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アミノ酸シャンプーで頭皮の乾燥を防ぐおすすめの方法と選び方

更新日:2018/12/25 公開日:2018/07/25

頭皮のトラブルで多い乾燥、そしてかゆみやフケ、抜け毛。「もしかしたらシャンプーが合ってないのかも?」と思いますよね。

「頭皮にやさしい」「刺激が少ない」といわれるアミノ酸系シャンプーなら、これらのトラブルは改善できるのでしょうか。

頭皮環境の改善において自分の頭皮に合ったシャンプー剤を使うことは重要なポイント。アミノ酸系シャンプーは頭皮によいイメージですが、ちゃんと選べなければ頭皮トラブルを招きます。ここでは、アミノ酸系シャンプーを上手に選ぶためのポイントや方法を解説します。

乾燥やかゆみ、フケに対してアミノ酸系シャンプーができること

乾燥やフケ、かゆみを感じる場合、頭皮ケアに問題があることも考えられます。頭皮ケアの問題といえば、毎日のシャンプー(洗髪)。そこで使用するシャンプー剤と洗い方を見直すことが重要です。

シャンプー後に頭皮が乾燥するのは洗いすぎが原因

頭皮の乾燥の原因のひとつとして、シャンプー方法の間違いがあげられます。洗浄力の強いシャンプー剤を使ったり、熱いお湯を使って洗ったり、1日に何度もシャンプーをしていたりすると、必要以上に頭皮の皮脂を取り去ってしまいます。

皮脂はワルモノ、という印象があるかもしれませんが、実は皮脂には2つの大切な役割があるのです。1つは、皮膚の表面に膜を張ることで、皮膚の内側から水分が蒸発するのを防ぐこと。もう1つは、外部の刺激から皮膚を守ることです。

つまり、シャンプー方法の間違いで皮脂を取りすぎてしまうと、頭皮が乾燥しやすくなるのです。

洗い方で改善できる場合もある
シャンプーの方法の間違いで頭皮が乾燥する場合があるということは、正しいシャンプー方法を身につけることで頭皮の乾燥が改善する可能性があるということです。
洗髪は、特に強い整髪料などを使っていなければ、1日1回で十分です。ただし、洗い方を見直して頭皮の汚れをきちんと落とせる方法を身につけることが大切になります。

正しい洗髪のコツは、38℃くらいのぬるま湯で流すこと、シャンプー剤を泡立ててから頭皮になじませることです。熱いお湯では皮脂や肌の保湿成分を必要以上に洗い流してしまいます。また、シャンプー剤を泡立てず直接つけると、頭皮の刺激になってしまいます。まずはこの2点を確認し、やさしく頭皮をマッサージするように洗ってみましょう。

正しいシャンプー方法については『フケの種類別対策と正しいシャンプー方法』でも解説しています。あわせてご確認ください。

アミノ酸系シャンプーを使うのがおすすめの人

上記のシャンプー方法を見直してみても頭皮の乾燥が改善しない場合、使用しているシャンプーの洗浄力が強すぎる可能性があります。そのため、洗髪方法を見直しても頭皮の乾燥が改善しない人は、シャンプー剤を見直してみるのがおすすめです。

アミノ酸系シャンプーと普通のシャンプーとの違い

頭皮の乾燥が気になる場合や肌の敏感な人の場合、アミノ酸シャンプーが使いやすいと考えられます。なぜ、アミノ酸系のシャンプーがよいのでしょうか。

洗浄成分である界面活性剤の種類が違う

シャンプーに配合されている洗浄剤(界面活性剤)は、大きく3種類に分けられます。その中で、アミノ酸系の界面活性剤は肌への刺激が比較的弱く、洗浄力もマイルドな傾向があります。

