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インフルエンザウイルスの潜伏期間中の検査で感染がわかる?

更新日:2017/01/06 公開日:2015/02/03

インフルエンザとは

近くにインフルエンザの感染者がいると、自分も感染していないか気になるものです。症状が出ていない時に検査をしても、正確な結果は出るのでしょうか。ここでは、インフルエンザウイルス潜伏期間中の検査について解説します。

女医

インフルエンザの潜伏期間はどのくらいなのでしょうか。また潜伏期間中に検査をしても正確な結果が出るのでしょうか。

潜伏期間の検査は意味がある?

結論から言うと、潜伏期間中の検査は意味がありません。
なぜならインフルエンザ検査は、インフルエンザの症状が発症してから12~24時間以上経過していないと正しい結果が出ないためです。これはインフルエンザかどうかを判定する「迅速判断キット」のシステムに原因があります。
現在病院などで幅広く使われている「迅速判断キット」は、15分ほどで結果がわかる大変便利なものですが、体内のウイルス量で感染を判定するため、ウイルスの量が少ない潜伏期間や感染初期には判断を誤ることがあります。インフルエンザの初期症状には、急な発熱、頭痛、悪寒などがありますが、発熱から少なくとも12時間経過してからでないと、検査をしても“陰性”の場合があるのです。

インフルエンザにかかっていない証明は難しい

感染力の強いインフルエンザを心配し、会社や学校から「インフルエンザにかかってない証明」を求めて病院へ行く方も多くいるそうです。しかし、先に述べたように、インフルエンザの潜伏期間中の検査はかなり困難です。感染してないことを証明するためだけに通院する人が増えると、検査用キットが不足する、症状が重い患者への適切な処置が遅れるなど、肝心なことが後回しになってしまいかねません。38度以上の高熱や悪寒などの全身症状が現れる等インフルエンザを思わせる症状が出ない限り、やみくもに検査することは避けましょう。また、インフルエンザを疑うような症状がないと、検査は保険診療の対象になりませんので注意しましょう。

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