忘年会や新年会が増えるこれからの季節。お酒を飲む機会も、多くなりますよね。「飲みすぎは健康にさまざまな影響に与える」といわれますが、髪や頭皮には、どんな影響があるのでしょうか。今回はお酒が髪や頭皮に与える影響と、取り入れたいヘアケア方法について紹介します。
お酒は髪や頭皮に悪い影響を与える?
飲み会で酌み交わす楽しいお酒は、日々のストレスを解消してくれる息抜きのひとつ。適量のお酒は、身体のめぐりを高めてくれるというメリットもありますよね。
しかし、何事もほどほどが一番。
過度な飲酒は二日酔いなどの不快感を引き起こすだけでなく、依存しがちになるケース、体調不良や肥満の引き金となってしまうケースもあります。
またアルコールを摂取すると肝臓まで運ばれ、悪酔いや頭痛を引き起こすアセトアルデヒドという物質に分解されます。この物質がさらに分解されて体内をめぐる影響から、頭皮や髪に十分な栄養が行き渡らなくなる可能性もあるのです。
身体はもちろん、健やかな髪と頭皮のためにも、お酒の飲みすぎは禁物ですね。
お酒を飲むとこんな誘惑・弊害にも注意!
お酒をたくさん飲んで酔いが回ると、自制心も低下。以下のような誘惑に弱くなり、思わぬ弊害を引き起こすこともありますよね。
タバコ
お酒の席では、会話の合間についタバコに手が…という人もいることでしょう。タバコにはニコチンやタール、一酸化炭素などの有害成分が多く含まれています。それらは体内のめぐりを低下させるため、髪や頭皮に必要な栄養が行き渡らなくなることがあります。
また、健やかな髪が育つためにはビタミンCも必要ですが、タバコを吸うとビタミンが大量消費されてしまい、体内で不足しがちになるので気をつけましょう。
食欲が出て肥満に
飲み物だからと油断しがちですが、穀物などから作られたお酒は、それ自体カロリーが高め。加えてお酒を飲むと食欲が刺激され、居酒屋メニューにありがちな脂っこい・塩辛いおつまみ、〆のラーメンなどが欲しくなってしまうものです。こうした食習慣は肥満や生活習慣病を引き起こすと言われており、髪や頭皮の健康を損なう原因になることがあります。
睡眠の質が低下
睡眠は心身を癒し、髪や頭皮の健やかな成長を促すために欠かせません。「眠れないから、寝つきをよくするためにお酒を飲む」という人もいますよね。実はこれは、大きな間違いです。
確かにお酒を飲むと眠たくなりますが、眠り自体は浅い状態に。夜中に何度も起きるなどして睡眠の質が低下し、頭皮環境にもよくない影響を与えてしまいます。
お酒を飲みすぎないコツは?
飲みすぎは、身体や髪の成長によくないもの。頭ではわかっていても、実際にはなかなかやめられないものですよね。であれば、お酒との付き合い方を変えてみるのも方法の一つです。飲み過ぎを防ぐコツについて、考えてみませんか?
「1日に飲む量」を決めて守る
大切なのは、節度のある飲酒量を守ることです。ちなみに国民健康づくり運動「健康日本21」によると、「節度ある適度な飲酒量」とは純粋アルコールで1日平均約20g程度とされています[1]。これを具体的なお酒に換算すると、以下のようになります。
- ビール…中ビン1本(500ml)
- 清酒…1合(180ml)
- ウイスキーやブランデー…ダブル1杯(60ml)
- ワイン…グラス2杯弱(200ml)
女性やアルコールに弱い人は、より少量の飲酒が推奨されています。
だらだらと飲み続けるのではなく、2杯に1杯はソフトドリンクやノンアルコールを挟むなどして、飲む量をコントロールしましょう。飲んだ分の缶やグラスを目の前に置き、飲酒量を可視化するのもおすすめです。
「飲まない日」を作る
「今日は飲まない」という日を作ることも大切です。「休肝日だから」「今日は車だから」などと、周囲に飲まない理由を宣言するのもおすすめです。あらかじめ宣言しておけば、もし自分がお酒の誘惑に負けそうになっても周りが指摘してくれるケースもあるでしょう。
飲み過ぎないためにも、あえてお酒の誘惑から離れて早めに帰宅し、ボディケアや頭皮ケアの時間にあてるのもよいですね。特におすすめなのが、ゆっくりと湯船に浸かることです。身体を芯から温めることで、日頃から滞りがちなめぐりを促進。緊張をほぐしてストレスを解消する、寝つきをよくするなどの効果も期待できますよ。
お風呂で手軽にスカルプケア!ランブット・トリートメント
お風呂にゆっくり入るだけでも頭皮や髪に良い影響を与えてくれますが、そんなバスタイムにプラスしてぜひ使っていただきたいスカルプケアアイテムが、ランブット・トリートメントです。
ノニの豊富な栄養をじっくり頭皮へ
「ノニ」とは、東南アジアや太平洋諸島に自生するスーパーフード。ビタミンCやアミノ酸、ミネラル、ポリフェノールなど、頭皮によい栄養素を豊富に含む果実です。インドネシアでは古来より、ノニを頭皮に直接塗って浸透させるスカルプケアが行われていました。ランブット・トリートメントはそのケアをより手軽に行えるよう、独自処方・塗りやすいテクスチャーを工夫しています。
ホホバオイルも配合
人の皮脂に成分がよく似ている、植物性のホホバオイル。頭皮になじんで不要な汚れを洗い流すとともに、ノニの栄養をすみずみまで行き渡らせます。同時に、頭皮に必要なうるおいを補ってくれるので、気温とともに湿度が下がって乾燥しやすいこれからの季節におすすめです。
「スカルプケアって、休肝日だけしても意味がないのでは?」と感じる人もいるかもしれませんが、ランブット・トリートメントは週に2回の使用で十分。毎日使い続ける必要がないのも、忙しい現代男性にうれしいポイントですよね。「週に2回は休肝日にして、スカルプケアにあてる」などのマイルールを作ると、体にも髪にも一石二鳥ですね。
楽しい時間を演出してくれるお酒ですが、飲みすぎは体にとっても髪や頭皮とっても悪影響。適度に休肝日を設けてお酒と上手に付き合うことが大切です。飲み会を入れずに早めに帰宅した日は、バスルームでできるヘアケアを同時に取り入れて、健やかな髪の状態をキープしましょう。
参考文献
- [1]厚生労働省 "アルコール" 厚生労働省ホームページ. https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b5.html(参照2019-11-06)
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