アミノ酸系
その名の通り、アミノ酸の界面活性剤です。3種類の界面活性剤の中で、比較的洗浄力が弱く、肌への刺激も弱い傾向があります。グルタミン酸、グリシン、アラニンなどが名前につく成分がアミノ酸系の界面活性剤です。
石けん系
固形石けんなどのように、油脂にアルカリ性の薬品を加えて作られる界面活性剤です。肌への刺激は比較的弱いものの、洗浄力は強く皮脂をしっかり取り除く性質があります。
高級アルコール系
石油や植物由来の成分から作られる界面活性剤です。市販のシャンプーには、この高級アルコール系の界面活性剤を配合したものが多く見られます。洗浄力、肌への刺激ともに高めです。高級アルコール系で代表的なのは、ラウレス硫酸、ラウリル硫酸などが名前につく成分です。

ただし、それぞれの洗浄力の強さはあくまで傾向です。中にはアミノ酸系の界面活性剤でも比較的洗浄力が強かったりする場合もあります。また、シャンプー自体の洗浄力は界面活性剤の配合量によっても異なります。

自分の肌にちょうどいい洗浄力かどうかは、最終的に使ってみなければわかりません。しかし、頭皮の乾燥が気になるようであれば、まずはアミノ酸系のシャンプーを試してみたほうがよいでしょう。

ノンシリコンやパラベンフリーのアミノ酸シャンプーも多い

アミノ酸シャンプーの中には、ノンシリコンやパラベンフリーといった肌にやさしいイメージのあるワードが記載されているものも多く見られます。それでは、アミノ酸シャンプーの中でも、ノンシリコンやパラベンフリー、オーガニックと書かれているものを選ぶメリットはあるのでしょうか。

ノンシリコン
ノンシリコンシャンプーとは、ジメチコンなどのシリコンオイルが配合されていないシャンプーのこと。シリコンの役割は、髪の毛をコーティングしてツヤを出したり、髪の毛を外部の刺激から保護するというものです。一時期はこのシリコンが頭皮の毛穴につまって抜け毛や頭皮トラブルの原因になるといわれていました。しかし、今ではシリコンが頭皮の毛穴につまることはないと実証されており、ノンシリコンシャンプーをあえて選ぶ必要もあまりないと考えられます。
パラベンフリー
パラベンとは、シャンプーやコンディショナーを含む化粧品に配合されている防腐剤の一種です。シャンプーなどの中では、その成分をエサに雑菌が繁殖することがあり、品質の変化につながります。防腐剤を配合することで、このような品質の変化を防ぎ、ある程度長期間にわたって使用できるようになっているのです。
パラベンは、肌の敏感な人には刺激になる場合があります。そのため、敏感肌の方はパラベンフリーのシャンプーを選んだ方がよいかもしれません。ただし、パラベンフリーと記載されていてもほかの防腐剤が配合されている場合もあるため、よく確認しましょう。
自然派由来の成分、オーガニック
オーガニックを打ち出したシャンプーも多く見られ、天然の成分が肌にやさしいと信じている方を中心に人気があるようです。しかし、オーガニックだから肌にやさしい、とは言えません。シャンプーを含む化粧品のオーガニック製品の特徴は『オーガニックコスメに対する間違ったイメージ』で詳しく解説しているので、こちらの記事に譲ります。

乾燥、フケ、ニオイ、抜け毛が出た!アミノ酸系シャンプーはかえって頭皮に悪い?

さて、インターネットでクチコミなどを調べていると、アミノ酸シャンプーを使用してフケや頭皮のニオイ、抜け毛が目立つようになったという声も見られるようです。実際にこのようなことはあるのでしょうか。

アミノ酸系シャンプーの定義

アミノ酸シャンプーとは、アミノ酸系の界面活性剤を配合したシャンプーのことです。しかし、そこに明確な基準はありません。

たとえば、配合される界面活性剤の90%が他のタイプの界面活性剤で、10%だけアミノ酸系の界面活性剤を配合しているという場合も、アミノ酸系シャンプーと打ち出すことができるのです。このような場合、アミノ酸系以外の界面活性剤の洗浄力が高ければ、アミノ酸シャンプーであっても洗浄力の強いシャンプーに仕上がります。

