているのが加齢。人間の体の結合組織は加齢によってゆるみます。加齢でおなかがたるむのと同じように、クーパー靭帯も結合組織のひとつなので、加齢によって伸び、バストの下垂を招きます。
クーパー靭帯を守るには
20代の頃とバストの容量が同じでも、クーパー靭帯が衰えて胸が柔らかくなった状態では、ブラジャーをつけたときの状態が変わってきます。バストの下の部分のサイズは合っているのに、バストの上部に隙間ができてしまうようなことはありませんか? 40代の女性が20代向けのブラを着けた場合、ハリが違うので、このようなことが起こりやすくなります。加齢によって弾力を失いつつあるバストには、それを補う機能のあるブラジャーを着けることをおすすめします。
また、激しいスポーツをするときなどは、スポーツブラを着ける、睡眠時にはナイトブラを着けるなど、シーンによってもブラジャーを使い分けましょう。ナイトブラは、寝ている間、バストの皮膚が重力で伸ばされないようサポートしてくれる作りになっています。
実はバストの下垂はすでに20代から始まっています。しかし、30代、40代からのケアでも遅くありません。バストの変化に合わせて適したブラを選び、いつまでも美しいバストがキープできるようにケアしていきましょう。
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