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背中にかく大量の汗を何とかしたい!背中の汗対策グッズ

更新日:2018.05.17
公開日:2018.04.27
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この記事の監修者
一般社団法人 時短美容協会 代表理事 並木まき

手の届きにくい背中の汗。汗ばむ季節になってくると決まって悩み出すポイントだという人は多いです。汗で背中にピタッと服が張りつく、リュックを背負ったときや子どもをおんぶしたりしたときに蒸れる背中。思い出しただけでも何とも不快です。毎度のように悩まされる背中の汗対策とケア方法にはどのようなものがあるのでしょうか?

朝から通勤や通学をしただけで、背中にぐっしょり汗をかいて不快な思いをしばしばしている人も多いことでしょう。私たち人間の体には、汗腺と呼ばれる汗を分泌する腺が数多く存在しています。もちろん背中にも汗腺があり多く存在しています。リュックをよく利用する人や子どもをおんぶすることもあり、背中は汗をかきやすい部位なのです。

背中の汗を防ぐための対策

背中は手が届きにくく、しかも汗をかきやすい部位だからこそ、しっかりと汗を防ぐための対策をしておきたいところです。

汗を吸収するインナーを着用する

背中の汗対策、まず1つめとしておすすめしたいのが汗に対応した専用のインナーの着用です。中でも吸水性と速乾性の高い繊維を使っている汗対策インナーであれば、汗を吸いとってから乾くまでが速く、不快に感じる時間がほとんどありません。汗対策専用インナーの他、スポーツタイプのシャツなどを利用するのもいいでしょう。

手の届きやすい部位なら汗をかいてもすぐに拭きとれますが、なかなかそうはいかないのが背中です。だからこそ汗をかいたときのためにいつも着替えを持ち歩いていたいところ。

しかし実際は着替えを常に持参することや、着替えをする場所を確保するとなると手間や時間がかかります。そう考えると汗を吸収し、速乾性のあるインナーを着用してできる限り快適に日々過ごすことはスマートな選択だといえるでしょう。

スプレータイプの制汗剤を使う

汗対策として一番に思い浮かべるのが制汗剤ではないでしょうか?塗るタイプとスプレータイプの2種類ある制汗剤。背中は手が届きにくいので、自分でできる噴射できるスプレータイプがいいでしょう。制汗剤には無香料と香り付きがありますから、好みのタイプを選択してください。

ただし汗のニオイがきついときに香りつきの制汗剤を使うと、さらにニオイをきつくすることがあるので注意が必要です。また周りから指摘されるほど汗のニオイが強すぎる場合には、病気などの可能性もあるので心配でしたら一度皮膚科などを受診するといいでしょう。

おすすめ商品

背中の汗対策でおすすめ商品をいくつかピックアップしました。汗ばむ季節になると毎度のように背中の汗に悩む人には必見です。気になる商品があればこの機会に一度試してみてはどうでしょうか?

デオナチュレ|さらさらデオドラントパウダー(シービック)

背中の汗対策でおすすめ商品 デオナチュレ さらさらデオドラントパウダー シービック

販売価格(編集部調べ):1,706円(税込)
内容量:15g
医薬部外品

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おすすめの理由
汗やニオイ、ベタつきにアプローチする制汗デオドラントパウダーです。背中以外にも首筋やバストまわり、太もも裏などのベタつきが気になるパーツに塗りやすいパフ式なのが便利なポイント。

監修者の写真 一般社団法人 時短美容協会 代表理事 並木まき

使ってみた感想
オリジナルパフの使い勝手がよく、必要なパーツにテクニック不要でパウダーを塗ることができます。皮脂吸着パウダーが配合されていて、背中に塗っても長時間ベタつかないから、長時間お直しができないオンの日のスキンケアにも重宝します。

エージーデオ24|クリアシャワーシート Na(資生堂)

背中の汗対策でおすすめ商品 エージーデオ24 クリアシャワーシート Na 資生堂

販売価格(編集部調べ):756円(税込)
内容量:40枚

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おすすめの理由
背中を一度に拭けるボディ用シート。シャワーを浴びたあとのような爽快感が得られるので、真夏日に滝汗をかいてしまったあとのアフターケアアイテムとして重宝します。

監修者の写真 一般社団法人 時短美容協会 代表理事 並木まき

使ってみた感想
銀含有アパタイトが配合されているので、拭き取ったあとのサラサラ肌が持続する時間も長い気がします。シャワーを浴びたいけれど浴びられない外出先での背中ケアのために持ち歩いておくと、お守りコスメとしても頼りになるはず。

シーブリーズ|ボディーシート(資生堂)

