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伝染性単核球症は子供でもかかるの?

更新日:2018/05/02 公開日:2016/06/17

伝染性単核球症の基礎知識

思春期の「キス病」として知られる「伝染性単核球症」ですが、実は子供も原因ウイルスに感染しているとされています。今回は「伝染性単核球症」は子供でもかかるのかどうかについて、ドクター監修のもと詳しく解説します。

「伝染性単核球症」は子供でもかかるかどうかについて詳しく説明します。

EBウイルスは子供のときに感染する場合が多い

「伝染性単核球症」の原因はEBウイルスです。日本では3歳までに70~80%が感染するといわれていましたが、近頃は生活習慣の変化などによって乳幼児の感染率が減少しているとされています。それでも20歳代では90%以上がEBウイルスの抗体を持っている(=EBウイルスに感染したことがある)とされており、思春期に感染する率が上昇していることがわかります。

子供のときに感染した場合は無症状なことが多い

では、EBウイルスに感染するとどうなるのでしょうか?

思春期以降に初めて感染すると、「伝染性単核球症」として発症することがほとんどです。38℃を超える発熱やのどの痛み、リンパ節の腫れなどがありますので、気がつかないということはあまりないでしょう。

それに対し子供の場合、初めてEBウイルスに感染した場合の発症率は10%以下とされています。大半の場合は症状がありません。もし発症したとしても「伝染性単核球症」のような激しい症状が出ることはまれであり、軽い風邪のような症状や咽頭炎・扁桃炎くらいの極めて軽い症状しか出ないことがほとんどです。したがって、EBウイルスに感染したとしても気がつかないことがほとんどなのです。

子供にEBウイルスが感染する原因は?

EBウイルスは唾液に住んでおり、唾液を介して感染します。思春期以降ではキスによって感染することが多いため、「伝染性単核球症」は別名「キス病」と呼ばれているのです。

子供の場合、EBウイルスに感染する経路としては、お母さんなどからの食べ物の口移しや離乳食などでお母さんの口の中で柔らかくした食べ物を食べること、飲み物の回し飲みなどが多いとされています。

感染力の強いウイルスですので、普通の風邪にしては様子がおかしい、首のリンパ節が腫れているなどの場合は、一度小児科を受診しましょう。

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