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インフルエンザの症状(1)頭痛の症状と対処法

更新日:2018/05/14 公開日:2015/03/05

インフルエンザの症状

インフルエンザの症状の1つに頭痛がありますが、自己判断で頭痛薬を飲むと場合によっては重症化する可能性も。今回はドクター監修のもと、インフルエンザによって引き起こされる“頭痛”の原因と対処法を解説します。

悩む女性

インフルエンザになると身体にはさまざまな症状が現れますが、その一つに「頭痛」があります。なぜインフルエンザに感染すると頭痛が起こるのでしょうか。そして、どのような対処法があるのでしょうか。

インフルエンザにおける頭痛の症状

インフルエンザと風邪の症状は、似通っているものが多くあります。風邪もインフルエンザも発熱を伴い、鼻水やのどの痛みなどの症状が起こります。しかしインフルエンザの場合は、急に高熱になりやすく、頭痛や関節痛、倦怠感など全身に症状が出てきます。頭痛も風邪に比べると、強い痛みを伴う場合が多いです。

頭痛の原因

インフルエンザのときに起きる頭痛や身体の関節痛の原因は、ウイルスが体内に侵入したときに分泌される「プロスタグランジン」と呼ばれる物質にあります。このプロスタグランジンは、血流をよくするために血管を拡張したり、発熱を強めることによってウイルスの増殖を防いでいるのです。こうした身体の反応が頭痛や関節痛となって現れるのです。

インフルエンザによる頭痛の対処法

(1)冷やす

まずは冷やすことです。インフルエンザによる頭痛は、炎症による痛みが原因です。痛む部分を冷やすことで、痛みが和らぎます。

(2)抗インフルエンザ薬を飲む

抗インフルエンザ薬は、インフルエンザウイルスが身体の中で増殖するのを防いでくれます。ウイルスの増殖が抑えられると、頭痛を引き起こす原因物質のプロスタグランジンの分泌も抑制されるため、頭痛の症状も早く治まります。ただし、抗インフルエンザ薬はドクターの診断が必要となります。

(3)解熱鎮痛剤

インフルエンザの時でも解熱鎮痛剤は、プロスタグランジンの分泌を抑える働きがあるので、頭痛を抑える効果を期待できます。しかし、成分によっては肝臓の機能異常などを引き起こすライ症候群やインフルエンザ脳症など、合併症の悪化要因となる可能性もあります。

頭痛があり、インフルエンザの疑いが少しでもあるときは自己判断せずに、すぐ病院で診察を受けましょう。

インフルエンザによる頭痛は、患部を冷やす・薬の服用などが有効です。しかし、頭痛や関節痛は、もともとは身体がウイルスを撃退しようとする過程で起こるものです。症状が軽いのに薬などで痛みや熱を無理に緩和させようとすると、免疫機能がうまく働かず、長引くこともあります。インフルエンザは安静にしていれば、一般的には5~7日程度で症状がおさまるので、冷やし過ぎたり、むやみに薬に頼ることは避けましょう。

しかし、抗インフルエンザ薬を服用しても頭痛がなくならない場合は、合併症にかかっている恐れもあります。速やかに病院に行き、ドクターの判断を仰ぎましょう。

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