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肩こりと頭痛の関係・症状・解消法

更新日:2016/12/09 公開日:2015/09/30

頭痛の種類と症状

慢性的な頭痛に悩む人の多くが肩こりを感じています。肩こりは頭痛の原因のひとつでもあります。肩こりと頭痛がどのように関係しているのか、解消する方法など、ドクター監修の記事で詳しくお伝えします。

頭痛と一緒に肩こりを感じる人は少なくありません。実は肩こりと頭痛には切っても切れない深い関係があるのです。肩こりと頭痛の関係を理解して、頭痛解消に役立てましょう。

肩こりは緊張型頭痛の大きな原因

肩や首が凝ることで起きる頭痛の多くは、「緊張型頭痛」です。特徴は、後頭部から首筋にかけて、重く締め付けられるように痛むこと。頭の両側に広がることもよくあります。頭痛が起こる前に、首筋や肩が張っていたり、鈍い痛みを感じていた場合は、たいてい肩こりが原因です。

緊張型頭痛は、もっとも多い頭痛のタイプです。痛みのほか、めまいのようなふらつき感、身体のだるさを感じる人も多く見受けられます。痛みが継続するのも特徴です。

痛みの強さは、人によってさまざま。締め付けられるような痛み、重く鈍い痛み、刺すような痛みなど、感じ方も個人差があります。

おもな原因は、長時間同じ姿勢での手作業やデスクワーク、パソコン操作、眼精疲労、姿勢の悪さなどです。頭を支えている筋肉が緊張して固まり、血行が悪くなることで起こります。

肩こり頭痛の解消法

緊張型頭痛を起こさないようにするためには、筋肉の凝りを解消し、血行をよくすることです。そのためには、日常生活での習慣を改善する必要があります。

首や肩に負担をかけやすい猫背などの悪い姿勢をとらないようにして、デスクワークをする際には休憩をはさみ、ストレッチなどで筋肉をほぐしましょう。

また、一見頭痛とは無関係に思えますが、食事も重要です。無理なダイエットや栄養の偏り、冷たいものの摂り過ぎは血行を悪くするので注意しましょう。

日常生活の改善で解消できない緊張型頭痛の場合は、病院で筋肉をやわらげる薬、筋肉の血行を促進する薬、ビタミン剤などの処方をしてもらう方法もあります。

激しい頭痛と肩こりの場合は片頭痛の可能性も

肩こりは緊張型頭痛の大きな原因ですが、片頭痛の症状のひとつとして起こることもあります。緊張型頭痛の肩こりとの違いは、急に悪化する、首や肩がぐっと張ってくる、後頭部にもこりが拡がる点です。

片頭痛で肩こりが起こるのは、片頭痛の痛みの元である三叉神経(脳を覆う硬膜の上を走っている神経。血管が拡張することでこの三叉神経が刺激されると痛みの原因となる物質が放出、頭痛を引き起こす)が、首や肩につながっているためです。

片頭痛特有の肩こりは、片頭痛が始まるサイン。肩こりを感じたときに片頭痛に効果的なトリプタン系薬剤を飲むと、効果的に片頭痛を抑えることができるので、片頭痛もちのひとは覚えておくといいでしょう。

※片頭痛は「偏頭痛」と表記することもありますが特に区別はなく同じ病気を指すので、ここでは表記を「片頭痛」に統一して解説しています。

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