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セラミドもほかの成分も!しっとり肌を作る化粧品の選び方

更新日:2018/10/19 公開日:2018/10/11

最近、さまざまな化粧品で目にするようになった「セラミド」という成分。保湿サポート力が高く、保湿化粧品やエイジングケアを意識した化粧品を中心に見かけることが多くなりました。保湿成分と言っても多くの種類がありますが、その中でも、セラミドが注目される理由には、どのようなものがあるのでしょうか?

セラミドは保湿ケアにおいて重要な働きします。保湿ケアにセラミドをとり入れることは、より充実したスキンケアを叶えるヒントになります。しかし、やみくもにセラミドを配合した化粧品を使えば良いというわけではありません。セラミドを上手く活用するためのポイントを押さえていきましょう。

セラミドってほかの保湿成分と違うの?

セラミドが注目される理由は、まさに肌が本来持っている機能を引き出してくれることにあります。

私たちの肌は、水分を維持することで強く・美しくなります。そして、肌には水分を維持するための機能が備わっています。普段、何気なく行なっている保湿ケアは、水分を与えるだけでなく、水分を維持しようとする肌の機能を引き出し、維持する状態を目指すのが本来の目的です。

肌がカサカサに乾燥するということは、角層に十分な水分が維持できていない状態です。保湿化粧品で水分を与える必要はありますが、肌が持っている水分を維持しようとする機能が低下しているままでは、すぐに乾燥状態を招いてしまいます。ただ水分を与えるだけでなく、肌が水分を維持するチカラをとり戻すことも保湿ケアには欠かすことはできません。

セラミドは肌に存在する成分

セラミドは、もともと人間の肌に存在する成分で、「細胞間脂質」と呼ばれる脂質の主成分です。この細胞間脂質とは、皮膚の一番表面にあたる角層の水分を維持するのに重要な役割を持っています。

私たちの皮膚は、内側から生まれる小さな細胞(角質細胞)の集合体で構成されています。この細胞をブロックの壁にたとえるとすれば、ブロックとブロックのすき間を埋めるセメントの役割を担っているのが細胞間脂質です。ブロックである角質細胞も水分を含みますが、そのすき間が空いている状態では、角層の水分は抜けやすくなってしまいます。そのため、細胞同士のすき間を埋めているのも細胞間脂質のチカラなのです。

さらに、細胞間脂質(セラミド)は、水分維持をするのに優れた構造を持っています。セラミドを拡大して見ると、それ自体が複数の層を作っています。この層は、水分の層と油分の層が交互に重なっているもので、水分を維持するのに優れているのです。

セラミドだけじゃない!肌の水分を維持する3大要素

肌が持つ水分を維持する機能は、おおきく以下の3つあります。

  • 角質細胞の水分を担う「NMF(天然保湿因子)」
  • 角質細胞の間を埋めるセラミドを主成分とした「細胞間脂質」
  • 皮膚の表面をカバーする「皮脂」

角層内で水分を蓄えるNMF、水分と油分の構造で角層内の水分守る細胞間脂質。そして、外気から皮膚の表面をカバーする皮脂。これらのバランスを保つことが肌の水分維持における重要なポイントになります。そのひとつである細胞間脂質は、それ自体に水分を維持して守ることができる特徴を考えると、乾燥した肌の角層にセラミドを補うことは大きなメリットが考えられます。

年齢と共に、水分を維持する機能は低下する年齢を重ねれば私の細胞や機能は若い頃と比べて低下していくことは当然のこと。セラミドを主成分として細胞間脂質が作られる量も加齢とともに減少します。一般的には、40歳を過ぎるころにはセラミドの量が20歳のころ半分ほどにまで減少するといわれています。そのため、年齢を重ねてからは、特に保湿成分を外部から取り込んで角層のうるおい保持のサポートをすることが、健康でみずみずしい素肌を保つためのポイントになるのです。

保湿化粧品の選び方

保湿化粧品を選ぶポイントは2つあります。

乾燥肌・敏感肌・年齢肌が気になる方はセラミドをとり入れてみて

先ほど説明したように、セラミドは加齢とともに減少する物質です。また、肌が乾燥している方や敏感になっている方は、セラミドも不足している可能性があります。そのため、セラミドを保湿化粧品でとり入れることをおすすめします。

