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日焼けダメージは美白化粧品でなかったことにできる?おすすめ化粧品5選

更新日:2018/09/26 公開日:2018/09/12

日焼けした後に気になるシミ。その対策に、美白化粧品をとり入れている方は多くいます。しかし、美白ケアで日焼けによるダメージをなかったことにできるのでしょうか。

美白化粧品で期待できる効果と、おすすめの美白化粧品をご紹介します。

日焼けのダメージはなかったことにはできない

紫外線は肌の奥にまで届き、ダメージを与えます。一度受けてしまったそのダメージを「なかったこと」にはできません。

日焼けのダメージでシミができるメカニズム

肌が赤くなったり黒くなったりする日焼けは、紫外線による肌のダメージが原因で起こります。

日焼けによって赤くなるのは、紫外線によって肌が炎症を起こしている状態で、軽いやけどを同じ状態とも言えます。一方、日焼けによって黒くなるのは、紫外線を浴びた刺激によって肌の奥まで届く紫外線をカットするため、身体がメラニン色素を作り出しているのが原因です。一種の防御反応によるものです。

日焼けによってシミができるのは、このメラニン色素を作り出す仕組みが正常に働かなくなるためといわれています。本来は紫外線を浴びなくなればメラニン色素の生成がストップされますが、くりかえし紫外線を浴びることでメラニン色素が作り続けられるようになるのです。

紫外線のダメージはシワ・たるみにもつながる

肌は表面から表皮・真皮・皮下組織と層状になっています。そのうち、主に肌の弾力を支えているのが真皮ですが、この真皮までも紫外線は届きます。紫外線によって真皮に受けたダメージは、弾力を支えるコラーゲンなどを変質させたり、それらを生み出す線維芽細胞にダメージを与えるため、将来のシミやたるみの原因になるといわれています。

日焼け後の美白ケアも意味がある

このように、紫外線は肌に大きなダメージを与え、さまざまなトラブルの原因となります。しかも、そのダメージを完全になかったことにするのはできません。

そのため、日焼け止めやUVカット機能のある服、日傘、帽子などで紫外線を浴びないようにすることが大切です。近年、赤ちゃんのうちから紫外線対策をする重要性が提唱されていますが、それは紫外線による肌のダメージを減らすためなのです。

紫外線対策が十分ではなく日焼けした場合、そのダメージをなかったことにできないということは、シミ予防として行う美白ケアにも意味がないのでしょうか。

そのようなことはありません。美白ケアによってメラニン色素が作られにくくなるアプローチをすることは、将来のシミを防ぐのに効果的と考えられます。

美白化粧品が将来のシミ予防にアプローチするメカニズム

美白化粧品はなぜ将来のシミの予防効果が期待できるのでしょうか。その成分に迫ってみましょう。

美白化粧品に含まれる美白成分とは

美白化粧品とは、一般的には厚生労働省で認可されている美白有効成分が配合された医薬部外品(薬用化粧品)を指します。美白有効成分とは、日焼けによるシミやそばかすの予防に対する効果が認められている成分です。現在、20種類ほどが美白成分として認可を受けています。

美白成分がシミやそばかすを防ぐメカニズムは成分によって多少異なりますが、主にメラニン色素が作られる過程にアプローチして色素の生成を抑える仕組みになっています。

医薬部外品の美白成分の種類

現在厚生労働省で認可されている美白成分のうち、その働きと代表的な成分をご紹介します。

チロシナーゼの活性を抑える美白成分
メラニン色素の生成にかかわる酵素であるチロシナーゼの働きを抑え、メラニン色素の生成を阻害します。
ビタミンC誘導体、コウジ酸、アルブチン、トラネキサム酸などの成分があげられます。
メラニン色素の排出促進する美白成分
シミができやすい部分では、ターンオーバーの不調が起きているといわれています。そのターンオーバーを促進させることでメラニン色素の排出を促し、シミ予防にアプローチします。
4MSKがこの種類に該当します。なお、4MSKにはチロシナーゼの活性を抑える働きもあります。
メラニンの生成指示をストップする美白成分
メラニン色素は、主に角化細胞からメラノサイトに向けてメラニン色素の生成指示が出されて生成されます。その際に分泌される情報伝達物質エンドリセンの働きを抑制し、メラニン色素が作られるのを阻害します。
トラネキサム酸、カモミラET、t-AMCHA(tシクロアミノ酸誘導体)などがあげられます。

美白化粧品はどう選ぶ?

