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大腸憩室炎の原因について

更新日:2016/12/09 公開日:2016/06/22

大腸憩室炎の基礎知識

大腸憩室や大腸憩室炎が起きる原因について、ドクター監修の記事でお伝えします。もともと日本人に少なかった大腸憩室炎は、最近では増加傾向にあります。大腸憩室炎にかかりやすい人の特徴も合わせてお伝えします。

大腸憩室炎の原因についてお伝えします。

大腸憩室の原因

憩室とは、腸管の一部が外側に向かって袋状に飛び出したもので、消化管のどこにでも生じますが大腸に発生することが大多数です。大腸検査をすると10人に1人という確率で見つかるといわれているほど多くみられます。憩室には先天性と後天性のものがあり、ほとんどが後天性の憩室といえるでしょう。

腸壁には血管が通っていて、筋肉がなく弱い部分もあり、そこに圧が加わると、中から粘膜が脱出するようにして憩室ができるというわけです。

食生活の欧米化も深く関係していると考えられています。肉を食べる機会が増えた一方、食物繊維の摂取量が減ったことが大腸憩室の増加している原因のひとつとされています。欧米化した食生活により便秘が増え、腸管の筋肉や血管が収縮した結果として腸管内圧の上昇が起きやすくなるからです。

大腸憩室の発生には、これらの原因のほかに体質、遺伝、人種、生活環境といった要因も関係していると考えられています。また、ひとつの原因や要因が大腸憩室を発生させるのではなく、それぞれが複雑に作用しあっているといわれています。

大腸憩室炎にかかりやすい人の特徴

大腸憩室炎を発症する人は、都市部に特に多いといわれています。大腸憩室炎はもともと欧米人によくみられる病気です。日本人には少ない病気だったのですが、食生活の欧米化にともなって日本人にも大腸憩室炎になる人が増加してきたのです。大腸憩室炎が都市部に多い理由はわかっていませんが、都市部に住む人たちの食生活や生活環境が関係している可能性はあるでしょう。

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