セラミドは油分に溶けやすい性質を持っていますが、化粧水、クリーム、美容液などさまざまな化粧品に配合されています。肌のカサつきが気になり、時間が経ってもテカリが出ないようであれば、うるおいも油分も肌に不足していると考えられます。化粧水だけでなくクリームや乳液、オイル系の美容液などでセラミドと油分を与えることをおすすめします。

肌がオイリーで乾燥を感じない方は、保湿重視の化粧品やセラミドは必要ないと思うかもしれません。ただし、肌がオイリーでテカるにもかかわらず、保湿してから時間がたつと肌の奥がつっぱるような感じのするインナードライ肌の場合、肌の水分が不足しているので、保湿を意識してセラミドをとり入れてみてもよいかもしれません。また、皮脂が多いインナードライ肌の場合は、化粧水などの油分の少ない化粧品を中心にセラミドをとり入れて様子を見てみましょう。

セラミド以外の保湿成分もとり入れて

肌のうるおいを保つうえでは、セラミド以外の保湿成分もしっかりとり入れることが大切です。

コラーゲンやヒアルロン酸は、成分自体が多くの水分を蓄える性質を持っているため、肌の表面や角層で水分を長く与えてくれます。

角質細胞の水分を担うNMF(天然保湿因子)は洗いすぎや摩擦など間違ったスキンケアで減少しやすい物質です。NMFの働きに近いアミノ酸やグリセリン、保湿をサポートするコラーゲンやヒアルロン酸あわせて補うとよいでしょう。

各化粧品メーカーも保湿成分に工夫をこらしており、セラミド以外でも保湿効果の高い成分をたっぷり配合している化粧品が多く見られます。セラミドだけにこだわらず、さまざまな化粧品を試して自分の肌に合う化粧品の組み合わせを見つけましょう。

おすすめ保湿化粧品5選

ここからは、美容家おすすめのセラミド配合の化粧品をご紹介します。

アヤナス|エッセンス コンセントレート(DECENCIA)

 アヤナス エッセンス コンセントレート DECENCIA

販売価格(編集部調べ):8,100円(税込)
内容量:36g

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おすすめの理由
「黄ぐすみ」や「たるみ毛穴」など、年齢を感じるサインが出た肌をやさしくケアしてくれる美容液。予防したい人だけでなく、今すでに悩んでいる人にもアプローチが期待できます。エイジングケアと保湿を同時に行いたい人のスキンケアにも適しています。

監修者の写真 一般社団法人 時短美容協会 代表理事 並木まき

使ってみた感想
粘度の高いオーガニックリフトオイルを含んでいるので、肌への密着性が高く、疲れているときの肌にも試しやすい仕様です。ストレスによるダメージを内側からケアする発想で作られているため、肌荒れが気になっているときのお守りコスメとしても最適です。

NOV|ノブ Ⅲ ミルキィローション(常盤薬品工業)

 NOV ノブ Ⅲ ミルキィローション 常盤薬品工業

販売価格(編集部調べ):4,320円(税込)
内容量:80ml
医薬部外品

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おすすめの理由
肌荒れや乾燥が気になるときに、みずみずしいテクスチャでアプローチできる乳液です。天然型セラミド「セラミド3」を配合していて、肌質を選ばずに使いやすいやさしい使用感が特徴です。

監修者の写真 一般社団法人 時短美容協会 代表理事 並木まき

使ってみた感想
セラミド以外に、アミノ酸やスクワランを配合しているので、皮膚のバリア機能が低下しているように感じるタイミングでのお手入れにも使いやすい乳液です。日頃のお手入れで肌のバリア機能を補いたい方が、気軽に使いやすい価格も魅力です。

ヒフミド|エッセンスローション(小林製薬)

 ヒフミド エッセンスローション 小林製薬

販売価格(編集部調べ):4,644円(税込)
内容量:180ml

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おすすめの理由
3種類のヒト型セラミドを配合している、製薬会社の高保湿化粧水。頑固な乾燥に悩んでいる人の肌でもやさしくうるおしてくれる仕様で、乾燥による小ジワにもアプローチ。「とにかく保湿ケアに重点を置きたい」と思っている方にも最適です。

監修者の写真 一般社団法人 時短美容協会 代表理事 並木まき

使ってみた感想
とろみがあるテクスチャなので、疲れているときの肌にも使いやすい化粧水です。ベタつきが少なく、肌にしっかりとうるおいを補ってくれるような塗り心地で、モチモチの肌に仕上がります。