美白化粧品は、基本的には肌質と現在の肌の状況に合わせて選びます。

たとえば、日焼けによるシミに素早くアプローチしたい場合は、メラニン色素の排出をサポートする4MSKや、抗炎症作用のあるビタミンC誘導体がおすすめです。

しかし、中には肌への刺激が出やすかったり、肌を乾燥させる作用がある成分もあります。そのため、自分の肌質に合った成分を選ぶことが大切なのです。

しかし、美白化粧品は種類も多く、自分の肌質・肌悩みに合った美白化粧品はなかなか見つけられないかもしれません。次に、おすすめの美白化粧品をご紹介するので、化粧品選びの参考にしてください。

おすすめ美白化粧品5選!

HAKU|メラノフォーカスV(資生堂)

 HAKU メラノフォーカスV 資生堂

販売価格(編集部調べ):10,800円(税込)
内容量:45g
医薬部外品

詳しくはこちら

おすすめの理由
2つの美白有効成分が配合されており、シミの色の元となるメラニン色素の過剰生成を抑制する「4MSK」とメラノサイトの活性化を抑える「m-トラネキサム酸」を配合していることが特徴。

監修者の写真 エステティシャン 美容家 美容ライター 寒川あゆみ

使ってみた感想
乳液のようなクリームのようなコクのあるテクスチャの美容液。「シミやくすみが気になる…」「日に焼けたかも…」といった場合に化粧水の後に塗るのがおすすめ。美容液ですが乳液っぽいテクスチャなので、肌への密着力もよく、塗り続けることでお肌のトーンアップが実感できます。

ホワイトニング クリアローション(アテニア)

  ホワイトニング クリアローション アテニア

販売価格(編集部調べ):3,024円(税込)
内容量:150ml
医薬部外品

おすすめの理由
薬用美白成分の持続性スーパービタミンC、保湿成分の濃厚パセリエキス、和漢植物性保湿成分の桃仁エキス、紫蘇エキス、甘草エキス、甘草成分誘導体などが配合されており、スキンケアのステップ1から美白ケアが欲しい方におすすめ。

監修者の写真 エステティシャン 美容家 美容ライター 寒川あゆみ

使ってみた感想
さっぱりとしたテクスチャの美白化粧水。洗顔後に拭き取り化粧水としてコットンでお肌表面になじませた後、再度コットンにたっぷりめに化粧水を取り、優しくパッティングするようになじませることがコツ。くすみやシミ予備軍などの予防としてスタートしたい方におすすめです。

サエル|ホワイトニング エッセンス コンセントレート(DECENCIA)

  サエル ホワイトニング エッセンス コンセントレート DECENCIA

販売価格(編集部調べ):8,100円(税込)
内容量:36ml
医薬部外品

おすすめの理由
美白有効成分である「アルブチン」、抗炎症成分の「トラネキサム酸」をはじめとするメラニン抑制や血行促進などに働きかけるエキスが配合されていることが特徴。中でも「AGEs」にアプローチすることで黄ぐすみのケアも期待できる美容エキスも配合されています。

監修者の写真 エステティシャン 美容家 美容ライター 寒川あゆみ

使ってみた感想
乳液のように柔らかく伸びが良いテクスチャです。保湿成分が入っているからか塗った後はしっとりした印象です。美白力も欲しいけど、保湿力も欲しいという方に向いているコンセントレート。少し厚めに塗ってパックのようにしてから上からクリームで保湿しても良いですね。

ホワイト‐プラス ブライト デイ エマルジョン(クラランス)

