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インフルエンザの予防接種の効果とは

更新日:2018/01/29 公開日:2015/03/19

インフルエンザの予防について

インフルエンザの予防接種はもっとも有効な予防法として世界的に認められていますが、接種してもインフルエンザにかかってしまうケースもあります。ドクター監修のもと、予防接種にはどのくらい効果があるのかをみていきましょう。

予防接種

毎年冬に猛威をふるうインフルエンザに備えて、受けておきたい予防接種。では実際のところ、予防接種にはどのような効果があるのでしょうか?

予防接種の効果

インフルエンザを防ぐ方法として代表的なのは、インフルエンザの予防接種ですが、インフルエンザワクチンはどれくらいの効果があるのでしょうか。

インフルエンザウイルスは鼻や口から侵入し、体内で増殖していきます。実際のところ、インフルエンザウイルスの侵入を完全に防ぐ働きはワクチンにありません。しかし、インフルエンザウイルスがきっかけとなる肺炎や脳症など“重症化”を予防する効果が、予防接種にはあります。

インフルエンザワクチンを投与することで、私たちの体はウイルスを攻撃する抗体を作ります。この抗体が、同じウイルスが再び体内に侵入してきたときに攻撃することで、発病や重症化を抑えるのです。ただし、この効果も100%ではありません。厚生労働省が行った調査では、65歳以上の健康な方で、約45%の発病を阻止し、約80%の死亡が防げるという結果が出ています。

また、予防接種は世界的にももっとも有効な予防法として認められています。

予防接種にまつわる疑問

冬に猛威をふるうインフルエンザ。もっとも効果的な予防法として挙げられる予防接種ですが、このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

(1)予防接種は毎年必要?

「去年、予防接種を受けたから今年は必要ないかな」と思う人もいらっしゃるかと思います。しかし、毎年流行するインフルエンザはその年によって異なります。インフルエンザウイルスで世界的に流行がみられるのは、A型とB型です。しかし同じA型やB型でも、インフルエンザウイルスは毎年少しずつ変化しているため、昨年のワクチンによって作られた抗体が、今年は機能しない可能性が高くなります。

また、予防接種の効果が発揮されるのは、接種して2週間後から約5ヶ月間と言われています。なので、予防接種は毎年受けることが重要です。

(2)予防接種の費用は?

予防接種は病気に対する治療ではないため、健康保険が適用されず、原則的に自己負担となります。また金額も医療機関によって異なりますが、高齢者で2000円前後、13歳未満は6000円前後、成人が3500円前後という相場になっています。13歳未満がもっとも高いのは、接種を2回受ける必要があるからです。

お住まいの地域によって、公的負担していたり割引をしている医療機関などもあるので、保健センターや医療機関に問い合わせてみましょう。

(3)乳幼児への接種は大丈夫?

インフルエンザの予防接種は、生後6ヶ月から受けられます。厚生労働省によると、乳幼児への予防接種は、20~50%の発病防止効果があったことが報告されています。ただし、インフルエンザのワクチンには鶏の卵の一部が使用されていることもあり、卵アレルギーと診断された乳幼児が接種すると、アレルギー症状が出る危険性があります。接種を受ける前に、必ずドクターに相談しましょう。

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