ミノン|モイストチャージ ローション Ⅰ しっとりタイプ(第一三共ヘルスケア)

 ミノン モイストチャージ ローション Ⅰ しっとりタイプ 第一三共ヘルスケア

販売価格(編集部調べ):1,863円(税込)
内容量:150ml

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おすすめの理由
角質層をやわらげ、うるおいを蓄える肌の土台を整える保湿化粧水です。ベタつきを抑える仕様でつくられているので、朝のメイク前にも使いやすく、デイリーの保湿ケアにとり入れやすい製品です。

監修者の写真 一般社団法人 時短美容協会 代表理事 並木まき

使ってみた感想
すっと肌になじむので、疲れているときや乾燥が気になるときにも使いやすい化粧水。プチプラながら本格的な成分を配合しているので、デイリーのお手入れにも使いやすく、頼りになります。保湿力が高いので、肌のキメやハリ、ツヤが気になっている人にもおすすめです。

米肌|澄肌美白化粧水(コーセープロビジョン)

 米肌 澄肌美白化粧水 コーセープロビジョン

販売価格(編集部調べ):5,940円(税込)
内容量:120ml
医薬部外品

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おすすめの理由
ビタミンC誘導体を配合した美白化粧水。うるおいが角層のすみずみまで浸透しメラニンの生成を抑えて、シミやソバカスを防いでくれます。米と発酵の力で透明感の溢れるなめらかなお肌に導きます。ベタつきがなく使いやすい感触です。

監修者の写真 一般社団法人 時短美容協会 代表理事 並木まき

使ってみた感想
米ぬかも入っているからくすみもなくなり、色白肌が目指せます。肌をしっかりうるおしてくれるけどさっぱりした感触。保水力があるから、毛穴にも期待できそう。ダメージを受けたお肌にうるおいをしっかり与えてくれて、もちもち肌に。日焼け後にコットンパックにしてもおすすめ。

セラミド化粧品と合わせて使いたい年齢ケア化粧品3選

スキンケアにおいて最も重要な保湿ケアですが、年齢を感じる肌へのケアに対して、それだけではもったいない。せっかくなら美容成分も与えてエイジングを意識したケアもしっかり行いたいところですよね。今使っている化粧品を、すべてセラミドを配合したものに切り替える必要はありません。化粧水、美容液、乳液、美容クリーム…そのどれかひとつをセラミド配合の化粧品に切り替えて肌のうるおいをチェックしましょう。そして、それ以外の化粧品でしっかり美容成分を与えていきましょう。

ここからは、セラミド化粧品と一緒に使いたい美容成分を配合した化粧品を紹介します。

エリクシール シュペリエル|エンリッチドセラム CB(資生堂)

 エリクシール シュペリエル エンリッチドセラム CB 資生堂

販売価格(編集部調べ):8,100円(税込)
内容量:35ml

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おすすめの理由
独自の圧縮乳化技術を採用している濃厚な美容液。みずみずしいリキッドが、肌になじみやすく、濃密なテクスチャが特徴です。エイジングケアにアプローチする成分が配合されているので、乾燥が気になっている年齢肌にも使いやすいリッチな美容液です。

監修者の写真 一般社団法人 時短美容協会 代表理事 並木まき

使ってみた感想
保湿だけでなく、ハリに働きかける美容成分「ビルドコラⅦ」や「コラーゲンGL」などが贅沢に配合されています。テクノロジーを活かした上質な使い心地の美容液なので、本格的なうるおいケアを求めている女性にも最適です。

エリクシール シュペリエル|エンリッチドクリーム CB(資生堂)

 エリクシール シュペリエル エンリッチドクリーム CB 資生堂

販売価格(編集部調べ):8,640円(税込)
内容量:45g

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おすすめの理由
エイジングケア成分を贅沢に配合し、ハリにアプローチするクリームです。肌に疲れを感じている人や、ほおの加齢が気になっている人にもおすすめ。濃密なクリームは疲れた肌にも伸ばしやすく、やさしい使い心地です。

監修者の写真 一般社団法人 時短美容協会 代表理事 並木まき

使ってみた感想
多くのアワードを受賞している実力派のクリームです。美容液だと保湿力が物足りないと感じる方にもおすすめで、しっかり伸びるのに、ベタつきを感じさせないリッチな使い心地が特徴。眠っている間に肌に働きかけをしてくれるため、時間がないときのお手入れにも導入しやすいです。