  ホワイト‐プラス ブライト デイ エマルジョン クラランス

販売価格(編集部調べ):8,748円(税込)
内容量:75ml
SPF20・PA+++

おすすめの理由
メラニン生成を抑制するアセロラエキスや保湿成分のアセロラ種子エキスが配合されている日中用美容液。SPF20・PA+++の日焼け止め効果があるため、紫外線予防としても使えるのが嬉しいポイントです。

監修者の写真 エステティシャン 美容家 美容ライター 寒川あゆみ

使ってみた感想
着け心地も軽く、同時に保湿効果もある日中用美容液。シミやくすみの元になる紫外線からお肌を守るために、化粧水の後にこのエマルジョンを手のひらを密着させながらポンポンと押しながらなじませ、メイク下地を塗ってメイクをおこなうとヨレにくいことが特徴です。

ディシラ EX|オプティマセラム M1(ディシラ)

 ディシラ EX オプティマセラム F1・F2・M1・M2 ディシラ

販売価格(編集部調べ):12,960円(税込)
内容量:200ml

おすすめの理由
化粧水と美容液が一緒になったような化粧液。F1はみずみずしい使い心地ですっきり、F2はみずみずしい使い心地でしっとり、F3はまろやかな使い心地ですっきり、F4はまろやかな使い心地でしっとりとテクスチャ分けられているので好みの使い心地のものを見つけると良いですね。

監修者の写真 エステティシャン 美容家 美容ライター 寒川あゆみ

使ってみた感想
ブルガリアンローズの品のある香りが特徴で、美白とうるおいの両方に働きかける化粧水ですが美容液のような浸透力があることは特徴。年齢とともに気になる美白も保湿もカバーしたい、良い香りに癒されたいという方におすすめなおプティマセラム。たっぷりと重ねるように塗ることでお肌のふっくら感も実感できます。

日焼けしたらすぐ美白化粧品を使うべき?

こだわって選んだ美白化粧品、日焼けしたらすぐに使いたくなりませんか。しかし、実は日焼け直後の美白化粧品の使用はあまりおすすめできません。

美白化粧品を日焼け後すぐ使ってはいけない理由

日焼け直後の肌は、炎症を起こして軽いやけどを負ったような状態になっています。炎症を起こした肌は外部からの刺激に弱く、ちょっとした刺激でも敏感に反応しがちです。そのため、ひどい日焼けになると普段使っている化粧水がしみる、といったこともあります。

外部刺激に弱くなっている肌をむやみに刺激するのはよくありません。そのため、日焼け直後から2~3日ほどは肌に刺激を与えないことが重要です。

美白成分には、前述したように刺激が比較的出やすい成分があります。そのため、ダメージを負った日焼け直後の肌に美白化粧品は不向きなのです。

では、日焼けした後、美白化粧品はいつから使い始めるとよいのでしょうか。

美白化粧品は赤み・痛みが引いてから

日焼けの程度などにもよりますが、日焼けしたときの赤みやヒリヒリ感は2,3日すると落ち着いてきます。痛みや赤みが完全に落ち着いたら、美白化粧品で攻めのケアを始めるタイミングです。

ただし、痛みや赤みがおさまってからも肌のダメージが完全に回復しているわけではありません。そのため、美白化粧品を使うときは肌の調子を見ながら使用するのが大切です。もし、美白化粧品を使っていてしみたり、赤みやかゆみが出たりといったトラブルを感じたら、一旦その化粧品を使うをやめて、敏感肌用の化粧品で保湿を重視したケアを行いましょう。

美白化粧品はすぐに効果が出るものではありません。最低でも3か月くらいは使い続けましょう。

また、美白化粧品を使うほかにも、日焼け後の肌をケアするのに大切なことがあります。

紫外線対策も必須

美白化粧品によるケアと同じくらい大切なのが、日焼け止めなどによる紫外線対策です。日焼けによってダメージを受けた肌は外部刺激にも弱くなっていると説明しましたが、この外部刺激には紫外線も含まれます。