背中の汗対策でおすすめ商品 シーブリーズ ボディーシート 資生堂

販売価格(編集部調べ):572円(税込)
内容量:30枚

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おすすめの理由
爽やかな香りが特徴のシーブリーズのボディ用シート。背中の汗が気になるシチュエーションでも香りによるリフレッシュ効果が期待でき、真夏にも頼りになるアイテムです。

監修者の写真 一般社団法人 時短美容協会 代表理事 並木まき

使ってみた感想
背中の汗や汗をかいたことによるニオイにアプローチしてくれるので、汗対策として持っておくと、外出先でもサッと拭けて重宝します。ヨガのあとなどに背中に手を回して拭き取ると、高い爽快感があり、不快感を和らげてくれています。

シーブリーズ|デオ&ウォーター アイスタイプ I(資生堂)

背中の汗対策でおすすめ商品 シーブリーズ デオ&ウォーター アイスタイプ I 資生堂

販売価格(編集部調べ):821円(税込)
内容量:160mL
医薬部外品

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おすすめの理由
肌に塗ると高い冷却効果を感じるパウダーイン制汗デオドラントウォーターです。外出前に背中に塗っておくと、汗が気になりにくくなる気がしています。

監修者の写真 一般社団法人 時短美容協会 代表理事 並木まき

使ってみた感想
炎天下でのゴルフプレー前に背中に塗っておくと、スーッとした清涼感があり、背中の汗が気になりにくくなるメリットを実感しています。ゴルフのプレー中にも背中に塗れるよう、小さめのスプレー容器に詰め替えて持ち歩いています。私にとっては、真夏ゴルフの必需品です。

サラリスト|汗取りインナー・背中二重フレンチ袖 超大汗さん(千趣会)

背中の汗対策でおすすめ商品 サラリスト 汗取りインナー・背中二重フレンチ袖レディース(超大汗さん) 千趣会

販売価格(編集部調べ):1,990円(税込)

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おすすめの理由
ドライな肌触りのインナーで、通気性をコントロールしてくれる上に、汗をキャッチしてくれるため、背中の汗対策として頼りになるアイテム。着ると着ないのとでは、快適さが違います。

監修者の写真 一般社団法人 時短美容協会 代表理事 並木まき

使ってみた感想
消臭や接触冷感、吸汗速乾機能を備えているドライな肌触りの素材で作られているインナーなので、着用時に暑苦しさを感じません。汗をしっかりキャッチしてくれるため、背中のムレ対策にもなります。

エージーデオ24|パウダースプレー h(資生堂)

背中の汗対策でおすすめ商品 エージーデオ24 パウダースプレー h 資生堂

販売価格(編集部調べ):1,188円(税込)
内容量:180g
医薬部外品

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おすすめの理由
エージーデオから発売されているプレミアムタイプのデオドラントスプレーです。スプレータイプなので背中にアプローチしやすく、時間がないときでも手軽に汗対策が叶います。

監修者の写真 一般社団法人 時短美容協会 代表理事 並木まき

使ってみた感想
殺菌効果に注目したIPMPや消臭に着目したクロルヒドロキシアルミニウムや酸化亜鉛成分を配合していて、背中の汗によるイヤなニオイ対策にも頼りになるアイテムです。スプレーした箇所への密着感が高いので、時短で対策できるところも便利です。

滝汗さん|吸汗速乾汗取りパッド付ブラトップキャミソール(ニッセン)

背中の汗対策でおすすめ商品 滝汗さん 吸汗速乾汗取りパッド付ブラトップキャミソール ニッセン

販売価格(編集部調べ):1,717円(税込)

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おすすめの理由
ワキ部分に薄手でフィット感が高い汗取りパッドが付いているため、背中から流れてきた汗もしっかりキャッチしてくれる構造のキャミソールです。軽い着心地で、暑苦しさや重さを感じさせない優秀なインナー。

監修者の写真 一般社団法人 時短美容協会 代表理事 並木まき

使ってみた感想
真夏に着ても、重さからの不快感を感じさせない軽い着心地が特徴的なインナーです。さらりとしていて通気性が高いので、上から着る服がもたつくこともありません。汗をしっかりキャッチしてくれる上にフィット感が高く、スーツなどオンのファッションにも着やすい仕様です。

8×4|パウダースプレー (ニベア花王)

背中の汗対策でおすすめ商品 8×4 パウダースプレー  ニベア花王

販売価格(編集部調べ):628円(税込)
内容量:150g
医薬部外品

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おすすめの理由
スプレーした部位に殺菌成分がしっかり付着してくれるので、背中の汗のニオイを長時間抑えてくれる働きが期待できる薬用制汗デオドラントスプレーです。スプレータイプなので背中にアプローチしやすく、時短での背中ケアが叶います。

