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石けんやジェルを使ったニキビ跡に対するピーリング

更新日:2018/03/02 公開日:2018/02/15

ニキビが治ったあとに残るニキビ跡。少しでも早く改善する方法のひとつがピーリングです。ピーリングは、市販の石けんやジェルを使って自宅で行うものから、クリニックなどの専門機関で行うものがあります。また、使用するピーリング剤もたくさんあるので、どれが自分に合っているのかわからなくなることもあります。この記事では、ニキビ跡を改善するためのピーリングの効果や種類、おすすめの方法をまとめました。

ニキビ跡に対するピーリングとは

ニキビ跡に対するピーリングとは

ピーリングとは、肌に残っている古い角質を取り除くケアのこと。私たち人間の肌は、ターンオーバーとよばれる肌のサイクルにより、次々と新しい角質が生まれています。

しかし、ターンオーバーが行われるなかで、肌トラブルや老化などのさまざまな原因により、古い角質がいつまでも肌に残ってしまうことがあります。これは新陳代謝やターンオーバーのリズムが遅くなっている状態です。本来、自然にはがれるべき角質が、表面に残ってしまうと肌トラブルが起こりやすい状態です。そこで古い角質を取り除き、肌に正常なリズムを取り戻すためにピーリングを活用するのです。

また、ピーリングを行って古い角質を外に出すことで、ニキビ跡の改善に期待ができるといわれていますが、ニキビ跡の症状や程度によっては、ピーリングでは改善できないものもあり、自宅で行う場合とクリニックで行う場合でも効果は大幅に変わります。

自宅で行う上手なピーリングの方法

自宅で行う上手なピーリングの方法

ピーリングは専用の化粧品を用いて自宅で行うことができます。主に、市販の「ピーリング化粧品」を使用して行います。どのアイテムも、古い角質を取り除き、肌のターンオーバーを促します。しかし、市販の化粧品のため効果はかなり緩やかなものになっています。そのため、自宅で行うセルフピーリングでニキビ跡の効果は見込めません。

ピーリング石けん

ピーリング石けんには、グリコール酸やフルーツ酸(AHA)、サリチル酸(BHA)など、酸性の成分が配合された石けんがあります。この石けんを使って洗顔することによって、酸の力で肌に残っている古い角質を取り除きます。洗顔時に古い角質を取り除け、手軽にピーリングが行えます。

ピーリング方法はとても簡単。ピーリング作用のある石けんで洗顔をするだけです。使用時は、肌への摩擦を抑えるために、できるだけきめの細かい泡を作るのがポイント。理想的なのはメレンゲ状の泡にすることです。泡立てたら、ニキビ跡などにやさしく泡をのせ、30秒~2分程度待ちます。あらかじめ商品の説明書きをチェックして、推奨する待ち時間を守りましょう。泡をのせる時間は長すぎても短すぎてもNGです。このとき注意したいのが、目の周りや唇など、皮膚の薄い部分に石けんの泡がつかないようにすること。

その後は、ぬるめのお湯でやさしく洗い流します。すすぎ回数の目安は20回です。生え際もていねいに洗い流します。

ピーリング後は、角質を除去した肌の角質層が薄くなっているため、肌の水分保持力が低下しています。化粧水や美容液、クリームなどを使って普段より保湿をしっかり行いましょう。また、紫外線対策も念入りに。

ピーリング石けんに限らず、気をつけたいのが使用頻度。「美肌のために」とやりすぎると、必要な角質まで取り除いて逆効果になることも。使用回数や量は商品によりますが、各商品の説明書きをしっかり読みましょう。石けんに含まれている成分にもよりますが、週に1回から始め、様子を見ながら3日に1回ぐらいまで増やしていくのがおすすめです。

ピーリングジェル

ピーリングジェルは、ピーリング作用のある成分を含んだジェルです。他のピーリングと同様、古い角質をやさしく取り除いて肌をなめらかに整える効果が期待できます。

入浴時などに手軽にできますが、濡れた肌に使えるものとそうでないものがあるので、説明書きをしっかり読みましょう。メイクをオフした清潔な肌に、適量のピーリングジェルをのせて顔全体に広げ、指先で円を描くようにクルクルとマッサージしていきます。このとき、ニキビ跡を中心にやさしくマッサージをしてから、 他の部分もなでるようにマッサージ。その後、ぬるま湯で洗い流します。