洗浄力が強ければ、頭皮の乾燥を招く可能性はあります。そうすると、パラパラとした細かなフケが出たり、頭皮にかゆみが出たりといったことも起こりえます。また、頭皮が乾燥すれば皮脂の分泌がより多くなる場合があるため、それをエサに雑菌が繁殖して臭いニオイを発するようになったり、抜け毛につながったりする可能性も十分に考えられます。

シャンプーを選ぶうえでは、表に書かれた記載や宣伝文句だけで判断せず、成分をよく見ることが肝心です。

自分の頭皮に合ったアミノ酸系シャンプーを選ぶ方法

洗浄力のやさしいアミノ酸系のシャンプーを選ぶには、アミノ酸系の界面活性剤がメインで使用されているものを選ぶことが重要です。では、アミノ酸系の界面活性剤がメインで使われていることはどこからわかるのでしょうか。

それは、シャンプーの裏面などに記載された成分表示から大体わかります。

成分表示には、そのシャンプーに配合されている成分が基本的にすべて記載されています。表示順も、1%以上配合されている成分は多い順になっているため、成分表示の前のほうにある界面活性剤を見れば十分です。シャンプーの成分表示のうち、前から5,6番目くらいまでを見ればよいでしょう。

成分表示の前から6番以内に、以下のような名前の成分が多ければ、それはアミノ酸系の界面活性剤をメインに使用したシャンプーと言えるでしょう。

  • ココイル〇〇
  • グルタミン酸
  • グリシン
  • アラニン など

チェックするのはなかなか大変かもしれませんが、頭皮のトラブルに悩む方は、このようなシャンプーの表記にもこだわって選んでみてください。

店頭でなかなかアミノ酸系シャンプーのよさそうなものを見つけられないという方や、こだわって選びたい方におすすめをご紹介します。

おすすめアミノ酸シャンプー6選

カウブランド|無添加シャンプー さらさら(牛乳石鹸共進社)

 カウブランド 無添加シャンプー さらさら 牛乳石鹸共進社

販売価格(編集部調べ):1,080円(税込)
内容量:500ml

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おすすめの理由
赤い箱の牛乳石けんでおなじみ、カウブランドのシャンプー。石けんタイプのシャンプー?と思いきや、デリケートな頭皮をやさしく洗うアミノ酸系の無添加シャンプーです。

監修者の写真 毛髪診断士 下島千穂

使ってみた感想
クリーミーな泡が良いです!きめが細かいから洗浄力も抜群!地肌からすっきりする感覚はやみつきに!さっぱりとした洗い上がりがお好みの方にはとてもいいですね。夏場のオイリーな季節には男性にも女性にも好まれる感触です。

アロエ製薬|髪と頭皮に働くシャンプー(小林製薬)

 アロエ製薬 髪と頭皮に働くシャンプー・コンディショナー 小林製薬

販売価格(編集部調べ):2,940円(税込)
内容量:500ml
 

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おすすめの理由
アロエを研究し続け、アロエを基にさまざまな製品を世におくりだすアロエ製薬。ちょっと珍しい?シャンプーです。化粧品でも活躍するアロエが、頭皮にも働きかけてくれます。

監修者の写真 毛髪診断士 下島千穂

使ってみた感想
泡立ちが良く、すっきり洗えます。ノンシリコンですが、きしんだり絡んだりしませんよ。アロエエキスが配合され、さっぱりなのに洗いあがりはうるおいがあり、ドライヤーをかけると髪が軽くふんわりします。アロエグリーンフローラルの香りも、男女問わず好まれる香りです。

リンレン レメディアル|シャンプー ミント&レモン(ビーバイ・イー)

