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胃が痛いのはストレスのせい?

更新日:2018/05/15 公開日:2017/04/01

胃痛の原因と症状、対処法

胃が痛い原因はさまざまですが、中でも、ストレスが原因で起こる胃痛に苦しめられている人は多いのではないでしょうか。ここでは、ドクター監修の記事で、ストレスと胃痛の関係性や症状、予防方法について解説します。

胃は非常にデリケートな器官です。そのためストレスによって、その機能が著しく衰えることもあります。胃の調子が悪いと感じている人は、知らず知らずのうちにストレスを溜めてしまっているのかもしれません。

ストレスと胃痛の関係性

胃痛や胃の働きにはストレスが大きく関係しています。急に落ち込んだときや、心配ごとがあったときなどに、胃がキリキリ痛んだり、食欲がなくなったりする人が多いといわれています。胃の働きは自律神経という神経によってコントロールされていますが、胃が痛む、または食欲がない、眠れないなどの症状がある場合は、ストレスによって自律神経が乱されている可能性が考えられます。精神的ストレスが多いと自律神経が乱れて胃酸を過剰に分泌させ、胃の血管が収縮することで胃粘膜の血流が低下します。粘液分泌のバランスが悪くなった結果、粘液による防御力よりも胃酸などの攻撃力の方が上回り、胃の粘膜が荒れて、胃炎や胃潰瘍の原因になります。

ストレス以外に考えられる胃痛の原因

胃痛は、ストレス以外にも、アスピリンやイブプロフェンなどの解熱鎮痛成分が配合された薬や、副腎皮質ホルモン剤、抗生物質などが胃粘膜を刺激することが原因となる場合があります。食事面でいえば、ニンニクや香辛料、アルコールなどの胃を刺激する食べ物も胃酸の分泌を促進させるため、胃が荒れる原因となります。また、近年、胃炎を起こす感染源として知られるようになってきた、ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)が出すさまざまな成分が粘液層を破壊したり、炎症を起こしたりすることでも胃痛が起こります。他にも、体質や加齢による胃の働きの低下なども胃痛の原因として考えられます。

ストレス発散のための喫煙は悪循環

胃痛にはストレスが大きく関係しているため、それを上手にコントロールし、きちんとした生活習慣を心がけるだけでも、胃の症状がかなり軽くなることがあります。自分なりのストレス解消法を見つけ、心身ともにリラックスできる時間を持ち、できる範囲でストレスを軽減することが大切です。ストレスの原因がわかっている場合は、我慢せずに回避することも重要です。ストレス発散のために喫煙する人がいますが、タバコの吸い過ぎも、肺だけでなく胃に対しても思わぬ悪影響を与えかねません。タバコは、胃や十二指腸の粘膜の血管を収縮させる作用があります。その結果、血液の流れが悪くなるため粘膜が弱くなり、潰瘍(かいよう)など胃のトラブルを起こしやすくなります。胃の調子の改善のためには、禁煙も心がけましょう。それが難しいようだったら、タバコの本数を減らす努力をしましょう。

食事は腹八分目を心がけ、ゆっくりとよく噛み、暴飲暴食を避け、1日3食規則正しく食べることも重要です。食生活のルールを守りつつ、規則正しい生活で十分な睡眠をとるよう心がけてください。リラックスできて楽しいと思える時間、心の充実感を得られる時間を見つけて、無理なく体調改善を図りましょう。

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