注意点としては、かゆみや炎症、傷など肌にトラブルを抱えている状態での使用を避けること。またピーリング石けんと同様、肌がデリケートになっているので、肌の保湿を意識したスキンケアを行いましょう。

ピーリング化粧水

ピーリング化粧水

洗顔後に使用する「拭き取り化粧水」には、うるおいを与えるだけでなく、洗顔で落としきれなかった毛穴の汚れや、ニキビ跡やくすみの原因となる古い角質を取り除く効果があります。ピーリング化粧水もその一種です。

使い方は、洗顔後にピーリング化粧水をコットンに含ませ、やさしく顔全体を拭き取ります。その後は美容液やクリームで肌を整えます。コットンはできるだけ柔らかく上質なものを使い、摩擦が起きないようにやさしく拭き取るのがポイントです。

スクラブ洗顔料

塩や種子、こんにゃくなど、細かい粒子が入った洗顔料が毛穴に入り込み、角質を落とします。肌の弱い人には向かない場合も。これらの製品でも、ピーリング効果を訴求していますが、必要以上に肌を削ってしまう可能性もあり、注意が必要です。

ニキビ跡に対するケミカルピーリングとは

皮膚科で行われるケミカルピーリングは、化粧品で行うよりも高い効果が得られるため、ニキビ跡などの改善に効果が期待できるといわれています。しかし、十分な根拠がないという皮膚科学会による報告もあります。医師による判断で肌状態の改善として使用する場合があります。

ケミカルピーリング

ケミカルピーリング

皮膚科で行われるケミカルピーリングでは、主にグリコール酸などのフルーツ酸(AHA)やサリチル酸マクロゴール(BHA)などのほか、トリクロロ酢酸(TCA)という強い薬品も使用するケースがあります。

皮膚科がケミカルピーリングに使用する薬剤は、いずれも医療機関でのみ取り扱いが許可された高濃度の化学薬品のため、高いピーリング効果が期待できます。これが自宅でのピーリングと大きく異なる点です。一方で、誤った治療を行うと肌へのダメージが大きいため、の知識や技術、経験によるところが大きいといえるでしょう。

皮膚科によるケミカルピーリングは、日常生活に支障をきたすことなくニキビ跡の治療を続けられるのがメリットです。基本的にかさぶたが治癒するのを待つ期間などないので、負担なく定期的な治療が続けられます。ニキビ跡を完全に治すには長期的な治療が必要であること。個人差はあるものの、通常は2~4週間のインターバルで5~6回ぐらいを目安に施術を受ける必要があります。また、肌質や施術頻度により、肌に赤みが出るなどの肌トラブルをともなうこともあります。副作用やリスクについてはしっかりと医師の説明を受けることが大切です。

ダイヤモンドピーリング

ダイヤモンドの微粒子が付着した金属ヘッドを滑らせながら皮膚を削っていくピーリング方法。痛みが少なく、他のピーリング方法は合わないという人でも使用できるケースが多く見られます。

クリスタルピーリング

細かい粒子の酸化アルミニウムを皮膚に吹きかけ、吸引する手法で古い角質を除去します。薬剤を一切使用しないため、肌質を選びにくいピーリングだといわれています。

レーザーピーリング

肌全体にレーザーを照射して肌の真皮内にはたらきかけるピーリング方法。コラーゲンの産生を促して肌のハリ・キメを改善するといわれています。

まとめ

石けんやジェルを使ったニキビ跡に対するピーリングのまとめ

ピーリングはニキビ跡の改善をするためのひとつの手段です。しかし、ニキビ跡の症状や程度によっては、効果が得られない場合もあります。ニキビ跡のケアは、自宅で行うピーリングではニキビ跡の効果は見込めませんが、クリニックなどで行うケミカルピーリングで可能な場合もあるので、美容皮膚科やクリニックを受診してみましょう。

正しい方法で行うのが大原則。ひんぱんに行うと逆効果になることもあるので、肌の様子を見ながらケアを行いましょう。また、ピーリング後は肌がデリケートになっているので、たっぷり保湿して肌を整えてあげてくださいね。

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