いくら評判の良い化粧品を使っても、ピリピリ刺激を感じたり、肌の調子が良くならなかったり…。日常的に敏感肌が続く方は、肌本来が持つ肌の「バリア機能」が低下している状態。なんとかしようと、化粧品によるケアを試そうとしても、やっぱり刺激を感じてしまう…そんな習慣性敏感肌にお困りではありませんか?
実は、さまざまな美肌成分を「与える」ことばかりがスキンケアではありません。特に習慣性敏感肌の場合は、シンプルに肌バリアを取り戻すことを最優先に考える必要があります。
習慣性敏感肌とケアの基本
習慣性敏感肌とは、ひどい乾燥やそれにともなう症状が日常的に続く肌のこと。肌には本来、さまざまな刺激から守るためバリア機能が備わっていますが、習慣性敏感肌の方は肌バリアが著しく低下している状態。そのため乾燥した空気や紫外線、化粧品による刺激を受けやすく、肌のためにと思って行うケアが、かえって肌に刺激を与えてしまうことも…。
スキンケアの⽬的と化粧品の選び⽅を⾒直す
習慣性敏感肌の方は、一般的なスキンケアをしていてもなかなか肌の調子が良くなることはありません。今一度スキンケアの目的を振り返り、本当に自分の肌に合ったスキンケアを行うことが大切です。
肌に与えすぎるスキンケアはNG
スキンケアと聞くと、肌をより美しくするため、美白や保湿などさまざまな美肌効果のある成分をたっぷり使うというイメージを持っていませんか?肌が乾燥したり、調子が悪いと何かしら手をかけなくてはいけない!と考えてしまいがちですよね。
肌のバリア機能を取り戻すことを最優先する
習慣性敏感肌は、肌に対するさまざまなスキンケアに耐えられる状態ではなく、たっぷりの美容成分を「与えるケア」は刺激になってしまうことも。そのため、肌のバリア機能を整え、安定させることが何よりも優先しなくてはなりません。
それ以上のケアや化粧品を使用することは、かえって肌トラブルを招くことになるので、化粧品選びは重要なポイントです。
保湿ではなく「補湿」の意識を持ってケアをする
肌のバリア機能は、肌に適度な水分がキープできていることで発揮。バリア機能が低下しているということは、水分が維持できていないので「保湿」が重要なケアになります。
そうすると「とにかく水分を与えよう!」と、保湿成分をたっぷり配合した化粧品を選んでしまいたくなりがち。しかし、これでは与えるケアになって化粧品による刺激を発生させてしまうことに。そこで習慣性敏感肌の方は、失われた肌のバリア機能を構成する成分を補う、「補湿」を意識します。
つまり、もともと肌に存在しない成分を与えるのではなく、肌が本来必要とする成分を補ってあげことが必要なのです。
肌に存在する成分、近い成分を選ぶほど◎
敏感になった肌が嫌うのは「異物」です。どんなに美容効果の高い成分や植物成分であっても、肌にとっては異物とみなされてしまえば、それはピリピリと刺激となって反応します。刺激とは、肌からのレスキューサインと考えるとわかりやすいですよね。
「肌にとって異物ではなく、肌が失ったものを補う」つまり、もともと肌に存在する成分を化粧品で補ってあげれば良いのです。化粧品に配合される成分には、肌に存在しない成分があれば、もともと肌に存在している成分も。また、肌に存在する成分に近い成分も親和性が高いので、刺激になりにくいといえます。
肌に必要な成分を「補う」ために!スキンケア⼤学編集部おすすめ化粧品
肌バリアを取り戻したい方におすすめなのが、習慣性敏感肌について長年研究を続けているナノエッグの「MediQOL(メディコル)」シリーズです。
習慣性敏感肌の方でも使える化粧品として、肌に存在する成分をもとに作られた化粧品ブランドで、肌にとって異物になる可能性があるアルコール・防腐剤・界面活性剤*・香料・着色料・鉱物油は不使用。健やかな肌を保つために肌のバリア機能を補い、「肌にある成分」を厳選したこだわりのスキンケア化粧品です。
*ウォッシングパウダーは合成界面活性剤不使用
MediQOL ウォッシングパウダー
人の皮脂類似成分を主成分としたパウダータイプ洗顔料。
肌トラブルの原因となる汚れや酸化物質を取り去りながら、肌表面に瞬時に保護皮膚膜を形成し、ふんわりやわらかく、キメのこまかい肌に洗い上げます。
MediQOL スキンウォーター 35/54
細胞の周りの水分に必要な「アミノ酸・ビタミン類・無機質・補酵素・糖」の5項目に該当するすべての成分を配合した補充水。肌の水分と類似組成で、角質層のすみずみまでうるおいを補充してくれます。シートから切り離すことができるので、1回分ずつフレッシュに使えます。
商品名にある「35/54」とは、肌に必要な水分に含まれる成分の数が54種類ある中で、少しでも刺激を招く可能性がある成分を抜いた35成分を配合していることを表しています。
MediQOL スキンリピッド 15/33 タイプⅠ・Ⅱ
肌のバリアの中心を担っている皮脂と細胞間脂質(ラメラ)を補ってくれるクリーム。肌をしっとりなめらかに整えてくれます。
「タイプⅠ」は、季節や体調などの変化によって肌トラブルを引き起こしがちな敏感肌向け。「タイプⅡ」は、バリアが低下した敏感肌向けです。商品名にある「15/33」とは、皮脂膜と細胞間脂質が33種類で構成されており、そのうち化粧品に配合可能な15種類がクリームに配合されていることを表しています。
習慣性敏感肌で悩んでいる方にピッタリの「MediQOL(メディコル)」シリーズ。「これが私の肌質だから」とあきらめないで、こだわりのスキンケアシリーズでどんなときでも調子の良い肌を手に入れましょう。
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