アクアフォースローション M しっとりタイプ(オルビス)

  アクアフォースローションM オルビス

販売価格(編集部調べ):1,620円(税込)
内容量:180ml

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おすすめの理由
すこやかな角層を目指して肌を整えるる化粧水。キメを整え、肌にうるおいを与えます。角層をすこやかに保つ成分「ピュアアクアエッセンス」を配合しているので、乾燥が気になる日にも使いやすく、肌がうるおうので毛穴も目立ちにくくなる気がしています。

監修者の写真 一般社団法人 時短美容協会 代表理事 並木まき

使ってみた感想
コストパフォーマンスが高く、ベタつきがなく使いやすいので、シーンを選ばずに使いやすい化粧水です。さらりとしたテクスチャなので、疲れた日の肌にも使え、もちもちの肌へと整えてくれます。シンプルな化粧水ながら、使用後は毛穴が目立ちにくくなった実感があります。

スキンケア方法の見直しでさらにうるおい肌に近づく

肌の乾燥やゆらぎ、敏感肌などが気になる場合、保湿化粧品を見直すのはおすすめです。しかし、あわせて以下の3つのポイントも見直してみると、よりすこやかな肌に近づけるかもしれません。

  • 洗顔方法が間違っていないか
  • 使用する保湿化粧品の種類は合っているか
  • ピーリングなどのスペシャルケアを行いすぎていないか

それぞれポイントを簡単に解説します。

洗顔方法の間違い

よくある洗顔方法の間違いが、洗顔料をあまり泡立てずに洗うことと、40℃くらいの人肌より熱いお湯で洗うことです。洗顔料をよく泡立てることで、肌をできるだけこすらずに皮脂などの汚れをしっかり落としやすくなります。また、熱いお湯で顔を洗うと本来は肌に必要な皮脂やNMF、セラミドまで洗い流してしまいます。

洗顔料は弾力のある細かな泡がたくさんできるくらい泡立てましょう。手で泡立てるのは時間がかかるうえに難しいですから、洗顔ネットや洗顔料の泡立て器などを使って泡立てるのがおすすめです。また、すすぐときには33℃~36℃くらいのぬるま湯で洗いましょう。

使用する保湿化粧品の種類

肌が乾燥しがちにもかかわらず、保湿は化粧水だけで十分と考えている方もいるようです。また、皮脂が多く出やすいのに、しっかり保湿しなければと油分の多いクリームを使っている方もいるようです。

肌の状態は人それぞれで、どのアイテムを使えばよいかの正解も人によって異なります。今回は保湿成分について紹介しましたが、保湿成分をとり入れつつ、皮脂の量や肌の乾燥度合いによって化粧品で与える油分の量を変えるといった調整も意識してみることをおすすめします。

ピーリングのしすぎは肌の過乾燥を招く

ピーリングとは肌の表面にある角質を取り除くケアのことです。古い角質の蓄積による毛穴づまりや肌のくすみ、シミなどにアプローチできるため、とり入れている方も増えているかもしれません。

透明感のある肌をキープするうえで強力な味方となってくれるピーリングのケアですが、自宅でピーリングを行う場合はその頻度やピーリング後のケアに注意が必要です。ピーリングを過剰に行うと角層を傷めて肌バリアを弱らせる原因になりかねません。また、ピーリング直後は非常に肌がデリケートになっており、美白やマッサージなどの肌に負担をかけるケアはご法度です。

ピーリングを普段からとり入れている場合は、その頻度がピーリング剤の使い方に合っているか、自分の肌に適しているかを確認してみましょう。また、ピーリング直後は十分な保湿と紫外線対策のみのシンプルなケアを心がけてください。

まとめ

セラミドは非常によく目にする保湿サポート成分です。ですが、セラミドさえ肌に与えれば保湿は完璧、といったものではありません。

特に肌の乾燥を強く感じる場合などは、角層で水分維持を担っている細胞間脂質のセラミド、角質細胞のNMFまたは類似した働きをするアミノ酸やグリセリン等で、水分を維持しようとする機能をサポートしましょう。また、肌に水分を与えるコラーゲンやヒアルロン酸もあわせて与えることも意識したいところです。

化粧水だけ、乳液だけという基礎化粧品1つですべての保湿成分をとり入れるのは難しいかもしれません。化粧水と乳液、場合によっては美容液も活用して保湿サポート成分をとり入れて、うるおう素肌を目指しましょう。

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