スキンケア大学 ヘルスケア大学 メンズスキンケア大学

いびきによって考えられる病気とは

更新日:2018/05/28 公開日:2016/02/16

いびきの基礎知識

激しいいびきが発生する場合、睡眠時無呼吸症候群をはじめ、脳疾患、喉や鼻の構造異常など、なんらかの病気が隠れているケースがあります。どんな病気がいびきの影響で起こるのか、ドクター監修の元、詳しく解説していきます。

激しいいびきをかく場合、その裏には体の疾患が隠れている可能性があります。どのような病気がいびきに影響するのでしょうか。

睡眠時無呼吸症候群とは

寝ているときに呼吸が停止する「無呼吸」の状態や、呼吸が止まりかけている「低呼吸」の状態が、繰り返される病気を睡眠時無呼吸症候群と呼びます。睡眠時の無呼吸症候群の場合、一般的な目安として無呼吸(10秒以上の呼吸停止の状態)の状態が1時間に5回以上があげられます。その度に脳が覚醒するため、眠りは必然的に浅くなってしいます。

睡眠時無呼吸症候群の人には、不眠や朝起きた時の頭痛、疲労感、集中力・記憶力の低下、夜間の頻尿などがみられます。放置しておくと無呼吸・低呼吸の状態が悪化し、様々な病気を併発する可能性もあります。集中力が低下することで、ひどい場合は交通事故を起こしたり、命を落とす危険性も高まります。睡眠時無呼吸の死亡リスクは、そうでない人とくらべて40%ほど高まるという報告もあります。症状が疑われる方は、早急に医療機関で治療することをおすすめします。

睡眠時無呼吸症候群以外に考えられる病気

肥満によって起こるいびき

肥満によるいびきは、首回りの脂肪が気道を圧迫し、呼吸が満足にできなくなることから発生します。さらに肥満になると舌が分厚くなる傾向があるため、喉の奥に舌が重なって呼吸を妨げるケースもあるのです。

脳の異常からくるいびき

脳には舌や喉を動かす神経が働いていますが、脳に何らかの障害があると、舌や喉の動きを司る神経がうまく機能しなくなり、気道を塞いでしまい、いびきを発生させてしまう場合があります。いびきが脳の障害を知らせるサインになっている可能性があるのです。

鼻や咽頭などの構造異常からくるいびき

左右の鼻腔を区切っている鼻中隔という骨が曲がっている鼻中隔湾曲症や、喉の奥にある扁桃が大きくなる扁桃肥大、あごの骨が異常に小さい小顎症など、鼻、口、あご、喉などの構造に異常がある場合、睡眠時にうまく呼吸ができずにいびきをかきやすくなります。

いびきをかく原因には加齢や飲酒、睡眠薬の使用などがありますが、このような病気が隠れている可能性もあるので、気になる方は医師に相談してみましょう。

この病気・症状の初診に向いている科 呼吸器科