 リンレンレメディアル シャンプー ミント&レモン ビーバイ・イー

販売価格(編集部調べ):1,998円(税込)
内容量:400ml
医薬部外品

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おすすめの理由
有名ブランドのシャンプーでなくても、良いと思えるものがあるシャンプー。「rinRen」のシャンプーも、他メーカーに負けないこだわりが凝縮してます。植物成分、7つの無添加など、フケ・カユミが気になる方向けのスカルプライン。オシャレなボトルもイイ感じです。

監修者の写真 毛髪診断士 下島千穂

使ってみた感想
とにかく香りがいい商品!さらっとしたテクスチャですがしっかりと泡立ち髪もさらさらにまとまります。すっきりとした洗い上がりが頭皮をさっぱりとさせます。頭皮ケアをしながら心地よく癒される香りが日常を変えてくれるはず!

NOV|スカルプローション(常盤薬品工業)

 NOV スカルプローション 常盤薬品工業

販売価格(編集部調べ):1,620円(税込)
内容量:80ml
医薬部外品

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おすすめの理由
敏感肌の方向けの歴史あるスキンケアブランドの「NOV(ノブ)」。頭皮のダメージが気になる人や 敏感な人に向けた頭皮用ローション。シャンプー後の頭皮のカサつきが気になる人は、お風呂上り後に活用したいところ。

監修者の写真 毛髪診断士 下島千穂

使ってみた感想
シャンプー後にフケやかゆみが気になる人は、ケアとシャンプー剤の見直しが必要ですが、それでもカサつくときは頭皮用ローションの出番!敏感で乾燥に悩む人に向けた化粧品ブランドのノブは、一度試してみる価値ありですよ。
 

U-MA|薬用 ウーマシャンプープレミアム(ZERO PLUS)

 U-MA ウーマシャンプープレミアム ZERO PLUS

販売価格(編集部調べ):3,800円(税込)
内容量:300ml

詳しくはこちら

おすすめの理由
古くから中国でも使われ、日本でもスキンケアクリームとして人気の馬油。そこに着目したスカルプケアを追求するウーマシャンプー。馬油に期待されるケアポイントは、これまでのシャンプー選びを一変させる魅力があります。

監修者の写真 毛髪診断士 下島千穂

使ってみた感想
馬湯成分がしっとり感も出し、頭皮と髪に潤いを与える感触が良いですね!それにアミノ酸系シャンプーでありながら優しく洗い流して、ごわつきパサツキも気になりません。男女問わずお使い頂けるシャンプーですね。

コラージュフルフルスカルプシャンプー(持田ヘルスケア)

 コラージュ フルフルスカルプシャンプー 持田ヘルスケア

販売価格(編集部調べ):2,916円(税込)
内容量:360ml
医薬部外品

詳しくはこちら

おすすめの理由
抗真菌(抗カビ)成分ミコナゾール硝酸塩配合で、フケ原因菌を洗い、ボリュームアップも期待できるマルチなシャンプー。機能性は太鼓判付きですね。

監修者の写真 毛髪診断士 下島千穂

使ってみた感想
メントールの香りが一気に広がる爽快感は、スッキリしたいときや暑い日にはたまらなく気持ちイイですね。しっかりした泡立ちとハリのある泡が地肌に浸透する感覚があり、洗い後はすっきり。トリートメントと一緒に使うと、ハリもありつつも、しっとりとした仕上がりで、髪がたちあがる感覚があたらしいです。

まとめ

アミノ酸系シャンプーは、きちんと選べば洗浄力がやさしく、乾燥した頭皮を適度に洗い上げるのにおすすめです。

しかし、「アミノ酸系」と記載されているものの中には、アミノ酸系の界面活性剤よりもそのほかの界面活性剤を多く配合しているものも見られます。ドラッグストアなどで選ぶときには、成分表示の前6番目くらいまでをチェックし、アミノ酸系の界面活性剤がしっかり配合されているかを確認することをおすすめします。

今回紹介したおすすめシャンプーも含め、色々試して「自分のための一品」を探してみてはいかがでしょうか。

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