監修者の写真 一般社団法人 時短美容協会 代表理事 並木まき

使ってみた感想
シューっとひと吹きするだけで背中の広範囲をカバーできるので、慌ただしい日の背中の汗対策に重宝します。私の場合、お出かけ前にスプレーしておくと、出先ではお直しする必要もなく、長時間にわたって背中の汗を気にせずに済んでいます。

背中の汗はにおう?汗腺の種類と特徴

ここでよく汗腺のことについてもう少し詳しく解説していくことにしましょう。汗腺には2種類あります。汗を出すアポクリン汗腺と、エクリン汗腺です。

2つの汗腺

アポクリン汗腺は脇や陰部、乳輪など限られたところにあり、白っぽい粘り気のある汗を出すのが特徴です。それに対して全身至るところにあるのがエクリン汗腺です。

背中にはアポクリン汗腺ではなく、エクリン汗腺が多く存在しています。エクリン汗腺の汗は99%が水分で、残りの1%は塩分やアンモニアなどの他の成分でできています。そのため不快なニオイに悩まされることはまずありません。

しかし、エアコンの中での生活や普段から汗をかく機会が少ないなどの理由から汗腺機能が低下していると、それがもととなりベタベタしたニオイのきつい汗が出てくることがあります。

背中の汗だけでなく、他の部位でもこれを防ぐには、日頃から湯船に浸かったり、半身浴をしたりするのが効果的です。また暑い季節のエアコンの使用を控えたり、適度な運動で汗を流したりして汗をかくトレーニングを意識して取り入れるようにするといいでしょう。

お風呂では背中をやさしく洗いましょう

じわりじわりと出てくることがあるかと思えば、一気に吹き出すように流れ出ることもある背中の汗。手の届きにくく、タオルなどでしっかりと汗をふき取れない部位なので、どうしてもかいた汗がそのままになる、そんなことは日常茶飯事ではありませんか?

いくら洗っても日々のベタつきが止まらないのは?

だからこそバスタイムでは、バス専用ボディブラシなどでついゴシゴシ洗いをしてしまいがちです。しかし一生懸命に洗えば洗うほど、さらにベタつき感を呼んでしまうことに気づいていたでしょうか?

私たちの体には汗腺と皮脂腺があります。この2つ似ているようですが非なるものなのです。文字通り汗腺は汗を出す腺で、皮脂腺は皮脂(脂)を出す腺です。汗腺は全身にあり、背中には多くの汗腺があることはこの記事内でお伝えした通りです。個人差はありますが、特に肩に近い背中の上の方には皮脂腺が集中しています。

洗いすぎがベタつきを招いていた

ここで洗顔を例にあげてみることにしましょう。オイリー肌でニキビができやすい肌質タイプの人が、お肌の皮脂の量が気になるからといって、ゴシゴシと過剰に洗顔をしたとします。洗顔後は皮脂が取れてサッパリするのですが、その後にまた皮脂が出てテカるようになります。

これは、洗いすぎによって皮脂を招いています。過剰な洗顔により、必要な皮脂分が足りなくなったため乾燥気味となり、お肌を守ろうとしてかえって過剰に皮脂を分泌するようになってきます。その皮脂が気になり、また刺激のある洗顔や回数を増やしての洗顔をする。悪のスパイラルにはまってしまうというわけなのです。

背中もお肌と同じでゴシゴシ洗うほどに皮脂量が増え、汗をかくとその皮脂と混ざり合います。背中は汗をかいても拭きとりにくい部位でもあるので、皮脂の増加とともに雑菌もより繁殖しやすい状態となります。

これでは背中ニキビに悩まされるようになるケースもあります。背中は自分ではチェックしにくい部位だからこそ、いつものケアは優しくしましょう。

優しいタッチがポイント!背中の洗い方

過剰に洗いすぎず、背中の肌をやさしく洗うための方法を解説します。

湯船に浸かる前に十分にシャワーやかけ湯をしましょう。

実はシャワーをかけるだけで、ある程度ここで汗と皮脂を落とすことができます。

ボディソープや石けんを泡立ててやさしく洗う

このとき、手で届く部分はなでるように洗いましょう。手でなでるくらいで十分に汚れは落ち、なおかつは肌への刺激も少なくなります。

手で届かないところはボディタオルを使用

なるべく表面がなめらかな素材のタオルやブラシを使用しましょう。綿のタオルでやさしくなでるように洗うくらいで十分です。

まとめ

背中に汗をかいたときの不快感を解消するポイントをおさらいしましょう。

  • 吸水性&速乾性のあるインナーを着用する
  • 制汗剤はスプレータイプがマスト
  • 着替えは持参できるようならする
  • 手の届く範囲でこまめに汗をふき取る
  • 背中を洗うときにはソフトタッチで行う

手の届きにくい部位、背中だからこそ汗対策はできる限りしたいところです。対策に対策を重ねて汗に悩まされるシーズンを乗り切っていきましょう。

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