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こんな症状があったら糖尿病かも。セルフチェックで確認。

更新日:2019/08/26 公開日:2017/04/08

糖尿病の基礎知識

糖尿病は重症化するまで、ほとんど自覚症状がないといわれています。日ごろの生活習慣などで糖尿病になるおそれがあるかどうかをチェックして、糖尿病にかからないように改善していきましょう。ドクター監修の記事で解説いたします。

糖尿病になる要因は、遺伝的要因に加え、過食や運動不足などの環境的要因があります。また、初期の段階では症状がほとんど無いため、気づいたときには重症化していることもあります。自分の身体の状態をチェックし、早い内から生活習慣を改善することが何よりの予防になります。

糖尿病とは

糖尿病とは、インスリンが十分に作用せず、血液の中にブドウ糖がたまってしまい、血糖値が高い状態が続いてしまう病気です。インスリンは、すい臓から分泌されるホルモンです。体内の糖質を細胞が取り込んで、エネルギーに変えることを助ける役割を持っています。放っておくと網膜症や腎症、神経障害といった重大な合併症につながる危険があります。

糖尿病のセルフチェック

自覚症状や日ごろの生活習慣をチェックして、糖尿病や糖尿病予備軍になっていないか確認してみましょう。以下の項目にあてはまることがあるかをチェックしてみてください。

血糖値とHbA1cの数値

●空腹時の血糖値が110 mg/dl以上である

●HbA1c(ヘモグロビン・エイワンシー)が6.3%以上である

体重や腹囲など

●腹囲が85cm以上である

●BMI(体重㎏÷身長m÷身長m)が、25以上である

●体重が二十歳のころから比べると10kg以上増加している

●この1年以内に体重が3kg以上増加した

●両親、兄弟姉妹、祖父母などの家族が糖尿病を発症している

血糖値の高い状態に出てくる自覚症状

●のどがよく乾くようになり、水を飲む量が増えた(多飲)

●おしっこの量が増え、トイレに行く回数が増えた(多尿)

●最近疲れやすかったり、だるかったりすることが多い

●食べる量は変わらないのに、体重が減ってきた

合併症が起こった時の自覚症状

●目がかすんだり、視力が低下したりする

●足がむくむ

●足がしびれたり、痛かったりする

●立ちくらみをするようになる

●傷が治りにくく、化のうしやすい

チェックの診断結果

上記の項目のどれか一つでもあてはまるようであれば、糖尿病、または糖尿病になる可能性が高いと考えられます。早めにドクターに相談するようにしましょう。

HbA1cは過去1、2か月の血糖の平均

HbA1c(ヘモグロビン・エイワンシー)は、身体の中に酸素を運ぶヘモグロビンにブドウ糖が結合したタンパク質の一種で、血液の中の赤血球の中に含まれています。HbA1cの値は、過去1か月から2か月の血糖値の平均に反映しています。そのため、検査当日の血糖値の結果がよくても、HbA1cの値が高ければ、ここ1、2か月の血糖のコントロールがうまくいっていないことを表します。

体重や腹囲に不安がある場合は減量を

体重や腹囲に関するチェックで引っかかった方は、現在の体重から5%減量することに挑戦してみましょう。毎日30分程度、週5日はウォーキングをする、移動はなるべく徒歩で行うなど軽めのものから始めてみましょう。

運動は、肥満防止や血糖、尿酸血圧などを抑え、安定させてくれます。仕事中でも軽いストレッチを行ったり、休日はスポーツを楽しんだり、できるだけ身体を動かすように心がけましょう。食事の面では、腹八分で食事をすませる、野菜や魚を多く食べる、休肝日をもうけるなど、意識してみましょう。

血糖値が高い時の自覚症状について

血糖値が高くなると、血液中のブドウ糖を水分と一緒に排泄しようと腎臓が働くため、おしっこをする回数が増えます。そのため水分が不足し、のどがかわきます。のどがかわいて水を多く飲み、さらにトイレに行く回数が増えてくるという悪循環がうまれてしまいます。だるさや疲れやすさといった症状は、インスリンがうまく働かなくなったことで、食事でとりこんだ炭水化物などの糖質からエネルギーに変換しにくくなるためといわれています。体重の減少も、インスリンの働きが弱まることで炭水化物などの糖質をエネルギーに変えにくくなることで、身体の中でエネルギー不足になったことが原因といわれています。

合併症の発症リスクについて

糖尿病が進行して、怖いことのひとつは、合併症を発症してしまうことです。網膜症や腎症、神経障害などのほか、心筋梗塞や脳梗塞などといった大血管障害といわれる合併症を発症することもあります。そうならないためにも、日ごろから運動する習慣をつけることや、食事の内容を見直すことで体重管理や血糖値の管理をしっかりと行いましょう。早めに医師にも相談して、糖尿病が進行しないようにコントロールしていきましょう。

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