また、いくら美白化粧品を使用しても、新たに紫外線を浴びて日焼けしていては肌の色も改善しません。そのため、日焼けしたからといってあきらめず、紫外線対策を続けるのが大切なのです。

日焼け直後には日焼け止めがしみる場合があります。また、日焼け止めはどうしても苦手、体質上なかなか合うものがないといった場合もありますよね。そのようなときには、UVカット効果のある服や日傘、帽子などを活用して紫外線対策を行いましょう。

紫外線のダメージは、受ける前に防ぐのが一番です。

日焼けのダメージをケアする生活習慣

日焼けによるダメージを、主に化粧品などでケアする方法を解説してきましたが、実は生活習慣の心がけでも日焼けのダメージへのアプローチが可能です。

すべて行うのは難しいという場合も、できることからどんどんとり入れてみてください。

肌によい食べ物をとる

肌の細胞は、たえず新しい細胞に生まれ変わって新陳代謝しています。しかし、新しい細胞を作り出すための栄養が不足していては、この新陳代謝も滞りがちになってしまいます。そのため、細胞の材料となる栄養や細胞が作り出されるサポートとなる栄養をしっかりとることが大切です。

皮膚の細胞の材料となる栄養は、タンパク質やアミノ酸です。肉や魚、卵などの動物性タンパク質のほか、大豆や野菜などの植物性タンパク質をバランスよくとりましょう。

また、栄養を運ぶ血液を作るには、鉄分が欠かせません。特に女性は鉄分が不足しがちともいわれているため、鉄分も積極的にとりたい栄養です。

鉄分が多い食材としてレバーが出てくる方が多いかもしれませんが、そのほかにもほうれん草などの野菜や海藻、大豆、赤身の魚や肉など、さまざまな食品から摂取できます。また、特に植物に含まれている鉄分は、ビタミンCと一緒に摂取すると吸収率が上がるといわれています。

このほか、うなぎや緑黄色野菜に含まれるビタミンA、果物やサツマイモなどに含まれるビタミンC、ナッツ類などに含まれるビタミンEも肌の細胞を作る助けになります。

さまざまな食材をとり入れ、バランスよく栄養をとれるよう、少しずつ食生活を変えてみましょう。

睡眠をしっかりとる

美しい肌は眠っている間に育つともいわれるほど、肌と睡眠にも深い関係があります。

睡眠中に分泌される成長ホルモンには、日中に受けたダメージを補修する作用があるため、日焼けによるダメージの回復に重要な役割を果たすのです。

就寝中、人間の身体では深い睡眠と浅い睡眠が交互に行われています。深い睡眠と浅い睡眠を1セットとすると、1セットは平均で90分ほどになっています。

成長ホルモンは深い睡眠のときに分泌されますが、特に寝入ってすぐの深い睡眠のときに分泌量が多くなることがわかっています。そのため、特に寝入ってからしばらくはしっかり熟睡することが大切です。

熟睡するために意識したいポイントを、以下にまとめます。

  • 就寝前、暗い中でスマートフォンなどの明るい光を出す画面を見続けない
  • 就寝2時間前の入浴か、就寝前の足浴で体温を調節する
  • 就寝直前の飲酒やカフェインの入った飲料は避ける
  • 就寝前に深呼吸などでリラックスする など

睡眠の質を上げれば、肌によい影響が期待できるだけでなく、寝不足による日中のぼんやり感なども解消できます。できそうなことから、ぜひ積極的にとり入れてみてください。

まとめ

美白化粧品で紫外線によるダメージをすべて「なかったこと」にすることはできません。しかし、美白化粧品で紫外線によって発生したメラニンによるシミへの対策は可能です。また、美白化粧品によるデイリーケアだけでなく、日焼け止めなどによる紫外線対策も毎日行うことが、肌を守るためには大切なのです。

今回紹介した美白ケアとあわせて、紫外線対策をしっかり行いましょう。また、食生活などの生活習慣も、思い当たる部分があればできるところから変えてみてください。即効性はありませんが、気づくとなんとなく調子がいい、と感じられるかもしれません。

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